スピッツ、4回目の6曲目、最終回となりました。
今日は、スピッツ結成当時のプロフィールを少し紹介させて頂こうと思います。
失礼とは存じていますが、敬称は略させて頂きます。
――― 1986年春、東京造形大学で草野 (ヴォーカル) と田村 (ベース) が出会い、重音部 (?) (軽音楽部ではなく、「重音部」 (?) (笑) ) に入部。 先輩で後のフライングキッズのメンバーの演奏に刺激され、現在とは全くジャンルの違う 「パンク」 をやる事を決意。
ドラムに同サークル部員を迎え、「チーターズ」 (水前寺清子にちなんだネーミング) を結成。 オリジナル曲もそこそこに 「365歩のマーチ」 をパンクにアレンジしたり、「いちご白書をもう一度」 をブラック・サバス風にして演奏した。
その後、草野のギターの負担をカヴァーするためギターを一人加え、バンド名を 「ザ・スピッツ」 に変更。 しかし、後に草野がブルーハーツの 「人にやさしく」 に衝撃を受け、やる気を失くして活動中止となる。
翌年、草野が東京造形大学を離れ、武蔵野美術大学に入学した事からバンド仲間とは疎遠になり、ザ・スピッツは自然消滅したが、その後も草野と田村の仲は継続していて、後に草野がライヴハウスでやれる本格的なバンド活動の話しを持ちかける。
田村は同じく上京していた幼馴染の三輪 (ギター) を誘い、三輪は文化服装学院で同じフォークソング部に所属していた崎山 (ドラムス) をヘルプで誘う。 (崎山はドラムスの腕から、既に多くのバンドを掛け持ちしていた)
この4人で 「スピッツ」 を結成し、文化服装学院の 「夏祭り」 にて初ライヴを行う。
その後、新宿ロフトを目標に新宿JAM、渋谷ラ・ママ、下北沢屋根裏などでライヴ活動を開始。 翌年からはホコ天ライヴも行う。
それでも結成当初はまだ、ブルーハーツの影響から抜け出せず、渋谷ラ・ママのブッキング・マネージャーから 「ブルーハーツの二番煎じでは、先は望めない」 と指摘される。
草野自身もハンドマイクで暴れたり、観客をあおったりするスタイルが自分に似合わないと感じ始めていた事もあり、ドノヴァン (スコットランドのフォークロック・シンガー、ミュージシャン) を意識して、アコースティック・ギターを持つようになる。
この時に 「恋のうた」 や 「ヒバリのこころ」 などが作られ、スピッツ独自の楽曲スタイルが確立されていった ・・・
さて ・・・ 今日の曲、行きます。
「つぐみ」 は、現在オリジナル・アルバムとしては最新の 「とげまる」 からのシングル。
作詞・作曲:草野正宗 / 編曲:スピッツ&亀田誠治 (シングルのカップリングで収録されている2010年のライヴ・ヴァージョンでは、編曲はクジヒロコ)
苦しいほど、切ない、恋する人への想いを歌った曲 ・・・
「つぐみ」 ・・・ いい曲ですねー
映像は、2010年のライヴから。
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さて、如何だったでしょうか? スピッツ特集。
私自身、こんなに楽しくブログを書いたのは、ひさしぶり ・・・ それとも、初めてかな? ・・・
そんな感じでした。
スピッツの音楽やプロフィール ・・・ 映像や音源、そしてウィキペディアなどによる文献を調べれば調べるほど、草野さんを始めメンバーの方達って本当にいい人達なんだなって思いました。
「いい音楽」 って、こういう 「いい人達」 によって作られるんだなーと ・・・ しみじみ思いました。
なんか、「帰る場所」 って、こういう音楽なのかな? ともね ・・・
今までスピッツのファンだった方はもちろん、これからファンになろうかな? って思っている方々、大丈夫! 間違いありません! 断言します! ・・・ (笑)
今回、ライヴ映像を多く使わせてもらいましたが、そのアップされた方へこの場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました。
また、機会がありましたらもちろん! スピッツ、取り上げさせて頂きます。
春には春の ・・・ 夏には夏に ・・・ 合う曲が、好きな曲が、ありますので。
現在スピッツの皆さんは、ニュー・アルバム制作のために集結し、少しづつ活動をしているようです。 また素敵なアルバムを届けてくれるでしょうし、それに伴うコンサート・ツアーも始まるでしょう。
楽しみに待っています。
スピッツの皆さん、本当にありがとうございました。
そして、何よりもこのブログを見ているあなたへ ・・・
Thanks ・・・ You ・・・
では、またね。