また、矢沢さんの曲を。

 今日は、広島時代の頃からのプロフィールを紹介しつつ、曲に繋げていきたいと思っています。

 ――― 幼少時代、実母が家を出て、実父は原爆後遺症で早逝したため、幼少期は親戚中をたらい回しにされる。

 その後は祖母に育てられ、極貧の少年時代を過ごした。 この頃、近所の裕福な家の子供に 「お前の家は貧乏でケーキなんか買えないだろう」 とケーキの一部を顔に投げつけられるなどの屈辱を受けた。 このような経験が積み重なり、「BIGになる」 との思いが芽生えたと語っている。

 中学時代、ラジオから流れるザ・ビートルズの音楽を聴きロック・ミュージックに目覚め、更にザ・ヴェンチャーズの広島公演に行った事で、すっかり感化され、スターになる事を夢見るようになった。

 高校卒業と同時に、トランクとギターとアルバイトで貯めた5万円を持って最終の夜行列車で上京する。 しかし、横浜駅で途中下車。 チャイナタウンなどで働きながらバンド活動を始めた。

 蒲田 (かまた) 、川崎、横浜、横須賀 (よこすか) などのライヴハウスやキャバレー、兵隊の集まるゴーゴー・クラブで歌い始めた。 ―――


 今日の曲は、そんな矢沢さんの初期の頃の曲を2曲。

 1972年にロックバンド 「CAROL」 を結成し、同年デビュー。 同バンドの1973年リリース、6枚目のシングル 「0時5分の最終列車」 を。

 作詞:大倉洋一 / 作曲:矢沢永吉

 後に、ソロになってから、1985年リリースのセルフ・カヴァー・アルバム 「TEN YEARS AGO」 にも収録。

 映像は、2002年のライヴから。

 そして、3年間の活動で CAROL は解散。 1975年に矢沢さんは、ソロ・デビュー。

 本日2曲目は、1978年リリースの5枚目のシングル 「時間よ止まれ」 のB面曲として収録された 「チャイナタウン」 を。

 1977年リリースの3枚目のアルバム 「ドアを開けろ」 に収録。

 1998年にリメイク、再レコーディングしてシングルとして発売。 その年リリースのセルフ・カヴァー・アルバム 「SUBWAY EXPRESS (サブウェイ・エクスプレス) 」 に収録。

 作詞:山川啓介 / 作曲・編曲:矢沢永吉

 映像は、PV (1998年ヴァージョン) 。

 




















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         では、また。