ブルース・スプリングスティーン4日連続の最後の4曲目は、日本盤では、3月21日にリリースされるニュー・アルバム 「レッキング・ボール (Wrecking Ball) 」 から。

 1st シングルとなる 「ウィー・テイク・ケア・オブ・アワ・オウン (We Take Care of Our Own) 」 を。

 このまま、私は、1ヵ月ぐらいブルースの曲ばっかりを取り上げていきたい衝動に駆られていますが ・・・ まあ、この辺で終了します。


 さて、新作アルバムについてブルースは、アメリカが今、直面している経済問題に触発されていると ・・・ 次のように語った。

 「俺たちの国でまかり通った事は間違っていたし、国のためを思ってない事だったし、アメリカらしいものでもなく、しかも、誰もその責任を追及されていないんだ。 俺の音楽の一番いい作品には、本当の愛国心が込められているものなんだけど、今度のは批判的で、懐疑的で、たいていの場合、怒りに満ちた愛国心がこもっているんだよ」 と ・・・ 。

 さらに、記者会見で次のようにも語った。 「俺は自分の人生を、アメリカの現実とアメリカン・ドリームの間の距離を測ることにずっと捧げてきたようなもんだよ」


 ・・・ アメリカに限らず、現在は、世界どの国でも経済的な破綻が問題になっていますね。 ギリシャの破綻や、ユーロの貨幣価値も下がってきている。 日本でも国の借金が、1000兆円を超えるというし ・・・ 。

 このブルースの言ったコメントを、仮に日本のアーティストが言った言葉だったとして、「アメリカ」 を 「日本」 に置き換えて読んでみると、そのままピッタリとあてはまってしまいます。

 日本では、自民党のやり方に嫌気をさした国民が、政権を民主党に委ねました。 一昨年の夏でしたね。 その間、総理大臣が3人も代わりました。 鳩山さん、菅さん、野田さんですね。 何をやってるんでしょうか? ・・・ 何ができたんでしょうか? ・・・ 途中、東日本大震災が起きて、多少の混乱はしょうがなかったにしても ・・・ 。

 大阪では、橋下 徹市長を代表とする 「維新の会」 が、政権を執ってしまうのではないか? という、大きなうねりが起きていて、注目されていますね。 これに対して、古い政治家や政治評論家達は、批判含みの発言をしていますが ・・・ どうでしょう? ある意味、独裁的なやり方をするリーダーかもしれませんが、もう、こういう人に任せるしか無い! ぐらいの所に日本は来てるんではないか? と ・・・ 。

 「世界経済」 の事、「維新の会」 の今後の言動など、注意して見つめなくては ・・・ と思っています。


 あ、なんか脱線してしまいました ・・・ 。


 ブルースのニュー・アルバム 「レッキング・ボール」 の 「wrecking ball」 とは、何だろう? と思って、調べました。
 「建物解体用鉄球」 の事です。 なるほどね ・・・ 。


 映像は、公式PV。
 
 アルバム・リリース前にもかかわらず、しかも英詞付きの無料配信です。 太っ腹だね、ボス!

 We take care of our own , Wherever this flag's flown ・・・

 自分達のめんどうは、自分達でみる、この旗がどこになびいていようと ・・・

 














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      では、また。