クリスマス・イヴですね。

 今年もまた、ミルシアさんに登場して頂きます。

 今日の曲 「In mir klingt ein Lied」 は、ショパン (フレデリック・フランソワ・ショパン) 作曲の曲。

 ショパンについて少し ・・・

 ポーランド出身の前期ロマン派を代表する作曲家。 その作曲のほとんどを、ピアノ独奏曲が占め、「ピアノの詩人」 とも呼ばれる ・・・ 。


 この曲は、元々はこのようなタイトルは付いておらず、「練習曲 (12の練習曲 作品10) 」 の中の 「第3番ホ長調」 との事。

 ショパン作曲の 「練習曲」 は、ピアノのための練習曲の中で最も有名なものの一つで、全27曲ある。 練習曲ではあるが、音楽的にも完成された作品であり、弾きこなすには高度な技術と芸術的センスが必要である。 演奏会でも取り上げられる事が多く、愛称が付いている作品も多いが、いずれもショパン自身によるものではない ・・・ との事。

 この曲が作曲された当時、ショパンの祖国ポーランド (当時は、ワルシャワ公国) は、プロシアとロシアによって分割され、消滅しようとしていた。 パリで音楽活動をしていたショパンは、「祖国への別れと愛国心を込めて、この曲を作った」 と語った。

 その後、1930年代に、ショパンの人生を描いた伝記映画が製作される際 (フランス映画) 、エルンスト・マリシュカが脚本を担当した時に作詞された。 以来、日本ではこの曲は、「別れの曲 (別れの歌) 」 と呼ぶようになった。

 ドイツ (プロシアを中心としてできた国) では、「In mir klingt ein Lied」 (私の心の中で一つの歌が響いている) というタイトルで知られており、歌詞の内容は、「私の心の中で、あなたへの強い愛を込めた、かすかな優しい歌が響いています」 というもの。 ショパンのポーランドへの愛国心を歌った内容の歌詞を付けるわけにはいかなかったので、当たり障りの無い、ラヴ・ソングにしたという ・・・ 。

 ちなみに、それ以外の海外での愛称は、「tristesse」 で、「悲しみ (哀しみ) 」 や 「憂鬱」 を意味するタイトルである、との事。


 では ・・・ ミルシア・ロウェルズ (Mirusia Louweres) 、アンドレ・リュウ (Andre Rieu) (指揮、ヴァイオリン) とオーケストラによる素晴らしいステージを ・・・ 













 そして、アンドレ・リュウ&オーケストラによる、クリスマス・スタンダード・ナンバー・メドレーを。

 「White Christmas」 演奏時、客席に演出効果で雪を降らせるんですが、そこで、ちょっとしたハプニングが起きて ・・・ これが ・・・ 楽しい (?) ・・・ 。














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 客席の一部分に、多く降ってしまった雪によって、お客さんも、どよめき ~ 苦笑、そして、笑いとなり、演奏が終わってアンドレさんがお客に向って何か言ってますが、そこでまた、大笑いとなり ・・・ とても楽しい映像です。

 何を言ったのか、わかれば、もっといいんですが ・・・

 きっと、こんな感じかな?

 「雪が多く降ってしまった貴方の所へは、今年は、サンタクロースが真っ先に来てくれるんじゃない?」 ・・・ とかって? 。

 あ、そう言えば ・・・ 日本では、サンタクロースって言いますが、本当は、英語では「サンタクローズ」 って濁るんですがねー ・・・ 何でだろう? ・・・ ま、いっか。


 


       では、また。


 
  楽しいクリスマス・イヴでありますように ・・・   クリスマスリース  HO! HO! HO!  クリスマスツリー