昨日に引き続き、中村雅俊さんを。
「時代遅れの恋人たち」 と、リリース年が前後してしまいますが、今日は、「ただお前がいい」 という曲を。
中村雅俊さんの事を少し ・・・
1951年2月1日生まれ。 宮城県牡鹿郡女川町出身。 俳優、歌手。
1973年、文学座附属演劇研究所に入所。 翌年、慶応義塾大学卒業と同時に文学座に入団。
テレビ初出演作は、1974年の 「太陽にほえろ!」 第84話。
そして、その2ヵ月後に、青春ドラマ 「われら青春!」 の主役に抜擢され人気を獲得し、自らが歌う挿入歌 「ふれあい」 が100万枚を超えるセールスを記録した。
この主役は、本来、松田優作で内定していたが、萩原健一の降板に伴って松田が 「太陽にほえろ!」 に出演する事になったために主役の座が空き、急遽出演が決まった。 文学座のマネージャーと、一期先輩である松田が、番組プロデューサーに推薦したとの事。
「われら青春!」 で中村は、一躍その名を全国に轟かせ、以降、俳優としてテレビドラマ、映画、ミュージカル、CMへの出演、歌手としてもデビューから現在に至るまで、毎年コンサート・ツアーを敢行。 いずれも大きな成功を収めている。
中村雅俊さん出演の青春ドラマ・シリーズの時系列は、こんな感じ ・・・
「われら青春!」 1974年
「俺たちの勲章」 1975年
「俺たちの旅」 1975年
「俺たちの祭り」 1977年
「青春ド真ん中!」 1978年
「ゆうひが丘の総理大臣」 1978年 ・・・
今日の曲 「ただお前がいい」 は、1975年リリースのシングル。 「俺たちの旅」 のエンディング・テーマ曲でした。
タイトルを見ると、歌詞の内容は、恋人に向けたラヴ・ソングのように思いますが、そうではなく、男同士の友情を描いた内容。
作詞・作曲:小椋 佳
映像は、レコード・ジャケ写真。
The Songs/中村雅俊

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では、また。