「シンギン・イン・ザ・レイン (Singin’ In The Rain) (= 邦題 雨に唄えば) 」 は、1952年公開のアメリカのミュージカル映画。
サイレント映画からトーキー映画 (talking picture = talkie) に移る時代を描いたコメディ・ミュージカル。 ハリウッドを代表する名作の一つであり、今なお色あせる事無く輝きを放つ。
特にジーン・ケリー (Gene Kelly) が土砂降りの雨の中で、主題歌 (Singin’ In The Rain) を歌いながらタップ・ダンスを踊る場面は、映画史に残る名シーンとされる。
この曲の作詞は、アーサー・フリード、作曲は、ナシオ・ハーブ・ブラウンで、1929年のアメリカ映画 「ハリウッド・レビュー」 で最初に用いられ、その後、スタンダードとなった。
ジーン・ケリー (1912年8月23日-1996年2月2日) は、アメリカ、ペンシルヴェニア州出身の俳優、ダンサー、振付師。
少年時代からダンス教室に通い、18歳の時に家がダンス・スタジオを始めていたので、そこで教えてもいた。 26歳からブロードウェイでダンサーをし、30歳で映画デビュー。 その後、たくさんのMGMの作品に主演し、ハリウッドの黄金時代を築いた。
名ダンサー、フレッド・アステアと共にMGMの二枚看板として活躍した。 ケリーのダンスは、アステアの華麗で洗練されたダンスとはまた違い、躍動感に溢れ、アクロバティックな中にも緻密な計算があった。 また、スタント・マンを使わない事でも知られた。
では、「シンギン・イン・ザ・レイン」 、映像は、映画のシーンより。
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そして、1950年の映画 「サマー・ストック (Summer Stock) 」 から、ダンス・シーンをもう一本。
「サマー・ストック」 は、ジュディ・ガーランド、ジーン・ケリー主演のミュージカル映画で、金に困って納屋を劇場に貸す農場の女性を描く、チャールズ・ウォルターズ監督作品。
タイトルの 「summer stock」 とは、(避暑地などでの劇団の) 夏季公演の事。 「stock」 は、劇団の 「レパートリー」 と納屋の 「家畜」 をかけたもの。
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では、また。