風は、強い日が多いですが、晴れると汗ばむほどの陽気になりました。 夏を感じる今日この頃です。
去年のゴールデンウィーク頃には、気がはやり、ビーチ・ボーイズの曲を一曲取り上げた記憶がありますが、今年は、ベンチャーズを行ってみようかな? と思います。
ザ・ベンチャーズ (The Ventures) は、1959年結成。 アメリカ、ワシントン州・タコマ出身。
エレクトリック・ギターを主軸としたインストゥルメンタル・バンド。
日本に於いてはビートルズと並び、音楽業界に影響を与えたバンドとされている。
1959年、ドン・ウィルソン (リズム・ギター、ベンチャーズのリーダー) とボブ・ボーグル (初代リード・ギター) により結成。 結成時は 「インパクツ」 を経て、「ヴァ―サトーンズ」 と名乗っていたが、すでに使われていたグループ名だったため、ドンの母親の提案によって 「ザ・ベンチャーズ」 と名乗るようになる。
当初の演奏スタイルは、リード・ギターとリズム・ギターを曲によって交代し、正式なベースとドラムは不在だった。
フェンダー社のストラトキャスターやジャズマスターを主に使用していた。
全米メジャー・デビューは1960年で、「ウォーク・ドント・ラン (= 邦題 急がば廻れ) 」 。
地元シアトルのラジオ局が、ニュース番組のテーマ曲として起用した事から火が付き、瞬く間にビルボードのヒットチャート2位を記録した。
この曲は、チェット・アトキンスが編み出した 「ギャロッピング奏法」 をベース、メロディ、コード・バッキングに分解し、それにドラム・パートを加え、ロックンロールのリズムに乗せた物であり、このシンプルなスタイルが以後のベンチャーズの基本的なアレンジとなって現在に至る。
日本で人気が出たのは、1965年の2回目の来日公演からだった。 彼らはシグネイチャー・モデルであるモズライトのギターで、真空管アンプのもつダイナミックなサウンドを奏で、大エレキ・ブームを巻き起こした。
低音弦をスライドさせて、ピッキングを行う 「クロマティック・ラン」 奏法のサウンド (日本では、一般的に 「テケテケ」 とか 「グリッサンド」 と呼ばれる) と共に、「ダイアモンド・ヘッド」 、「パイプ・ライン」 、「10番街の殺人」 、「ウォーク・ドント・ラン」 、「キャラバン」 など数々のヒット曲を生み出した。
では、まず、「ウォーク・ドント・ラン」 を。 映像は、レコード・ジャケ写真。
そして、私がベンチャーズで最も好きな曲 「Slaghter on 10th Avenue (= 邦題 10番街の殺人) 」 を。 1965年リリースのアルバム 「Knock Me Out! (ノック・ミー・アウト) 」 に収録。
映像は、1965年の来日公演でのライヴとの事。
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では、また。