昨日に引き続き、今日もフォー・シーズンズの曲を。

 今日は、フランキー・ヴァリについて少し。

 フランキー・ヴァリ (Frankie Valli) (本名:フランク・カステルッシオ) は、1937年5月3日生まれ。 ニュージャージー州・ニューアーク出身。 イタリア系アメリカ人。

 フランキー・ヴァリが育った当時のアメリカでは、貧しいイタリア系移民の多くは、犯罪に手を染め 「マフィア」 の一員になる者や、金や地位を得るためにボクサーに憧れた少年達も多かったが、ヴァリは、トニー・ベネットやフランク・シナトラに憧れ、貧しい生活から抜け出すために歌手を志した。
 
 しかし、鳴かず飛ばずの下積み生活が10年近く続き、転職も考え始めたという。

 そんな中、ボブ・ゴーディオ、トミー・デヴィート、ニック・マッシらと結成したグループ、「フォー・ラヴァ―ズ」 を 「フォー・シーズンズ」 に改名し、黒人音楽の名門レーベル 「ヴィージェイ」 から再デビューをする事になり、発売されたシングルが 「Sherry」 だった。


 1960年代前半に、イギリスのバンドがアメリカに上陸した時に対抗できたのは、ビーチ・ボーイズやフォー・シーズンズ、或いは 「モータウン系」 のグループやアーティストだった。


 ・・・ 私にとって60年代の音楽というのは、「音楽の宝箱」 のような時代で、一番好きな年代かもしれません。 心がグッーと締め付けられるような、俗に言う 「心の琴線に触れる」 というような素晴らしいメロディやリズムなどが、多いような気がします。

 今日の曲は、フォー・シーズンズ (The Four Seasons) の1964年リリースのシングル、「Rag Doll (= 邦題 悲しきラグ・ドール) 」 のB面曲だった 「サイレンス・イズ・ゴールデン (Silence Is Golden) (= 邦題 沈黙は金) 」 を。

 作詞・作曲:ボブ・クリュー、ボブ・ゴーディオ

 イギリスのバンド、ザ・トレメローズ (The Tremeloes) が、3年後の1967年にカヴァーして、全英1位を獲得して有名になった曲でもある。

 トレメローズに関しては、また、いつか取り上げてみたいと思っています。


 さて、映像は、比較的最近のフォー・シーズンズのライヴからの物と、リリース当時の音源で、EPレコード・ジャケ写真の物と二つを。










    
Anthology/Four Seasons

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        では、また。