ザ・フォー・シーズンズ (The Four Seasons) は、主に1960年代に活動したアメリカのロック・グループ。

 フランキー・ヴァリが、グループのリード・ヴォーカルであり顔役でもあるため、現在再発売されているCDの多くでは 「Frankie Valli and The Four Seasons」 とクレジットされている。

 1960年代初めにヴァリを中心に活動していた 「フォー・ラヴァ―ズ」 を再編して、フォー・シーズンズを結成。 (グループ名は、ニュージャージー州にあったボーリング場の名前からとったという。 ) 名プロデューサー、ボブ・クリューのもとで、1962年以降 「Sherry (シェリー) 」 、「Big Girls Don't Cry (= 邦題 恋のやせがまん) 」 、「Walk Like a Man (= 邦題 恋のハリキリ・ボーイ) 」 などのヒット曲を連発する。 (3曲とも全米1位)

 ドゥー・ワップの音楽性を大胆に取り込んだ曲は、ポップ・チャートばかりでなく、R&Bチャートでも大きな成功を収め、ライチャス・ブラザーズと共に、ブルー・アイド・ソウルの草分けとも言える存在でもあった。

 1964年になると、ドゥー・ワップ・スタイルから脱却し、スケールの大きな曲調と複雑なコーラスが絡み合う、いわゆる日本で言うソフト・ロック的なアプローチを始め、この路線でもヒットした。 「Rag Doll (= 邦題 悲しきラグ・ドール) 」 (全米1位)など。

 その後、一時低迷したものの、1970年代にも新編成で人気が再燃し、「December,1963 (Oh,What A Night) (= 邦題 1963年12月 (あの素晴らしき夜) ) 」 (全米1位)などがヒット。

 また、ヴァリは、グループと並行してソロ活動を行い、「Can't Take My Eyes Off You (= 邦題 君の瞳に恋してる) 」 、「Grease (グリース) (映画 「グリース」 の主題歌) 」 (共に全米1位) などをヒットさせた。


 今日は、そんな中で、私自身最も思い入れのある大好きな曲、3曲を取り上げさせて頂きます。

 「Sherry」 、「Big Girls Don't Cry」 (共に1962年リリース) 、「Walk Like a Man」 (1963年) を。



 「Sherry」






 「Big Girls Don't Cry」






 「Walk Like a Man」







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          では、また。