今朝起きたら、千葉方面でも雪が少し積もっていたので、びっくりしました。

 なんか、「雪」 っていいですね ・・・ 。

 心が洗われるような気がする。

 さて、今日は浜田省吾さんの 「悲しみは雪のように」 を ・・・ 。

 1981年にリリースされたアルバム 「愛の世代の前に」 に収録され、同年にシングル・カットされた。

 この当時はヒットしなかったが、1992年にテレビドラマ 「愛という名のもとに」 の主題歌として採用され、アレンジを大幅に変更してリメイク。 同じく挿入歌の 「愛という名のもとに」 とのカップリングで再リリースされヒットし、浜田省吾としては、初のオリコン・シングル・チャート1位を獲得した。

 基本的に浜田自身は、タイアップをやる事に否定的で、コマーシャリズムを避けたがるアーティストだが、フジテレビの制作サイドは、幾度に渡る熱心な交渉によりこれに成功し、ドラマの視聴率も平均24.5%、最終回には最高視聴率が32.6%を記録した。 夜10時からのドラマ 「木曜劇場」 全作品の中でも、現在でも歴代1位の記録であるとの事。

 ドラマの劇中、浜田の楽曲が多数流されるなど、大々的に浜田省吾をフィーチャーした内容で、このドラマがきっかけで “ 浜省ブーム ” が起きたほどだった。

 この曲 「悲しみは雪のように」 が書かれた背景には、浜田の母親が脳閉塞という病に倒れた際、「深い悲しみと絶望感に暮れながらも、ふと、人に対してやさしい気持ちになれた 」というエピソードがある。

 詞の内容が少し重い感じで、(タイトルからしてそうですが ・・・ ) 私自身、当時流行していた 「トレンディー・ドラマ系」 の主題歌に、この曲が使用されるのは、大好きな曲だっただけに、「いかがなものか? 」 と、ちょっと複雑な思いでした ・・・ 。

 しかし、リメイクされ、明るい調子のアレンジになり、CDも売れ、多くの新たなファンを獲得できたのは、良かったのかなーと ・・・ 。

 映像は、最初にシングル・カットされたEPレコードのジャケット写真で、音源もシングル・ヴァージョン。 アルバム収録のテイクとは微妙に、ヴォーカルやコーラス・アレンジ、ミックスが異なっていて、CDで再発されていないので、貴重な音源ですね、これは。
 
 それと、やっぱり、1992年ヴァージョンも。 PVにもなったライヴ映像で ・・・ 。 画面に降っている雪は、DVDリリースの際、画像処理したもので、実際にステージで降らせていたものではありません。

 作詞・作曲:浜田省吾 / 編曲:水谷公生






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     では、また。