エルヴィス・コステロ (Elvis Costello) は、1954年8月25日生まれ。 イギリス、イングランドのロンドン出身。 ミュージシャン。

 芸名の 「エルヴィス・コステロ」 は、エルヴィス・プレスリーと祖母の旧姓コステロに由来する。 「コステロ」 は、イタリア系の響きに聞こえるが、一般にアイルランド系の名前として多い苗字。
 父親はアイルランド系で、シンガーであり、トランぺッタ―だった。 コステロは父親がもらってくる大量の視聴用レコードに囲まれて育ち、その豊富な音楽的要素を培った。

 幼少よりビートルズなどの影響を受け、働きながらバンド活動をしていたが、1977年、パブロック・ムーヴメントの立役者ニック・ロウのプロデュースにより、シングル 「レス・ザン・ゼロ (Less Than Zero) 」 でデビュー。

 当初のコステロはパンク調の作品が多く、「怒れる若者」 とも言われた。
 ファースト・アルバムは、「マイ・エイム・イズ・トゥルー (My Aim Is True) 」 であるが、日本ではセカンド・アルバムの 「ディス・イヤーズ・モデル (This Year's Model) 」 から発売された。
 このアルバムからは、自身のバンドである 「ジ・アトラクションズ」 を率いるようになり、その後もソロやオーケストラとのコラボレーション等、多彩な活動を展開、ヒットを連発した。


 今日の曲は、1999年リリースのシングル 「シー (She) 」 。

 同年のアメリカ映画 ※ 「ノッティングヒルの恋人 (= 原題 Notting Hill) 」 の主題歌。

 オリジナルは、フランス・パリのシンガー・ソングライター、シャルル・アズナヴール (Charles Aznavour) 。 イギリスの連続テレビドラマ 「女の七つの顔」 のために作られ、更に映画 「ノッティングヒルの恋人」 の主題歌としてリバイバル・ヒット。
 この映画では、コステロ・ヴァージョンとシャルル・アズナヴールのヴァージョンが挿入されているとか ・・・ 。

 ※ 注釈 「ノッティングヒルの恋人」

 ロンドン西部のノッティング・ヒルを舞台に、冴えない書店首とハリウッド女優の恋愛を描く、ラヴ・ストーリー。

 ストーリーは ・・・

 バツイチの冴えない男ウィリアム (ヒュー・グラント) は、ノッティング・ヒルで旅行書籍専門の書店を営んでいる。 大して儲かっていないその店に、ある日、どこかで見たような女性が訪れる。 それはハリウッドのスター女優、アナ (ジュリア・ロバーツ) だった。

 本を買ったアナは微笑んで店を去るが、そのすぐ後に、飲み物を買いに出たウィリアムと街角で衝突、アナの服がオレンジ・ジュースで汚れてしまう ・・・

 私自身、この映画は見ていないんですが、ヒュー・グラントは好きな役者の一人です。 爽やかな清潔感のある顔立ちで、少しコミカルな内容の映画、ラヴ・コメ系に、多く出演してますよね。

 「ノッティングヒル ~ 」 は、ストーリーがなんか、「プリティ・ウーマン」 (1990年公開) の逆ヴァージョンのような感じですね。


 それでは、曲を。

 映像は、映画のシーンを織り交ぜて作られたPV。 音声、少し小さめ。






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 そして、この曲も映画の挿入歌、シャナイア・トゥエイン (Shania Twain) の 「ユーヴ・ガット・ア・ウェイ (You've Got a Way) 」 。 映像は、PV。









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 明日は、アメリカで音楽の祭典、グラミー賞の発表。

 そして、何よりも、ヴァレンタイン・デー。  素敵な日になりますよう ・・・ 。


    では、また。