今日の曲は、私の気持ちの中で 「苦悩」 の一曲でした ・・・ 。
どういう風に、取り上げればいいのだろう?
取り上げるべきか? ・・・ そんなに考えるんだったら、単純にやめるか? ・・・
考えつつ、書き出していってみたいと思います。
B'z (ビーズ) は、松本孝弘、稲葉浩志 (いなば こうし) の2人で構成される音楽ユニット。
浜田麻里や TM NETWORK などのツアー・サポートやスタジオ・ミュージシャンとして活動していたギタリストの松本が、「自らの音楽を表現できるバンドを創る」 という構想のもと、バンド結成に向けて活動を開始したのが、1987年。
1988年に、松本は所属している音楽制作会社ビーイングの社長から、1本のデモテープを渡される。 そのテープは、学生時代の稲葉がT-ボーン・ウォーカーの「 T-BORN SHUFFUL」 、レッド・ツェッぺリンの 「YOU SHOOK ME」 、ビリー・ジョエルの 「Honesty」 を歌ったものが録音されていて、社長は2~3年前から 「稲葉を何とかしたい、早くデビューさせたい」 と、事ある毎に言っていたという。
そして、二人は社長を介して顔合わせをし、スタジオでセッションなどをしたりして、ユニット名 「B'z」 として結成を決める事に至った。
1988年、シングル 「だからその手を離して」 、アルバム 「B'z」 の同時リリースでデビュー。
デビュー当時は、TM NETWORK のツアーにくっつける形でキャンペーンを行うなどの活動を続けていたが、デビュー作は全く売れず、しばらくは苦戦が続いた。
が、翌年の1989年にリリースしたミニ・アルバム 「BAD COMMUNICATION」 の中の同名タイトルの曲 「BAD COMMUNICATION」 が、タイアップの効果もあり、有線で注目され始め、結果的にはロングヒットを記録した。
その後の B'z の日本音楽界における数多くの記録 (シングル連続初登場首位獲得数やセールス部門での1位獲得回数など) の樹立は、周知の通り。
ユニット名の由来は、諸説あるらしいが、その一つとして ・・・
当初は 「松本バンド A'z (アズ) 」 だったらしい。 しかし 「A'z」 だと 「エイズ (AIDS) 」 ともとらえられる可能性がある事に気付き、「その名前はまずいだろう」 という事になり、「 A の次は B だろう」 という事で 「B'z」 にしたとか ・・・ 。
今日の曲は、「BAD COMMUNICATION (バッド・コミュニケイション) 」 。
B'z のブレイクのきっかけとなったロック・ダンスビート・ナンバー。 松本本人は、この作品がここまでヒットするとは全く思っていなかったらしい。 その理由として、曲が7分を越えている事、本人達にとって遊び心や実験的な試みとしてリリースしたものであったため、との事。
映像は、ライヴ。 2008年の 「LIVE-GYM」 。
音響、照明、舞台演出、ミュージシャンのテクニック、稲葉さんの熱いヴォーカル。
圧倒的なスケールのステージ。 素晴らしい ・・・ 。
「ゴーッ」 という音で始まりますので、音量に御注意ください。
削除されてしまいましたので、CD音源のモノを。 ↓
BAD COMMUNICATION/B’z

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意味深な、始まり方になってしまいましたが ・・・ B'z ファンには、わかっている方も多いと思いますが、「BAD COMMUNICATION」 は、イギリスのロックバンド Led Zeppelin (レッド・ツェッぺリン) のある曲に酷似しているという事です。
で ・・・ 何を悩んでいたかと言うと、私のブログでは、こういった、「この曲は、あの曲に似てるよね?」 「パクリか?」 と、いったような事はやらないようにしているんです。
その標的にされたアーティストのファンにしてみれば、アーティストをけなされたと思い、腹が立つ人もいるでしょうし、何だ ・・・ 完全オリジナルじゃないのか? と、がっかりもするでしょう ・・・ 。
私が好きな日本のアーティスト達の中の曲には、「あれ? これは、まずいでしょっ?」 と思う、似ている洋楽の曲がたくさんあります。 「何故、これが許されるんだろう?」 と、真剣に考えた事もあります。 もちろん、洋楽同士の中にも、同じ事がありえるんですが ・・・ 。
プロになったようなアーティストは、どうしたって、子供の頃から好きな曲、憧れたシンガー、ミュージシャンなどをお手本に喉から血が出るほど歌っただろうし、指先のつめが剥がれるほど楽器を弾くのに練習しただろう ・・・ 。 潜在的に体に沁み込んでいて、影響されているのは、避けられないものだと思うから、多少似てしまったという事は、しょうがないんじゃないか? と ・・・ 。
試しに、自分で作曲をしてみたらわかります。 楽器ができなければ、鼻歌で 「フフフーン ♪ チャラリラー ♪♪ 」 などとやっていると、知らずのうちに自分の好きな曲のメロディになってしまっているという ・・・ 。
しかし、今回は ・・・ 例外として。 松本孝弘さん曰く 「遊び感覚で、実験的に作った曲」 という事らしいので。
明日、明後日は、その辺の 「ある曲」 を取り上げてみたいと思います。
では、また。