もう1曲、美空ひばりさんの曲を。

 「川の流れのように」 は、美空ひばりの生前最後に発表された、シングル作品。

 作詞:秋元 康 / 作曲:見岳 章 (みたけ あきら) / 編曲:宇崎孝路

 見岳 章は、1979年に土屋昌巳らと共にロックバンド 「一風堂」 を結成し、キーボードを担当。
 1982年に発売された 「すみれ September Love」 がヒットしたが、メンバーの脱退が相次ぎ、1984年に解散。 後に、秋元 康とのコンビで多数のヒット曲を送り出した。

 この曲の 「川」 とは、ニューヨークのイーストリヴァーの事。 秋元 康が、同曲の作詞を手掛けていた頃、ニューヨークに在住しており、自宅から見えるイーストリヴァーを見て作詞したという。

 この曲は、美空ひばりのシングル売り上げ第2位の曲で (150万枚) 、第1位は 「柔 (やわら) 」 、第3位は 「悲しい酒」 。

 通算レコーディング曲数は、1500曲、オリジナル楽曲は517曲であった。

 1989年初頭、「川の流れのように」 を発表した時すでに、ひばりさんの肺は病に冒されていて、同年6月に間質性肺炎による呼吸不全のためこの世を去った。 52歳だった。

 その2年前の1987年には、公演先の福岡で倒れ、緊急入院、慢性肝炎及び両側大腿骨骨頭壊死と診断。

 1988年に東京ドームにて 「不死鳥コンサート」 を実施。 脚の痛みに耐えながら、計39曲を熱唱し、完全復帰である事をファンにアピールしたのだったが ・・・ 。


 映像の歌は、テレビ番組でのもの。 2コーラス目以降は、ひばりさん思い出のスナップ写真や映像を使った構成となっています。









 ↑ 削除されてしまったので、こちらを。 ↓ 音声、小さめ。画質、悪し。













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    では、また。