昨日のボクシングの試合、WBCダブル・タイトルマッチ、テレビで見た方も多いんではないかと思います。

 WBCフェザー級は、長谷川穂積 (ほずみ) (日本) 対 フアンカルロス・ブルゴス (メキシコ)、WBCスーパー・フェザー級は、粟生 (あおう) 隆寛 (日本) 対 ビタリ・タイベルト (ドイツ)。
 共に日本人選手が、2階級制覇も果たし、チャンピオンに輝きました。

 その事も嬉しかったんですが、昨日の試合を観ていて何が感動したかと言うと、粟生対タイベルトの試合で、僅差ではあるが、ポイントでは負けていたと思われるタイベルト選手が、最後の終了のゴングが鳴った時、「ニコッ」 と粟生選手に笑顔を見せ、相手の健闘を称えた瞬間があったんです。 そのシーンを観た時、私は涙が 「ジワッ」 と、なってしまいました ・・・ 。

 なんと、紳士的で爽やかな 「ボクシング野郎」 なんだろうと ・・・ 。

 ボクシングは、ボクシングに限らず、格闘技全般に言えますが、ハッキリ言って野蛮なスポーツです。 相手を力一杯ぶん殴ったり、蹴っ飛ばしたりして、ダウンさせて勝ち負けが決まる訳だから。 試合の度に、顔中腫れて、骨折したり、歯を折ったり、傷だらけになり血が吹き出る ・・・ 。 一歩間違えれば、命をも落としかねないスポーツ ・・・ 。 だからこそ、こういう紳士的な態度 (マナー) が必要だなーと、思います。
 
 漫画の 「あしたのジョー」 の頃から、ボクシング好きですが、ここ数年の試合の中では、昨夜の2試合は、ほんといい試合だったと思う。
 
 タイベルト選手は、2004年のアテネ五輪フェザー級 銅メダリスト。 試合後のコメントは、「2ラウンドに右手首に異常が発生した。 (3ラウンド目の) ダウンは、プロのキャリアで初めて。 粟生の方が、ハートがあった。 勝ちたい気持ちが見えた」 と ・・・ 。

 粟生選手のプロフィールを少し ・・・ 。 千葉県出身で千葉・習志野高で史上初の高校6冠を獲得し、2003年にプロデビュー、との事。

 長谷川選手の試合も見事でした。 負けたブルゴス選手のコメントで、「長谷川があれほど速くリングの上で動き回るとは思わなかった。 偉大なボクサーと試合ができたことは、誇りに思う。 長谷川にぜひ、リベンジしたい。」 と ・・・ 。

 これもまた、何と、スポーツマン・シップあふれる発言なんだろう ・・・ 。

 昨夜は、またスポーツ観戦で、興奮・ウルウル状態でした ・・・ 。

 
 さて、そんなこんなで、今日はボクシングにまつわる曲で。

 サバイバー (サヴァイヴァ―) (Survivor) の 「アイ・オブ・ザ・タイガー (Eye Of The Tiger) 」 を。

 今年の干支は、「寅」 だったので、年始めにこの曲を取り上げようかな? と、思っていたら、タイミングを逃してしまっていました。 もう、今年も残すところ、1ヶ月ちょっとなんですね ・・・ 。 早い ・・・ 。 歳をとる毎に一年が早くなる ・・・ 。

 あ、曲を ・・・ 。

 サバイバーは、アメリカのロック・バンド。

 1977年シカゴで結成。 1979年デビュー。

 作風は、一作目から一貫して 「グランド・ファンク・レイルロード」 、「フォリナー」 、「ナイト・レンジャー」 、「フリー」 に代表されるような、ハスキーなヴォーカルが特徴のポップでメロディアスなハードロック。
 当初はセールスに恵まれなかったが、1982年にシルヴェスター・スタローンの依頼により作曲した、アメリカ映画 「ロッキー3」 の主題歌、「アイ・オブ・ザ・タイガー」 が、全米で6週連続1位という大ヒットを記録。 この曲を収録した同名アルバムも最高位2位まで上がった。

 1985年には、同じくロッキー・シリーズの 「ロッキー4/炎の友情」 の主題歌、「バーニング・ハート (Burning Heart) 」 もヒットさせた。 (全米2位、全英5位)


 映像は、サバイバーのメンバーは、出て来ません。 あしからず ・・・ 。

 映画 「ロッキー」 シリーズのハイライト・シーンで構成された映像をお借りしました。





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     では、また。