萩原健一 (はぎわら けんいち) は、1950年7月26日生まれ。 埼玉県与野市 (現、さいたま市中央区) 出身。 日本の俳優、歌手。 ニックネームは、「ショーケン」 。
1970年、ザ・テンプターズ解散後、井上尭之 (いのうえ たかゆき) 、沢田研二などの実力者を集めたグループ 「PYG (ピッグ) 」 を結成し、活動していた。 その後、音楽活動よりも、映画監督や俳優を志すようになる。
1972年に制作された松竹映画、「約束」 の助監督として参加。 しかし、元の主演俳優が降板してしまった事を受けて、急遽、萩原が代役に抜擢される。 その演技は高い評価を得、本格的に俳優へと転身。
TVドラマ 「太陽にほえろ」 の初代新人刑事 (= マカロニ) 役で、その人気を決定付けた。
1974年には、映画 「青春の蹉跌 (せいしゅんのさてつ) 」 、日本テレビ系の伝説的ドラマ 「傷だらけの天使」 、倉本 聰 (くらもと そう) 脚本の名作 「前略 おふくろ様」 と、連続してドラマ史に残る作品に出演した。
既成の枠組みから外れた強烈な個性と存在感、その圧倒的な感性の鋭さをもって、当時、若者の間でカリスマ的存在となった。
1975年には歌手として、初のソロアルバム 「惚れた」 をリリース。 これをもって音楽活動も再開した。
今日の曲 「愚か者よ」 は、1987年リリース。
作詞:伊達 歩 / 作曲:井上尭之 / 編曲:戸塚 修
同年、ジャニーズのアイドル歌手、近藤真彦が 「愚か者」 のタイトルでカヴァー。 その年の日本レコード大賞を受賞した。
初めて 「ショーケン」 のライヴを聴いた時、独特の歌唱法で、衝撃的でした。
「かなり酔っ払って、ステージやってるのか?」 とか、「ふざけているのか?」 って思いましたが、
「いや、違う ・・・ 」 「これは、凄いね! ・・・ 」 と、なりました。
映像は、ライヴ。 1990年 東京 渋谷 文化村シアターコクーンでのもの、という事です。
Enter the Panther/萩原健一

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では、また。