やっと雨が降ったのはいいが、降りすぎ ・・・ 。
台風だからしょうがないけど ・・・ 。
今、仕事から帰ってくる時、道路がすごい状態になっていました。 対向車線を走る車が水を跳ね上げて ザザーッ、こっちの車線を走っている車も ザザーッ ・・・ 波が行ったり来たり。
でも、久しぶりの雨はやっぱりいいなーと ・・・ 。
そんな雨の夜に、ピッタリのこの曲。 たまたまなんですが、ずっと晴ればっかりだったから、「どうしようかなーこの曲」 と思っていました。
シンディ・バレンス (Cindy Bullens) の 「イッツ・レイニング・オン・プロム・ナイト (It's Raining On Prom Night) (= 邦題 雨の夜のダンス・パーティー) 」 。 この曲をもって、「グリース」 からの曲の特集を取りあえず終わりにします。
シンディ・バレンスは、1955年3月21日生まれ。 アメリカのマサチューセッツ州で育った歌手、ソングライター。
ほとんど、彼女についての情報が無く、わからないんですが、わかった事を少し ・・・ 。
1978年にデビュー・アルバムをリリース。 70年代後期に2枚のアルバムをリリースしている。 この初期のアルバムは、「70年代の素晴らしい、失われたロック・アルバムの一つで、演奏も良く、歌も情熱的、信じられない程覚えやすいロックン・ロールでいっぱい」 との事 ・・・ 。
グリースのサントラの中で、シンディ・バレンスは、あと2曲 「Freddy My Love」「Mooning」 が、収録されています。
映像は、静止絵のバックに曲がかかっている物。
私のブログでは、ダニー&ザ・ジュニアーズの 「ロック・アンド・ロール・ヒア・トゥ・ステイ」 (映画ではシャ・ナ・ナがカヴァー) を含めると、映画 「グリース」 の中から6曲を紹介した事になります。
今でも時々、昔ダビングしたビデオ・テープを引っぱり出して観ますが (DVD 「買え!」 って感じですが ・・・ ) 、何て事はない映画なんですよね、今観ると ・・・ 。 高校生という設定に無理のある当時のトラボルタとオリビアの実年齢。 ストーリーは単純。 どうって事ないダンス・シーンの長さなど ・・・ 。 しかし、何故これほどまでに私の心を打ったのか? ・・・ わかりません。
思春期だった中学生の頃って、一つ上の世代に憧れるものでしょうし、日本の管理された学校教育や日々の生活にストレスを感じていて、アメリカの明るい学園生活を描いた映画に引き込まれ、夢中になったのかもしれません ・・・ 。
「何で日本の学校には、ダンス・パーティーが無いんだ!?」 って思っていました。
アメリカや、アメリカ人の生活に、本気で憧れていました ・・・ 。 だから、取りあえず英語の授業だけは真面目に受けて勉強していた。 「いつか、必ず、アメリカへ行こう、アメリカで仕事ができたらなー ・・・ 」 って ・・・ 。
しかし、だんだん大人になるにしたがって、色んな事を知る訳です、「アメリカ」 のいい所も、嫌な所も ・・・ 。 もちろん、日本のいい所も。
結局は、受験や、アルバイト、進学か就職か? 付き合っていたガール・フレンドの事 ・・・ そんな日々の雑多な事に追われ、夢は少しずつ忘れてしまってきたのかもしれません ・・・ 。
このブログで、音楽や映画の事を書いている事によって、忘れてきた 「何か」 を取り戻せたら ・・・
「新しい一歩を踏み出すきっかけ」 にならないかな? と、時々、考えています。
30年経った今でも、9月になるとカーステなどで、グリースのCDを聴いてしまいます。
何故9月か、というと、この映画の舞台は9月の新学年から始まるから ・・・ 。
では、また。