ジェリー・リー・ルイス(Jerry Lee Lewis)は、1935年9月29日生まれ。アメリカ、ルイジアナ州・フェリディ出身。1950年代後半のロックンロール黄金時代に大活躍したスターの一人。

 幼い頃から聖歌隊で歌い、10代で神学校に入学したが、当時猥雑(わいざつ)とされていた黒人音楽に傾頭。学校では得意のピアノで賛美歌をロカビリー風に崩して演奏したため、教師からひんしゅくを買い、更には寮を抜け出して、飲酒や売春などの不行跡(ふぎょうせき)を繰り返したために退学となり、酒場のピアノ弾きとして音楽活動を開始した。

 エルヴィス・プレスリーの華々しいデビューにあやかって、1957年にメンフィスのサン・レコードからデビュー。「火の玉ロック」のヒットで、一躍スターダムにのし上がった。

 立ったままピアノを叩くように弾きながら歌うスタイルは、ルイスのトレードマークとなり、プレスリーやカール・パーキンス、ビル・ヘイリーらと共に、ロックンロール黄金時代の立役者となった。ピアノに油と火を放って、燃やしながら演奏するといったワイルドなパフォーマンスも注目を惹いた。

 今日の曲は、「ホウル・ロッタ・シェイキン・ゴーイング・オン(Whole Lotta Shakin' Going On)」。

 こんな風に、ピアノが弾けたらかっこいいなー・・・。




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     では、また。