今日は、モンキーズ(The Monkees)の「アイ・ワナ・ビー・フリー(I Wanna Be Free)(= 邦題 自由になりたい)で行ってみようかな・・・。
雨降りの日曜日だったので、ちょっとしんみりとした、バラードを・・・。
この曲は、作詞 トミー・ボイス、作曲 ボビー・ハート。この二人は、モンキーズの初期の曲作りを担当していたとの事。他の曲では、「モンキーズのテーマ」、「恋の終列車」、「ステッピング・ストーン」、「すてきなバレリー」など。
他の作家では、キャロル・キング、ニール・ダイヤモンド、ニール・セダカといった最高のメロディ・メーカーによる作品もあるので、モンキーズの曲は、「良くないわけが無い」となるんでしょう・・・。
この曲の歌詞の内容は、モテてしょうがない男が、女の子がうざったくて、「ほっといてくれ!」という内容らしい・・・。
作り手は、そのシンガーやグループに合わせた、詞の世界というものをある程度は、加味して書いたりもするんでしょうけど・・・。このいいメロディに、その詞の内容は、ちょっと合わないような気もするんですが・・・。
歌詞の持っている意味というのは、本当の所、「作った人にしか、わからない」っていうのもあると思う・・・。それを言ってしまうと、身も蓋もないんでしょうが・・・。
ちょっと違う話しになっちゃうかもしれないけど、洋楽でよくあるのが、好きなバラードを結婚式で使ったんだけど、よく調べたら悲しい別れの歌だったとか、メロディが良くてアップ・テンポの曲なんで、詞も楽しげな事を歌ってるんだろうと思って歌詞カードを見てみたら「え~!」とかね・・・。聴く側の勝手なイメージがあるからねー。
例えば、この「I Wanna Be Free」をこういう風に捉えてみると、どうでしょう・・・。
「 君の事が 好きで好きで どうしようもない
でも、君は振り向いてくれない・・・
こんな 君の事を想ってばかりいる
つらい現実から 逃げ出したい・・・
自由になりたいんだ・・・」 と・・・。
こんな解釈だと、せつなげな歌声に合った、「せつなげな曲に変身する」・・・という。そんな、楽しみ方もあるかな?・・・。
女の子達が「キャーキャーうるさくて、かなわん!」「ちょっと、ほっといてくれないか?」というよりは、よっぽどロマンティックですよね?・・・。
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では、また。