1958年に結成された、黒人5人組のグループ。リーダーのヴァ-ジル・ジョンソンが高校の先生をしていた時、教え子のマーク・プリンスとクレアランス・リグスビーの2人がデュエットで歌っているのを聴いて、「ヴォーカル・グループを作ってはどうか?」と、提案した。
先生であるヴァ-ジルがリーダーとなり、さらに教え子の2人を誘い、ザ・ヴェルヴェッツ(The Velvets)が誕生した。
卒業後の1961年、モニュメント・レコードに認められ、レコードを吹き込み、ナイト・クラブに出演したり、各地に演奏旅行に出かけ、忙しい日々を送る事となる。
その後、リリースした「Tonight(Could Be The Night)(= 邦題 夢のお月様)」がヒットし、一躍人気グループの仲間入りを果たした。
日本では、1963年に「ラナ(Lana)(= 邦題 愛しのラナ)」でデビュー。これが、大ヒットとなる。この曲は、ロイ・オービソンがこのグループのために作った。「トゥナイト(クッド・ビー・ザ・ナイト)」は、翌年64年に日本でヒットした。
しかし、輝かしい成功を手にする事はなかった。
当時、8枚のシングルをリリースしたのみで、アルバムが発表される事は無かった。
日本の「LPレコード時代」に、大瀧詠一監修のもと、リリースされた「ザ・ヴェルベッツ 全曲集」というものがあり、そのCD化されたアルバムがあるとの事・・・。それと、現在は、輸入版の「ベスト」物。
まずは、「ラナ(Lana)」を。
そして、もう一曲、「トゥナイト・(クッド・ビー・ザ・ナイト)」。
Tonight Could Be the Night: The Very Best of th.../The Velvets

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では、また。