まだ、パワー・ポップという言葉が存在しなかった70年代に、アメリカン・ポップスの醍醐味を甘くせつないメロディに乗せて、歌い上げたのがラズベリーズ(Raspberries)。
後に、AORシンガーとしても大成するエリック・カルメンを中心に結成され、72年にデビュー。
メロディアス志向のパワー・コード&リフから繰り出されるギター・サウンド、力強くもせつなげであるヴォーカル、それらが近年のパワー・ポップ・シーンに引き継がれている事は、いうまでもないでしょう・・・。
今日の曲、「アイ・ワナ・ビー・ウィズ・ユー(I Wanna Be With You)(=邦題 明日を生きよう)」は、1972年リリースのシングル。
全米ヒット・チャートでは、16位まで上がった。バックのフレッシュなサウンド、溢れるビート、エリックやメンバー達の壮快な歌で、「初期のビートルズのようだ」と言われたのも、この頃でした・・・。
ヴェリー・ベスト・オブ・ラズベリーズ/ラズベリーズ

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では、また。