エジソン・ライトハウス(Edison Lighthouse)は、イギリスの人気グループ。
 トニー・マコウレイ(Tony Macaulay)と、セッション・ヴォーカリストのトニー・バロウズ(Tony Burrows)以外のメンバーは、スタジオ・ミュージシャンにより構成された、言わば、実体があってなかった様なグループ。

 マコウレイは、プロモーション戦略上、ビデオやジャケット用に代役を用意し、擬似バンドの肖像を作り上げ、数多くのヒットを生み出したソングライターであり、プロデューサー。

 バロウズは、ケストレルズ、フラワー・ポットメン、ホワイト・ブレインズでリード・ヴォーカルを担当。比類なき両者の才能は、エジソン・ライトハウスでも十二分に発揮された・・・。

 エジソン・ライトハウスのデビュー曲、「ラヴ・グロウズ(Love Grows - Where My Rosemary Goes)( = 邦題 恋のほのお )」は、1970年に全英1位を獲得。

 しかし、同時に、バロウズのソロや他バンドでの活動が活発化し、グループは歯車が合わないまま失速していく・・・。71年には、マコウレイ、バロウズが共に脱退し、サウンド製作や新ヴォーカリスト(ポール・ヴィグラス)を新メンバーに迎えたが、失敗に終わる。

 短命ではあったが、エジソン・ライトハウスが、ソフト・ロック界に与えた影響は大きかったという・・・。


 少し、理解に苦しむ(?)バンドですが・・・とりあえず、曲はいいですね。




The Best of Edison Lighthouse: Love Grows/Edison Lighthouse

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         では、また。