クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル(Creedence Clearwater Revival)(=CCR)は、アメリカのバンド。
アメリカ南部特有の泥臭いサウンドを持ち味とした、サザン・ロックの先駆者的存在。活動期間は短いながらも、ロック界に大きな足跡を残した。
1967年にデビュー、68年にスワンプ・ロック(南部のロック)、デイル・ホーキンスのカヴァー曲「スージーQ」が、ヒットし、脚光を浴びる。
69年から70年にかけて、彼らの代表曲となる「プラウド・メアリー」、「ダウン・オン・ザ・コーナー」、「雨を見たかい」といった、ヒットを飛ばす。
ところが、「プラウド・メアリー」、「バッド・ムーン・ライジング」、「グリーン・リヴァー」、「トラヴェリン・バンド」、「ルッキン・アウト・マイ・バック・ドア」という、この5曲は全て、ビルボードのシングル・チャート2位で、全米1位を獲得できなかったアーティストの中で、「最多の全米第2位楽曲を持つ」という珍記録になっているとの事。
今日の曲、「ハヴ・ユー・エヴァー・シーン・ザ・レイン?(Have You Ever Seen The Rain?)(=邦題 雨を見たかい)」は、1971年リリース。全米チャートは、8位。
俗に・・・、この曲の歌詞が、「ベトナム戦争の反戦歌で、「雨」は、米軍によるナパーム弾絨毯(じゅうたん)爆撃の隠喩(いんゆ)である。」という説が、広く信じられているが、作詞・作曲者のジョン・フォガティ自身は、1997年に、次のように発言しているとの事。
「この事は、ベイエリアでは他の地区よりも、よく起こるんだ・・・。陽が照っているのに雨が、虹と雨粒が、降ってくる事がある・・・。風が吹くと、雨が金門橋を超えてサンフランシスコ湾に飛ばされて来るんだ。この曲は、CCRの崩壊についての歌なんだ。"Have you ever seen the rain coming down、sunny day?" の部分は、「sunny day」が、黄金時代のCCRを示唆している。しかし、僕達に雨が降り掛かって来るのが、見えたという事を言っているんだ。」 ? ・・・。
アルバム、「Pendulum」(1970年)、ベスト盤、「Creedence Gold」(1972年)などに収録。
Pendulum/Creedence Clearwater Revival

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Creedence Gold/Creedence Clearwater Revival

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では、また。