今日と、先週の日曜日の山下達郎のラジオ、「サンデー・ソング・ブック」 (東京FM) のゲストは、大瀧詠一さん。毎年恒例の、「新春放談」 でした。
大体、大瀧さんの 「近況報告」 みたいなのが、話のメインなんですが ・・・ 今年は、何やら、「デジタル・リマスターリング」 についての話が多かった。「-10デシベル」 だと、どうで、「-20デシベル」 だと、どうだ! とか、そんな話 ・・・ 。 なんのこっちゃか解らんが、本人達はいたって楽しそう ・・・ ^^
今日の放送で興味深かった話は、達郎さんが、「自分のライヴの時の歌が (声が) 、いつでも、レコードより良く感じるので、どうにか、その状態 (その声に近い状態) で、過去の楽曲をレコーディングできないか? とやってみたが、だめだった ・・・ 」 という話に、大瀧さんが、「人には、“念力” という物がある」 と言う ・・・ 。 「 “念” (ねん) という字は、“心” の上に “今” と書くでしょ? だから、きっと、ライヴの時の心の状態で出る声は違うんじゃないか? 」 「それをもう一度、といっても、無理なのでは、ないか? ・・・ 」 というような話で、ふ~む、なるほどと思ってしまいました。 だから、大瀧さんは、「今、見る事ができない物、例えば、野球の中継など、ビデオで録って見ない事にしている。 」 と言う。「今、この時、このバッターに打って欲しい。 というような “念” は、リアルタイムで無ければ意味が無い。 」 と ・・・ 。 観客であっても、プレイしている本人は、もちろん、「今」 が大事 ・・・ という事でしょう。
達郎さんもこの辺の話に、「深い!」 「深いなー!」 と頷いていました。
さて、今日は、大瀧詠一の曲で行こうと思います。 「幸せな結末」 という曲。
この曲は、1997年リリース。 作詞・多幸福、作曲・大瀧詠一。
ドラマ「ラブジェネレーション」 (木村拓哉・松たか子 主演) で主題歌になった。
作詞の 「多幸福」 は、大瀧詠一とドラマのプロデューサーによる共同ペンネームであるとの事。
幸せな結末/大滝詠一

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では、また。