クリスマスも終わり、次はお正月ですね・・・。イソガシイネ、ニッポンジンワ!(と、何故か、外国人のしゃべるような日本語で。)

 疲れもピークになってきてるかと思いますが、がんばって、2009年を乗り切りましょう!

 というか、ほどほどに、がんばりましょう・・・。がんばったって、なかなか、景気は、良くなりませんし、給料も上がりません。政治に期待するのもダメですね。だって、それは、「他力本願」、「依存」だからね・・・。

 自分の生活を楽しく、充実させる事をなるべく考えましょう!


 エッセイストの玉村豊男さんの話でこういうのがありました・・・

 ポルトガルに行った時の事、「ポルトガルの、とあるバーで、21歳の若者に会った・・・。「将来の夢は?」と聞いたら、「特にないよ」と。「平凡な結婚をして、子供を持って、安穏(あんのん)に暮らせれば、それで良いです。」と言う・・・。その若者が教えてくれた格言が、「今日より、良い明日は無い」だった・・・。」

 「ポルトガルは、16世紀に世界を制覇して、そこからずっと下り坂。だから、ポルトガル人にとっては、「今日より、良い明日は無い」のだろう。日本もバブル崩壊後、もはや、右肩上がりの社会じゃなくなっている。だから、あくせく働くより、今日一日を楽しめれば、それが最高の一日になる。それが成熟した社会の、成熟した人間の生き方ではないだろうか?」

 という話なんですが、これを聞いた時、「う~ん」と、唸ってしまいました・・・。

 昨日までの、クリスマスのロマンティックなムードから一転、ちょっと、現実的な話になってしまいましたが、日本人が、より、ロマンティストになるには・・・、より、文化(スポーツや芸能など)を発展させるには・・・、逆にいい時代が来てるのではないか?・・・なんて事をず~と考えています。

 で、いい音楽を聴き、いい絵を鑑賞し、いいミュージカルを観て、スポーツに夢中になり、本をたくさん読み、家族となるべく楽しい時間を過ごし・・・、仕事はそこそこ・・・でいいんじゃないか?と・・・。 どうでしょうか?・・・。若い人や、仕事に夢を持っている人などは、違うかもしれませんが・・・。


 さて、今日の曲に行きます。

 ボズ・スキャッグス(Boz Scaggs)の「ウイー・アー・オール・アローン(We Are All Alone)(邦題=二人だけ)を。

 ボズ・スキャッグスは、1944年6月8日生まれ。アメリカ・オハイオ州出身。1970年代の後半から、1980年代にかけて流行した、AC(Adult Contemmporary)サウンドを代表するシンガー。

 少年時代は、テキサス州で過ごし、12歳の時にギターを始め、セント・マークス・スクールで、スティーヴ・ミラーと出会い、彼にギターを習いながら、ヴォーカリストとしてバンド活動を始めた。

 1965年にデビュー・アルバム「ボズ」をリリース。しばらくヒットに恵まれなかったが、1976年リリースの「シルク・ディグリーズ」が、全米2位の大ヒットを記録した。

 今日の曲「ウイー・アー・オール・アローン」もこのアルバムからのヒット・ソング。






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 「シルク・ディグリーズ」に参加したセッション・ミュージシャン達は後に、「TOTO」を結成する事になったという・・・。




           では、また。