認知症になっても元々信頼関係があればその関係を保っていけるのだろうか?
愛する家族であっても認知症が進んでくると、症状のせいで家族に嫌われてしまったりすることがあると本で読みました。
義母の発言はやっぱり気になります。
認識がおかしくなっていて家族に暴言をはく認知症患者もいるらしいですが、義母はそんな風ではないと思います。
感情をあらわにして発言することはまずないからです。
しかし元々の価値観の違いからくる発言だと私のほうが嫌われているのではないか、とか信頼されているだろうかなどと考えてしまいます。
介護をするということはまず見返りは期待できないです。それどころか嫌われ役になってしまうことも多いと感じます。
割に合わないですね~
無理強いはせず、親密な関係は期待しない。やるべきことを淡々とやる。
私のメンタル防御法です。
冷たいかもしれませんが、自分を守ることのほうが優先だと思っています。
このあたりの私のやり方は家族もわかってくれています。
というか私が自分を後回しにするのは家族も望んでいないということです。
同居する際の基本的な同意事項だと思っています。
最近考えてしまうのは実母のほうですね。
もの忘れが以前より多くなってきたように見えるので、必要になったら実家で同居も考えていますが、義母の場合のように割り切れないのではないかと心配になります。
実母のことは義母のことより冷静に考えられなくなりそうです。
母は私が義母と同居することで介護が必要な人と暮らすということがどういうことか体験してくれてよかったと言います。
こういうことがなかったら安易に実母との同居を選んでいることでしょう。
母は私との同居もあまり望んでいないように見えます。
大事に思われているままでいたいのかもしれません。私も母を嫌いになりたくありません。
まだしばらくは実家通いを続けていこうと思っています。