先日、愛知県一宮市で開催されていた
ジャパンヤーンフェア(糸の展示会)に行ってきました。
ご存じでしたか?
愛知県一宮市は、糸の産地なんですよ!
紡績工場や撚糸工場があり、
多くのニット用糸が作られています。
ニット以外に織物業も盛んです。
日本で”糸”と言えば、愛知県一宮市なのです。
ジャパンヤーンフェアの会場内で上映されていた
ウール紡績の話しに出てきた
”8頭の羊からはじまった・・・”のフレーズが気になって、
羊の歴史について調べてみました。
調べているうちに、
ふと、昔の記憶がよみがえってきました。
学生のときに受けた繊維の授業での先生の言葉
「ミロのヴィーナスの裳裾はウールだろうかリネンでしょうか」
ルーブル美術館で有名な”ミロのヴィーナス”↓↓↓
そんなところを調べているのか!?
と
世界ふしぎ発見的な番組が好きな私は、
歴史の謎を解くような気持ちになりました。
皆さんは、直観でどっちだと思いますか?
最古の繊維と呼ばれている リネンか?
動物繊維の王様 羊の毛 ウールか?
または、最も身近な定番素材 綿か?
作者不明 しかも腕を損失 完成されていないことが
魅力のひとつでもあるミロのヴィーナス。
この彫刻自身が不明な点が多すぎるということから、この謎をさぐるのは
相当難しいのではと思われたようです。
最古の繊維である麻の方が
多くヨーロッパで流通していたことから
麻という定義が有力とされていたそうですが、
ドレープ加減と質感がなんか違う・・・
ファッション感覚的な違和感を感じたそうです。
そこで思いつかれたのが、ウール。
ウールは、”黄金の羊”と呼ばれるほど宗教的にも羊は貴重な存在でした。
一種の神話のような存在でもありました。
きっと、作者は、
この黄金の羊をヴィーナスに着せたのであろうと考えに至ったようです。
羊の歴史とリネンの歴史。
ミロのヴィーナスが作られた時期と
裳裾のドレープ加減などなどを照らし合わせると、
ミロのヴィーナスの裳裾は、
ウールなんだそうです!!
そして、色は黄金に輝いていたとされています。
詳しくは
羊毛文化物語 著 山根章弘氏。
の一説にあるように
「人々のかたわらには羊がいた。時には人間の罪をあがない、
時には古代人の夢の中で天空を翔る黄金の羊ともなった。
輝く羊毛はヴィーナスの裳裾となり、ペルシャじゅうたんは西洋人の耳目を驚かせた。」
って、繊維の歴史を知るのも楽しい!なんて感じた瞬間でした。
実際に、ルーブル美術館でミロのヴィーナスを見たときに
この服は、「ウールなんだよな~」と感動もひとしお。
ミロのヴィーナスと私(ヴィーナス光過ぎてますが・・・)↓↓↓
では、また♪(●´∀`●)
あ、!
”8頭の羊から始まった~”羊の歴史の豆知識は、
また次回にでもご紹介します。











