カシミヤの裏話・・・。
はいはい(^-^)/
先日、
アクセス解析を
ぼーっと眺めていたら
見慣れないリンク元からの
訪問者がたくさん・・・。
ん?ポチっとな
すると
こちらの「こな」さんが
ご自身のBlog内で
私の記事にリンクを貼って
下さっていたんですね!
ありがとうございます♪
どうやら
アパレル業界の「OEM」の実情を
ご自身も体験されたようですね!
でも、
コメントなどを拝見していると
我々にとっては
当たり前のことも
やはりまだまだ
一般消費者の方にとっては
新鮮と言いますか
「え!?そうだったの??」
っていうことが多いことが
良く分かりますよね!
特に
賢い「お買いもの」に
役立つ情報は尚更です!
ってことで今回は
時期もちょうど良いですし
デパートの高島屋さんも
今季、「カシミヤコレクション」と銘打って
大々的に仕掛けてきてますから
みんな大好き「カシミヤ」の
意外と知られていない「裏話」を
してみようかなと思います。
最近忘れられがちですが
私、ニットが専門ですから(笑)
業界の方が読んでも
面白いように
出来るだけ詳しく
書きたいのですが
尺と手間の問題もありますので
掻い摘んでいきます!(笑)
まず、そもそも
「カシミヤ」って何ぞや?
ってところから危ない方が
多いのではないでしょうか?
「カシミア」って
言う方もいますが
消費者庁家庭用品品質表示法の表記は
「カシミヤ」になってますので
今回はこちらで統一します。
動物性繊維は
大きく分類して
・羊毛(「ウール」=特長:縮れ毛)
・獣毛(「ヘアー」=特長:ストレート)
の2種類があります。
羊毛(ウール)は
その名の通り「羊」さんの毛ですね。
長くなるので
今回は一切触れません(笑)
もう一つの
「獣毛」の中でも
系統が大きく3つに分かれていて
・山羊科(カシミヤ、モヘヤなど)
・ラクダ科(アルパカ、ビキューナなど)
・うさぎ科(アンゴラなど)
「カシミヤ」は
この山羊科の一種
「カシミヤ山羊」の
柔毛(産毛)のことを言います。(b^-゜)
もっと詳しく知りたい!って方は
コチラへ↓
たまに店頭で
「このウールってカシミヤ?」
って聞いてるお客さんを
目にしますが
それって
「このキャベツってレタス?」
って聞いてるのと同じです(笑)
恥ずかしいのでやめましょう!ヾ( ´ー`)
では
なぜ「カシミヤ」は
高価なのでしょうか?
それはズバリ
「希少」だからです。
ニット1枚作るのに
山羊さん3~4頭が必要だそうです!
コートなんて作ろうと思ったら
山羊さん20~30頭を
丸裸にしなければいけません。
だから高いんですね!
さらに
「カシミヤ」には
元々の個体の毛色から
①ホワイトカシミヤ
②ブラウンカシミヤ
③グレーカシミヤ
※ちなみに加工(染色)がしやすいので一般的にはホワイトカシミヤが人気ですが、実は質的にはブラウンカシミヤが最高級と言われています
の3種類があり、
さらにさらに、
・繊維の細さ
・繊維の長さ
・異物の混入率
上記3つの項目により
その品質が
特級から9級まで
等級(ランク)があります。
※ちなみに「特級」のカシミヤは、欧州の一部(スコットランド、イングランド北部、イタリア北部)
でしか採れない超希少品で、その流通も限られたシンジケートでのみ行われるため、主にヨーロッパの貴族や上流階級の方たち用だそうです。なので我々が生涯、目にすることはほぼありません(笑)我々が目にすることのできる最高級のカシミヤは、モンゴルや中国産の一級からってことですね!
まあ、この際
数字なんて
どうでもいいですが(笑)
要は、
等級が高いほど
「高価」ってことだけ
覚えておけば良いと思います。(*^-^)b
ただし、
ここで問題なのは
1級でも「カシミヤ」
9級でも「カシミヤ」
って呼ばれてしまいますので
素人には
実際に触ってみても
その区別が良く分からない点です。
「これ1級ですよ!」
って言われれば
「そうかも・・。」
って思っちゃいますしね。。
「赤」「白」「ロゼ」って3種類あって
1本数百円から
1本数百万~数千万まである
「ワイン」とちょっと似てますね。
私は飲みませんので
近くの酒屋で買ってきたワインを
これ1本100万円のワインだよ
って出されたら
「そーなんだぁ」って
思っちゃいますけど(笑)
ただ、
「カシミヤ」の原毛自体には
産地はあっても
「ブランド」はありませんから
「ワイン」より難解かもしれません。
では、
我々消費者は
どんな「カシミヤ」を
選べば良いのでしょうか??
1着⇒4,900円の
ユ○クロのカシミヤ100%もあれば
1着⇒十数万円の
カシミヤ100%もありますよね!
何が違うんでしょう??
もうおわかりですよね?
そうです!
「等級」が違うんです(*^-^)b
アパレルの中で
「カシミヤ」に限っては
高価=良いもの
安価=粗悪品
そのままです。
ホワイトカシミヤ1級が
「ロマネコンティ」だとしたら
9級のカシミヤは
酒屋で売ってる500円のワイン
って感じです。
でも
「ブドウから作るお酒」っていう点で言えば
どちらも「ワイン」で間違いないですよね!
「カシミヤ」も同じで
「カシミヤ山羊の柔毛(産毛)」
っていう点で言えば
1級でも9級でも
「カシミヤ」は「カシミヤ」です。
でも
「混率」は
表示義務がありますが
使用している「カシミヤ」の
「等級」まで表示する義務はないので
もし悪徳業者がいて
「9級」のカシミヤを「1級」と偽って
高い価格を付けて
販売していたら?
我々消費者は
見分けがつくでしょうか?
答えは
「見分けられます」
というか
さすがに「1級」と「9級」とでは
たとえ素人でも
触っただけで
その違いは明白です。
しかし
例えば「3級」と「5級」の違いは
プロでも厳しいです(笑)
なので
一番良い方法は
お近くのデパートなどで
バランタインカシミヤ、クルチアーニ
マーロ、ロロピアーナ、TSE、アニオナ・・・など
世界で「最高級」と言われている
カシミヤのニットを
買わなくても良いので
自分の手で触って
感触を覚えておく!(笑)
※ちなみにビックリしますよw
もちろん
価格も覚えておきます。
で、
実際にお買い求めになる
「カシミヤ100%」のニットと
触り心地を比べてみて
価格に見合った
触り心地だったら
ご購入すれば良いと思います。
そして
もう一つ
重要なファクターが
使っているカシミヤ糸の「量」です。
簡単に言うと「重さ」ですね。
専門的には
「目付(めつけ)」って言いますが
どのくらい編み目が
詰まってるか
ということです。
隙間なく
しっかり編んでいけば
編み目が詰まっていき
使うカシミヤ糸の「量」も増え
ニット自体の「重さ」も
重くなります。
当然、
価格も高くなります。
逆に
スッカスカに編んでいけば
使うカシミヤ糸の「量」は
少なくて済みますよね。
ニット自体も「薄く」「軽く」
なります。
だいたい
レディスのトップス(長袖)で
ゲージやデザインにもよりますが
1着=150gくらいが
カシミヤ100%の製品の
平均的な重さでしょうか。
世に出回っている
低価格カシミヤは
この手法を使って
なるべく使用するカシミヤ糸の量を減らして
低価格を実現してる場合が多いですね(*^-^)b
スッカスカですけどね(笑)
いずれにしても
どちらのカシミヤも
所詮は「消耗品」です。
どんなに大切に扱っても
着用しているうちに
どんどん劣化してしまいます。
逆に「服」なんですから
着ないと勿体ないですよね!
そういう意味では
あまり高額すぎるのも
どうかな?と
個人的には思ってしまいます。
庶民なので(笑)
試しに
こんどお店に行った時にでも
いかにも「通」っぽく
「このカシミヤは何等級を使ってるの?」
って店員さんに聞いてみてください!
きっと煙たがられます(笑)
ということで
今回もあくまで
私個人の感想ですので
参考程度にしておいたほが
良いですよ(笑)
ではまた次回~ヾ( ´ー`)アディオース♪



