友人二人と屋久島に行った時のこと。
着いたその日にウミガメの産卵見学ツアーを見つけて申し込みしました。
その対応をしてくれたBさん。
ウミガメの産卵は、運良く早い時間に見学できて、その後のこと。
「君らは日頃の行いが悪いから、今日の天気だと満天の星空は見れないかもしれないけど、もう少し星がきれいに見れそうなところを探してみる?
ただし僕の勤務時間は11時までだから、11時過ぎたらお客さん扱いはしないけど」
この人むちゃくちゃ口が悪い人なんです。
実は私はこの時二回目の屋久島行きだったのですが、一回目に帰りがけにお土産買いに寄ったお店のお兄さん。
屋久杉見た?なにが印象に残った?と話しかけられ、大雨に降られて道に迷ったこととか滝が水量がすごくてびっくりしたこととか話したら、
「要するになんにも見なかったんだね」と。
私が「でもすごくすてきだったから、また来ます」と言ったら。
「そう言ってみんな来ないんだよね」と。
・・・・・・・
その時のお兄さんだったのです。
私は最初気づかなくて、でも話してるうちに、なんかこの人会ったことあるよね、と思ったら。
「何年か前に来て、なんにも見ないで帰った子だよね。すぐわかったけど、そっちが気づいてないから黙ってた」だって。
さて、そのBさんに、お客さん扱いしなくていいからと星空ガイドをお願いしたら、連れて行かれたのは、目の前の港の波止めの陰。
暗いところだと星がきれいに見えるんだよって・・・
みんなで寝転んで、Bさんが水中用の強力懐中電灯を空に向けて星座を探しながら、Bさんのおごりで屋久島ワインを飲みました。
そして
「星ってさ、頭の上にあるんだと思う?
それとも下にあるんだと思う?」
う~ん。
わかりません。
でも、なにかある毎に、この言葉を思い出すと、物事にはいろんな見方があるよね、と思えるのです。
星って見上げるものなのかな?
見下ろすものなのかな?