こんにちは、キャバデリ・ドライバーのナイツです。

 

前回、キャバドラとデリドラの仕事の違いを簡単にお話しましたが、今回はもう少し細かい比較を書いてみようと思います。お店によって多少違うところもあるでしょうが一般的なパターンでまとめておきます。
(珍しいパターンをご存知の方は是非教えてください!)

1.勤務時間

【キャバドラ】
終電過ぎの深夜0時くらいから始発が動く5~6時くらいまでが勤務時間。終わる時間はお店の営業方針や曜日によってバラバラ。早ければ1時間で終わることもあるし、週末などお店の終了が遅かったり、キャスト(キャバ嬢)が酔い潰れたりすると明け方近いこともある。

【デリドラ】
シフト制がほとんど。お店の営業時間のうち決まった時間帯が勤務時間。予定した退勤時間はある程度目安だけど考慮されるので極端な残業はない。逆にお店があまりに暇だと早上がりもある。

 

2.給与

【キャバドラ】
歩合制がほとんど。基本給+(送る人数×送る距離)という計算式が多い。
まれに日給制もある。どちらが良いかは稼働状況によってだいぶ違う。
支払いは、お店と直接契約する場合は日払い、仲介業者がいる場合は日払いor月給制などがある。

 

【デリドラ】
ほとんどが時給制。経験を積むと時給が上がるお店もある。
支払いは月給制が多い。ただし給与の一部を日払いでもらえるところもある。

3.車

【キャバドラ】
基本的に車所有が前提。車検や修理中はレンタカーやカーシェアでもOKだけど、最初から「レンタカーでやります」というのは敬遠されることが多い。

 

【デリドラ】
自分の車を使用するか、お店によっては社用車を貸し出してるところもあるので、車所有者でなくても働くことができる。レンタカーやカーシェアでやってる人もいる。

4.ガソリン代・高速代

【キャバドラ】
給与に含まれる場合が多い。
高速代はお店が指示した場合は別途もらえる。

 

【デリドラ】
お店の規定で ○○円/km などと定めているところが多い。1リッター10kmくらいを基準にしているお店が多いように思う。つまりガソリン相場が150円/Lなら 15円/kmという感じ。使用する車が基準より燃費が良ければ得になるし、悪ければ損になる。社用車を使う場合は全額お店負担がほとんど。高速代はお店が指示した場合は別途もらえる。

5.仕事の流れ

【キャバドラ】
お仕事を終えたキャスト(キャバ嬢)をお店付近で乗せて出発し、自宅まで送るのが主な仕事。送り終わったらまたお店付近に戻って次のキャストが出てくるのを待つ。一回の勤務で2~3回往復がほとんど。運転以外には特に作業は無く、お店や仲介業者によっては領収書や走行記録などを出す必要があるくらいで、どこで働いても大きな違いはない。

 

【デリドラ】
キャスト(デリヘル嬢)をお客様が待つ自宅やホテルに送ったり、迎えに行ったりする。毎回お店に戻るとは限らず、行き先から別の行き先に直接移動することもあり、上がるまで一度もお店に戻らないこともある。
運転以外の作業では、お客様やお店と電話連絡をしたり、キャストから売上金を預かったり、ガソリン代を請求するため走行記録をつけたりする作業が必要。また、お店によってはバスタオルやバイブ、ローター、ローションなどの物品を車に積んでおくため在庫管理したり、事務所内で洗濯、アイロン掛け、名刺、領収書、割引チケットなどの備品の補充、顧客情報の更新など、むしろ運転以外の作業のほうが多いくらい。
(これは本当にお店によって様々なので、応募の電話や面接で詳しく聞くことをオススメします)

6.仕事に必要なもの

【キャバドラ】
車以外は特になし。携帯電話もお店と連絡を取るときだけ必要。
加えて、領収書や走行記録が必要なお店もあるのでそのあたり。
服装は基本的に私服でOK。
ナビはあったほうが良いけど、駅や住所からだいたいの行き先が出れば良いので、車載のちょっと古いナビでも十分対応可能。

 

【デリドラ】
車以外に携帯電話が必須。携帯代はお店が補助してくれる場合もある。
走行記録も必須なのと、場合によってはお客様へのお釣り対策として1万円札が両替できるくらいの千円札があったほうが良い。お店によってはスーツ着用を義務付けるところある。
ナビは必須。可能な限り新しい地図があったほうが良いので車載ナビよりスマホやタブレットの地図アプリのほうがオススメ。

まとめ

いかがでしたか? 同じドライバーでも結構違いがあることがおわかり頂けたかと思います。ここまで読むとだいたいどちらの仕事をしようか決まってくるのではないかと思います。他にも知りたい事などがありましたら、是非コメント欄でリクエストしてください。

次回は、これらを踏まえてお店選びをするポイントを「キャバクラ編」「デリヘル編」とそれぞれ詳しくお話してみようと思います。

ではでは。