この9年でいちばん印象的な受験結果 | ママの参考に! 中学入試のプロ家庭教師@千葉周辺 のブログ

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ノートの書き方を重視し指導します。
家庭教師、教場指導、選べます。
教場指導は幕張本郷で行っており、復習がまわらない子や理解出来ない子の空間です。
近隣はもちろん、成田、浦安、酒々井、八街、大網白里、松戸、三郷、流山などから、毎年集まっています。

もちろん、一人一人、全ての子を覚えています。
けど、この子は、ダントツで1番です。
 
能力の高い子をとても難しい学校に入れるよりも、はるかに難しい指導でした。
 
小4から
某大手塾に通ったそうです。
通塾するだけで受験学習。
座っていれば、合格できるし、塾は楽しい遊園地。
行き帰りは、寄り道大会。
ある意味、幸せなころ。
 
 
親御さんキレる!
 
 
小5から小規模四谷系の塾に転塾したそうです。
でもこれが大きな間違い。
仲良しごっこの子供を遊ばせる塾。
先輩の入試日は遠足気分で見学。
授業は低レベルのふざけあい
当然、子供はもっと遊ぶ、サボる。
でもそれが悪いことなんて、親以外の誰も指摘してくれない
親御さんはそんなことは知らずに、期待して入塾させたのに・・・
 
 
親御さん、さらにキレる。
 
 
数人の家庭教師をつけるが、どの先生も同じ。
解説を話して、サヨウナラ。。。
腫れ物は放置しておくのが一番
 
 
チェンジチェンジチェンジ~
 
 
で、最終的に教場へ。
問い合わせをもらったのが、小6の7/15頃。
すでに夏期講習は募集停止していたので、断りましたが・・・
 
親御さん
「廊下でも、便所でも、どこでもいいから机を置かせてやらせてくれ。机はこれを持参するから」
と机の写真が添付されたメールが届きました。
 
そこまで言われたら・・・
受け入れました。
 
講習中、年下の
小5の誰にも勝てません。
常に最下位。
悔しいという気持ちは無く、ニタニタしています。
さらに、人の目を盗んではサボります。
 
毎日叱られまくりです。
毎日泣きます。泣いてもすぐに忘れます。
低学力だけならともかく、態度は最悪・・・。
 
毎回注意し、やらせますが・・・
次は
「センセーおなかが痛いですぅ」
 
どうしようもないなぁ。。。
でも無視するわけにはいきません。
 
「娘さん、腹痛を訴えています。迎えにこれますか?」
 
ちょっと電話させてください
「あんたー!!嘘ついているんじゃないわよ! はったおすぞぉぉぉ!」
 
電話を切った後、
「センセー、治りました。べんきょうしますぅ」
 
なんて茶番が、夏期講習でした。
疲れます。大人は・・・。
 
けど、あきらめずに指導しました。
すると、
ひどい状況だった子も、だんだん真剣になってくるわけですよ。
 
中学受験は、親の忍耐も試されているんだ!
そう思いました。
 
当時は、第一希望の「国府台女子」の過去問に触れることは出来ませんでした。
それより、受かる学校を確保することに、焦っていました。
 
9月の時点で、
それまで受験学習で習得したものは、ほぼゼロ
救いだったのは、小学校レベルの学習は問題が無かったこと、社会はそこそこ出来ていたこと、くらいです。
 
教場指導、週に4回! 全て小4,5の内容です。小6の内容は不要でしょう。

時間は、全く足りません。理解に時間がかかる、復習に時間がかかる。

 

算数の習得に時間がかかり、理科の時間が全く足りません。
この子をきっかけに作りました
「早朝指導!」
朝の4時や5時に伺って、理科の授業です。
早めに到着し、車で仮眠していたら、職務質問されたこともありました。
最近は、そこまで気合が入った家庭は少ないですが、こんな状態の子でも指導を受けたのは、親御さんの必死さが伝わってきたからです。
 
そんな風に、9,10,11月を過ごしました。
 
で、12/1 不合格。。。
まぁ当然ですね。間に合うわけ無いですよ。当然の結果。
 
で、冬期講習をはさんで、
1/21 不合格。。。。。
まぁ当然ですね。小4も小5も、さらに、小6前半も無駄にしたのですから。本人は塾通いしていたのだから勉強のつもりだったようですが、とんでもない。ただの遊びであり「受験ごっこ」でした。無意味な不毛な時間でした。
 
教場の仲間は次々と進学先を決める中、自分だけ勝負の日々が続きます。
仕方ありません。それだけ遊んできたのです。
 
2月になり、新小6の授業も始まっています。
旧小6の彼女は一人ポツンと、指導を受けます。
 
で、2月の3回の入試。
なのですよ。
 
↓過去問の履歴は、これです。
おかしな点が一ヶ所ありますね💧
過去問につきもののインチキです

結果的に合格は取れましたが、今になって考えると、もっと良いやり方があったなぁ
と思います。ここ数年は、このようなやり方ではなく、より一つ一つの理解を大切に進めるようにしました。
 
 
・すぐにあきらめてしまう
・努力もせず、子供の限界値を勝手に決めてしまう
・子供を守ろう、意見を尊重しようという行為が、結果弱く我侭な子を作ってしまう
 
そんな子供も親も多い昨今ですが、こんなお母さんは本当にすごいと今でも思うのです。
ご参考に!
 
 
 

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