1050点では申し訳ないほどの手術でした | 昔、卵巣がんだったことがあったような~(^^ゞ

昔、卵巣がんだったことがあったような~(^^ゞ

旧ブログ名は「卵巣がんでした~(T^T)→勝手に治った宣言v(^O^)/」
大学病院で卵巣腫瘍を切除
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 →めでたく終診\(^O^)/

久しぶりに2泊ほど病棟お泊りしてきました。
今回お世話になったのは東北公済病院の6階北病棟、
歯科口腔外科での左下5番埋伏歯抜歯手術が目的でした。

今をさかのぼること○十年、小学生の時から、
この歯が4番と6番の間に水平に倒れて埋まっていることはわかっていたのですが、
「歯科治療=お金がかかる」と思っていたワタクシ、親に言い出せずに放置。
自分の収入を得られるようになった20代のころは多忙にかまけてさらに放置し、
仙台で現在のかかりつけ歯科医に出会って、やっとなんとかする気持ちになりました。
本当は5年前に着手する予定になっていたのですが、
子宮体がん疑い→ホルモン療法&内膜掻爬→妊娠→流産→卵巣がん
と、いろいろな出来事が重なり、延期に延期をした末の治療スタート。
やっと落ち着いて始められる状態になったというのは、とても喜ばしいことです(笑)
しかも、その頃より明らかに患者力が強化されている、というオマケつき。

乳歯が抜けた後の隙間に永久歯が生えてこないまま放置した期間が長かったために
5番より奥の歯が前に向かって倒れこんでいる状態を
歯列矯正技術を使って治していく方針なのですが、
そのためにはまずそこに埋まっている歯をどけないとならないのだけど、
これは難しいから申し訳ないけれど僕のところではできない、
と、紹介されたのは3つの病院の口腔外科。

誰がやるかわかんないし、執刀指名しても平気で他の人に代わっちゃうけど、
とにかくすぐにやってくれるのは大学病院、
残りの2カ所は腕はピカイチだけど、たぶん数ヶ月待ち、
と言われて、迷わず大学病院を排除(笑)
通院のしやすさから公済病院がいいです、と伝えると、
熊谷先生はものすごく手術が上手いから、
どのくらい上手いかと言うと、僕の奥さんの抜歯をお願いしたくらい、
と、かかりつけの先生がにんまり。
それは間違いないですねー、と紹介状を書いてもらったのが11月で、
本当に4ヶ月待ちでしたが、待って良かったです。

左下の歯の裏側を前歯から6番あたりまで切っての手術で、
2時間弱かかりましたが、腫れも出血もほとんどなく痛みもありません。
術後3時間くらいでおかゆを食べられたし、
翌日からはもう普通のご飯を何の問題もなく食べています。
抜糸前なので、ちょっとその糸が気になるくらいです。

素晴らしい、プロの技。
退院のときにもらった診療明細書を見たら、この手術の点数はたったの1050点でした。
安すぎるよう。
最初2泊3日の入院で、と説明された時は、そんなに~、と思ったのですが、
入院基本料で稼がなきゃ採算合わないよな、とつくづく納得したのでした。

(つづく)