wrote in 2008-10-02 20:00:00 corrected today
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「へへっ、元気だった?」

負け犬のボクは、平気でしっぽを振る。

「もっちゃんは?」
「飲みに行ってるよ。」
「ふ~ん、イサオは行かなかったの?」
「仕事が長引いたから、止めたんだよ。」
「へえ、じゃあさ、二人で水入らずだね。」
「・・・なあ、モリモトが原因で出て行ったのか?」
「そういう訳でもないけど、って言っちゃうと嘘になっちゃうかなぁ。自分でも良く分かんない。」
「で?何処行ってた訳?ひと月近くも。」
「遠いところ。あ、お土産買ってないや。」

ボクは、指先の冷たかったのが、やっとのことで温度が戻ってきていた。
大胆なのに、臆病者。

「全く、好き放題だよなぁ、おまえって・・・で?もう、寝るか?」
「うわ、やらしー。エッチ。」

何も聞かないのは、イサオのプライド。
きっと、色々聞きたいことは山ほどあるだろうに、エッチに持ち込まれて、ボクはホッとしていた。
イサオは、タカのことも、ボンドのことも知らないし、ボクは言う気もない。

「ねえ、もっちゃんが、帰ってくるよ?」
「いいよ、帰って来たって。したいんだよ。やらせろよ。」

あれから、禁欲をしていたのだろうか。
イサオの愛撫が、荒々しくて、忙しない。
セーターを持ち上げられると、寒々とした空気に、ボクは一気に粟立ち、乳首を尖らせていた。
その頂を、ちぅと吸われて身悶えた。

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