16日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前引けは前日比40円40銭(0.23%)安の1万7472円58銭だった。
朝方は一時上げる場面もあったが、15日のナスダック総合株価指数がさえなかった事を嫌気した一部の値がさハイテク株などが重しになり、総じて安い水準での推移が続いた。一方、主力大型株は総じて底堅い展開。ただ、全体的に、あす17日に日本の1―3月期の国内総生産(GDP)発表や、日銀の金融政策決定会合(2日目)が予定されていることから、模様眺めが気分が強かった。一方、大型株は総じて底堅い展開。好業績期待を背景に上げる銘柄もあり、下値は限定的だった。東証株価指数(TOPIX)も続落した。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆3780億円、売買高は10億7319万株。東証1部の値下がり銘柄数は1137、値上がり銘柄数は469、変わらずは111だった。
個別銘柄を見ると、主力大型株を中心に、住友鉱、トヨタ、新日鉄、日産自、キヤノン、東電、冶金工、ホンダなどが堅調である。その半面、石川島、みずほFG、三菱UFJ、住金、ソフトバンク、ソニー、三菱重、鹿島、三井住友FG、NTTは軟調に推移。
日経平均先物6月物も続落。前日比70円安の1万7480円で取引を終えた。前日の米ナスダック総合株価指数が下落どを嫌気し売りが先行。総じて1万7400円台後半でもみ合う展開となった。明日の1―3月期の国内総生産(GDP)発表を前に、買い控えムードにつながった。シンガポール取引所(SGX)の日経平均先物6月物は前日清算値と比べ55円安の1万7490円で取引を終えた。
TOPIX先物6月物は続落。前日比11.5ポイント安の1704.5で取引を終えた。日経300先物6月物は反発。日経平均オプション6月物は日経平均株価の下落を受けプットが買われた。
一方、東京外国為替市場で円相場は狭いレンジで一進一退を繰り返し、現在、1ドル=120円20-25銭で推移している。朝方から小幅なレンジでの売り買いが交錯し、前日の相場とほぼ変わらない水準でもみ合っている。
市場では、今晩発表の4月の米住宅着工件数など米経済指標や、明日17日発表の日本の1―3月の国内総生産の速報を控えて、朝方から持模様眺めの展開に終始している。