最近、自然豊かなところを訪ねると白い花が多くて、色鮮やかな花になかなかお目にかかれません。そこで、温室なら出会えるのではないかと思い、やってきました。
2024.05.18 大船フラワーセンター グリーンハウス ここは無加温の温室です。どんな色の花に出会えるかな? まずハナキリンです。
ジャカランダ ヒナタです。
私の友人でアフリカに長く滞在していたノマド・イシイさんに、『ジャカランダ』(文芸社)という短編小説があったのを思い出しました。
これはアメリカンブルーです。
ブリリアントです。ハイビスカスは、今の時季ほとんど咲いていません。
ブーゲンビリアのバーバラカーストです。
カリフォルニア ゴールドです。
サン ディエゴ レッドです。
そしてこれは、メリーパーマーです。
コダチヤハズカズラ(木立矢筈蔓)です。花の中心部分が黄色くボヤッとしています。沖縄など南西諸島に帰化した南アフリカ原産の植物です。「矢筈とは弓のつるに矢をかけるためにV字型に切りこんだ部分の名前で、和名は花(つぼみ)を挟む2枚の苞がをこの形に似ることから」とのこと(「四季の山野草」より)。
コダチヤハズカズラのつぼみ(この写真は、「四季の山野草」からお借りしました。)
ルリマツリですね。
ウエデリア トリロバタです。
ルエリア ヒューメリスでしょうか? アメリカンブルーにひじょうに似ているのですが、花びらのつき方
が違います。
そしてこれが、エンジェルス トランペットですね。
ツンベルギア マイソレンシスです。変わった名前ですね。マイソレンシスというのは「マイソールの」(インド南部の地名)、ツンベルギアは18~19世紀のスエーデンの植物学者ツンベルグさんの名前にちなむそうです。インド南部原産です。
ソラヌム ウエンドランディーです。
これはストレリチア アルバです。ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)に形がそっくりですね。
(参考)ゴクラクチョウカです(4月10日撮影)。
熱帯性スイレンの池に来ましたが、全くスイレンは咲いていません。これこそ色鮮やかで期待していたのですが…
グリーンハウスでは5月19日まで、「サボテン・多肉植物展」を開催しています。
これは、ビカカク(美花角)です。北米原産とのこと。
これは、ヒカダマテッカ(緋花玉綴化)で、アルゼンチン原産とのことです。
中庭のオーストラリア園では、
ブラシノキ(別名カリステモン)が咲いていました。
白いブラシノキです。
中庭の隅のほうに目をやると、
食虫植物を育てているコーナーがあります。サラセニアの仲間でしょうか? 赤い花が咲いていました。
ちょっとゴチャゴチャしてしまいましたね。(_ _ )/ハンセイ
グリーンハウスを出ると、目の前にドーム型通路があります。その両脇には…
アグロステンマですね。
ニゲラです。造形が美しいです。
スターチスも咲いていました。
入園口から花の築山へ向かう道の右側には、カシワバアジサイが咲き始めていました。葉が赤いです。
ハイビスカスと熱帯性スイレンをほとんど見ることができなかったのは残念でした。でもまずまず色とりどりの花を見ることができたので、満足です😸