舞岡公園のあたりは周辺にくらべて気温が低いのでしょうか。今日は雲が垂れ込め、北風が吹いていたせいか、まだまだ春は遠いなと感じました。

 

2024.03.07 舞岡公園 小谷戸の里へ到着するともくもくと煙りが立ちのぼっています。

 

炭焼き小屋で、籾殻(もみがら)をむして「燻炭(くんたん)」を作っていました。籾殻はそのまま撒いても土にかえるのに時間がかかりますが、燻炭にすることで、すぐ土にかえることができます。土壌の保水性、排水性がよくなり、土壌微生物が増えるというメリットがあります。土壌微生物が増えると、土はふかふかになり、植物にとってより良い環境になります。

 

燻炭の作り方は、下のユーチューブをご覧ください。これは4分あまりの動画ですが、ネットを調べると、もっと詳しい動画も見ることができます。

 

籾殻薫炭(もみがらくんたん)の作り方 (youtube.com)

 

 

ようやく陽がさしてきました。古民家の庭には白梅が咲いています。昨年暮れからつい最近まで、足を痛めて撮影に出られず、梅の開花に出会えなかったので、今年初めての梅の花の撮影です。

 

古民家に入ります。竈(かまど)では、火がぼうぼうと燃えていました。

 

 

お雛様が飾られていました。

 

「古池や 蛙飛びこむ 水の音」

            

            舞岡の谷戸をうたったカルタも展示されています。

 

「旧金子家住宅主屋」の碑のそばに、「2035年」と刻まれた石が。「時間壺(じかんつぼ)」と呼んでいるそうです。舞岡公園ができたときにこの場所に埋めておいたものを、2035年に掘り返すそうです。

何が出てくるでしょうか?

 

また少し青空がのぞいてきました。木の上のほうを見ると、ヤドリギらしきものが見えます。

 

古民家の裏手にまわると、マンサクが花をつけていました。

 

 

こちらは色の濃いマンサクです。もう盛りは過ぎてしまったようです。

 

古民家のとなりにはモクレンのつぼみが。

 

シジュウガラが飛んできました。

 

小谷戸の里の庭では、籾殻を乾燥させています。

 

ホオズキが枯れたまま残っています。

 

ところどころにスイセンが咲いています。

 

ウグイスカグラでしょうか?

 

これは何のつぼみでしょう? リョクガクバイ(緑萼梅)?

 

木の全体像をとらえてみました。

 

小谷戸の里を出て南門へ向かう途中、長久保池畔には、枯れアザミが残っていました。まだまだ冬枯れの趣が濃い舞岡公園でした。