2023.09.24 秩父宮記念公園 ここは、昭和16年から10年間、昭和天皇の弟である秩父宮殿下が実際にお住みになられた御別邸です。登山服姿の殿下の銅像が富士山をのぞむように設置されています。
上の銅像は、茅葺き屋根の母屋の傍らにあります。白い花はアメリカフヨウです。
今日は、ツマグロヒョウモンがいろいろなところで飛んでいました。これは、母屋脇のアザミの花にとまったメスです。
カクトラノオにとまっているのは、オスのツマグロヒョウモンです。アサギマダラを目当てに訪れたカメラマンもいましたが、この日は現れなかったようです。
(参考)2017年9月15日、秩父宮記念公園にてアサギマダラを撮影
カクトラノオにはオオマルハナバチも蜜を吸いにやってきました。
コルチカムですね。花びらが陽に透けるようです。
ムギワラトンボ(シオカラトンボのメス)が草むらにとまりました。
ハギの仲間です。葉の形などから、ナンテンハギだと思われます。
シュウカイドウですね。江戸時代に中国から渡来し、花がカイドウ(海棠)に似ていて秋に咲くことから、秋海棠と名付けられました。ベゴニアの仲間です。
白いシュウカイドウも。
シュウメイギクですね。
今年は形の整った花が少ないように思います。
ここではピンクのものが多いですが、白い花も見られました。
キツリフネですね。
スズムシバナです。西日本に自生しているそうですから、神奈川県で見られるのはめずらしいです。
これはシクラメンの原種の一つ、シクラメンネアポリタナムと思われます。
ダンギクが咲いていました。
熟した柿の実に蝶と蜂が。この蝶は翅の模様から、アサマイチモンジだと思われます。
調べたところ、この虫は、エサキモンツキノカメムシのようです。黄色いハートがかわいいですね。
前胸の部分にあるくの字形の模様から、ヒナバッタの仲間だと思われます。
コスモスにモンキチョウがとまっています。
ススキが陽に輝いていました。
ソリダコにモンシロチョウがとまっています。
これはウドの実です。
ヤマホトトギスです。帰り際、正門に向かう森のエントランスで見つけました。
森のエントランスはヒノキの林です。帰るとき午後2時ごろに撮ったものです。
正門です。このあと循環無料バスに乗り、御殿場駅に向かいました。
秩父宮記念公園のホームページは↓です。「見ごろの植物」が充実しています。
見頃の植物 – 秩父宮記念公園 (chichibunomiya.jp)