プルトニウム | 雑学ぶろぐ

プルトニウム

いま、日本に忍び寄る不穏な影、

プルトニウムドクロ


先月、福島第一原発について書いた

「今そこにある危機」に追記しました。

読んでくださいね。



プルトニウムは

「かつて人類が遭遇した物質のうちでも最高の毒性を持つ」

と言われるそうです。



化学的な毒性からだと、

一般の重金属並みの毒性で

特別に高いものでないですが、

放射性的には非常に毒性があります。

プルトニウムから出る放射線はアルファ線です。

アルファ放射線は紙一枚で遮ることができ、

皮膚を通すことがほとんどなく、

水などで洗い流すことができますが、

一旦体内に取り込んでしまえば、

その放射能が存在しているごくごく近傍の細胞だけに

濃密な被ばくを与え、

特に肺に蓄積されると強い発癌性を示します。


プルトニウムにはいくつかの同位体がありますが、

代表的なプルトニウム239の半減期は約2万4000年。


まとめると、

プルトニウムは比放射能が高いこと、

半減期が長いという特徴があるのです。



ちなみに、

福島第一原発3号機はプルトニウムを

多く含むMOX燃料を使っており、
(過去記事「今そこにある危機」参照)

ウラン燃料と比較すると

ガンマ線で20倍、

中性子線で10,000倍、

アルファ線で150,000倍、

という、とてつもない危険性を持っているそうです叫び



このように、

プルトニウムは非常に危険なため、

当然、世界中どの国でも

私的所有は完全に禁止されています。



が、しかし、

例外が一つだけあります。



かつて、心臓のペースメーカーに

プルトニウム電池を使ったペースメーカーが

存在していたのですビックリマーク

プルトニウムがアルファ崩壊するときの発熱を利用し、

「熱電変換」して電気を取り出すのです。

半減期が長いため電池の寿命が長いのが特徴で

一度プルトニウム電池を用いたペースメーカーを植込めば、

半永久的に取り出す必要がないことが大きなメリットでした。

1960年代以降使用され、

欧米では数千個もの原子力駆動の

ペースメーカーが出回ったそうで、

当時のペースメーカーを現在も

使用している人がいるそうです叫び

まさに、心臓に爆弾を抱えている状態だね・・・




さて、

プルトニウムという言葉の語源を

紹介しましょうニコニコ

1940年アメリカのシーボーグ博士の研究グループは、

ウランから、それまで自然界に確認されていなかった

2つの元素を発見しました。

この2つの元素は後に、

ネプツニウムプルトニウムと命名されました。


ウランの語源がギリシャ神話の神である

ウラヌスであったことから、

太陽系で天王星(ウラヌス)のさらに外側の

軌道を持つ海王星(ネプチューン)にちなんで、

二つのうち先に発見された元素を

ネプツニウム(Np)と名づけ、

後に発見された元素を、

海王星のさらに外側を回る冥王星(プルトー)にちなんで

プルトニウム(Pu)と名づけられました。

太陽系↓クリックすると大きくなります。
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注:冥王星は2006年までは太陽系第9惑星とされていて、
現在は準惑星に区分される天体です。


プルトーはローマ神話における冥界(あの世)を司る神で、

ギリシア神話のハーデース

ローマ神話に取り入れられたものです。

では、ハーデースとは

冥界(あの世)の神であり、死と富の神でもあります。

厳格で、冷酷で残忍だといわれています。

ちなみに、

冥王星の最大の衛星「カロン」

ギリシャ神話では、

「三途の川」で死者を渡す渡し守を意味します。




なるほど、

今回の原発事故では

東電プルトーで、

原子力安全・保安院カロンだな( ´艸`)



じゃ、またね('-^*)/