このブログでは、
築古マンションでも
「いいマンション」は
多数存在することを
お伝えしています。
今日は、僕が訪問したエリアで
最も古いマンションの
見た目年齢を判定する企画
「分マン遺産探訪」の
第66回目をお伝えします。
僕は、自分が良いと思えない
モノを売ることができず、
大卒から8年で
5回の転職、2回のリストラを
経験しました。
自分が「良いもの」だと
思えないものは提供できない
と分かったのです。
その経験から、僕自身が
良い家と思える
「自分が住みたい家」のみを
貸す大家になったヨコちゃんこと
分譲マンションコレクター
の横山顕吾です。
またの名を
お金がなくても
資産家に導く
ノウハウ伝道師！
です。
僕の賃貸経営のミッションは、
賃貸ライフを分譲ライフに！
借主に所有者同様の
マンションライフをご提供！
です。
本日は、毎日ブログ408日目です。
「分マン遺産探訪」の目的は、
マンションを買いたい人が
自分で調査できるようになり、
買った後で後悔しないように
なることです。
今回の分マン遺産探訪は
福岡県久留米市です。
福岡県久留米市の
最も古い分譲マンションを
訪問しました。
その分譲マンションは・・・
エバーライフ通町です！
1980年12月築ですので、
築41年0カ月です。
エバーライフ通町の全体像です。
９階建て４１戸のマンションです。
まず、外壁の状況です。
南向きの外壁です。
全面タイルと張りです。
ひび割れもなさそうです。
側面側の外壁です。
1つのマンションですが、
2棟に分かれています。
外壁の状態は良好です。
もう一方の側面です。
良好です。
浮いていた場所は
貼り替えしています。
タイルの色が2種類あるので、
2回大規模修繕で
貼り替えしていると考えられます。
北面の外壁です。
問題なさそうです。
拡大して見ると
北面も貼り替えしていました。
マンションの中に入ります。
廊下は、塩ビシート仕上げです。
外壁もしっかり塗装されています。
屋上防水が見れました。
塗膜防水の仕様です。
長持ちしにくい防水層なので、
定期的に早めの塗装が
必要になります。
屋上に洗濯物を
干している方がいました。
洗濯物を干すというのは
個人的な使用です。
屋上は所有者全員の共用部です。
詳細につきましては、最後に
建物点検ワンポイント講座で
「専用使用部分」
について、お伝えします
各種設備を見てみましょう。
まずは、エレベーター設備です。
中に入ってみましょう。
交換はされているようです。
定期検査もOKです。
次に消防設備です。
非常警報設備です。
交換されています。
消火器です。
なぜか2本置いてました。
別に2本あっても
いいのですが、
普通は２０ｍ以内の
間隔で設置する必要があります。
消火器の使用期限は
大丈夫です。
給水設備の受水槽も
きれいでした。
ということで・・・
実年齢 ４１歳
見た目年齢 ３２歳
です！
ここからは、
「エバーライフ通町の
建物点検ワンポイント講座」
です！
今回取り上げる点検ポイントは
専用使用部分です！
分譲マンションは
「専有部分」と「共用部分」の
２つに分けられます。
「専有部分」は201号室などの
居住する部屋のことです。
壁に囲まれた部屋の中のことです。
「共用部分」は、
専有部分以外のことです。
廊下やエレベーターなどは
共用部分です。
ここで、バルコニーは
「専有部分」でしょうか？
それとも「共用部分」でしょうか？
正解は、共用部分です。
なぜなら、部屋の外だからです。
バルコニーは緊急時には
避難通路にもなる共用部分
なのです。
しかし、通常はその部屋の住人しか
使用することがないので、
共用部分の「専用使用部分」と
呼ばれます。
バルコニーは、共用部分ですが、
専用使用部分なので
個人的な洗濯物を干すなどを
してもOKなのです。
屋上は、「専有部分」でしょうか？
それとも「共用部分」でしょうか？
答えは、完全に「共用部分」です。
ということは、
屋上を個人的に
使用することはNGです。
したがって、屋上で
洗濯物を干すことは、NGです。
以上が、
「エバーライフ通町の
建物点検ワンポイント講座」
でした！
「建物が古い」という理由で、
「大丈夫なの」と思われる方が
多くいます。
築年数は関係なく、
「建物管理の状態が重要！」
ということをお伝えしています。
ただし、重要なのは
人間と同じで
見た目年齢より、
健康年齢です。
実際にマンションを買う時には
健康年齢を調査することが
重要です！
ちなみに、
健康年齢の調査法が
ブログタイトルの「３S分析」です。
なお、今まで訪問した
築古分譲マンションを
まとめたものはこちら・・・
ブログの内容等についての
お問い合わせは
不労所得を目指すのではなく、
自ら学んで、自ら賃貸経営を
したい方からの
お問合せお待ちしています！
では、また明日！