『精神文明と奇跡』
政木和三

 

著書装幀:横尾忠則

 

 

第2章 地球と人間

 

 

◎ 科学も時代と共に進化

 

 

----- 科学と非科学 -----

 

 

 

 私達の周辺はどんどんと変わってゆく。

 物に対する考え方も、科学の常識も、時代と共に移り変わるものである。

 菅野禮司氏も著書

 『物理革命はいかにしてなされたか』

 の文中において、真理は感覚を裏切ると題して、私達の感覚を時には裏切って、およそ正反対のことが科学的真理である場合すらあると述べている。

 筆者自身の身近においても、科学的には考えられぬことが続発した。

 しかもそれらの全部が、測定器または写真の記録として、あるいは実体が現存している。

 その事実を発表したとき、即座にそんなばかなことがあるはずがないと一笑に付し、人格をも疑う態度を示された。

 しかし、若干の人はそのような事実があれば新しい科学として、それを研究する必要があるとの意見もあった。

 昔は地球は平坦なもので、その上を太陽が回っているという天動説が科学常識であり、地動説を唱えたガリレオが裁判にかけられたこともあったが、今日ではそんなばかなことを思う人はいない。

 ニュートンが引力の発見をしなくても、昔から万有引力はあったもので、人が知らなかっただけのことである。

 何の予備知識も、研究心も、疑問の気持ちもないときは、見てもその真の姿が見えないものであって、発明、発見はできないが、心の中にそれを求めようとした準備があったればこそ、それが解明できたものである。

 ニュートンの力学は、次の三つの法則によって表わされている。


第一法則

 あらゆる物体は、加えられた力によって、その状態を変えない限り、静止または、等速運動を続ける。


第二法則

 運動の変化は、加えられた力に比例し、その変化は加えられた力と同じ方向に起こる。


第三法則

 作用には、必ずこれに大きさが等しく、方向が反対の反作用がある。

 つまり二物体の相互作用はつねに互いに等しく、反対方向に向かう。


 この一般力学は当然のことと思われていたが、矛盾する部分のあることがわかり、ニュートン以来の普通の概念を深く考え直した結果、アインシュタインの相対性理論が生まれたものである。

 一九〇五年、ドイツの無名の特許技士アインシュタインの論文が発表された。

 相対性理論は、私達の時間、空間概念の誤りを指摘し、ニュートン力学は速度の遅い運動物体に対してのみ成り立つものであり、アインシュタインの樹立した特殊相対性理論は、ニュートンが仮定した絶対時間・絶対空間の存在を否定し、次の二つの原理の上に築かれている。


一、運動は相対的で、すべての等速運動をする慣性系は力学的に同等である。


二、すべての慣性系に対して、真空中の光の速度は等しく一定である。


 この前提から導かれる結論は運動物体を静止している場所から観測すると、その長さが進行方向に短縮され、時計の刻みは遅くなること、したがって時間、空間は物質の状態と独立、無関係でなく、しかも時間と空間は物体の運動を通して相互に関連し合っている。

 また運動物体の質量は静止しているときよりも大きくなり、その速度が光速度に近付くと質量は無限大に増大する。

 このことから、質量とエネルギーの同等性が示され、有名な

 


 が導かれた。

 Eはエネルギー、mは物体の質量、cは光速度である。

 ニュートン力学では

 


 で与えられる運動のエネルギーが、アインシュタインにおいては

 


 という量が得られる。

 この式から一グラムの質量は

 

 

 となる。

 これを石炭の燃焼によって得るには約三〇〇〇トンも必要となってくる。

 このように、質量をエネルギーに変換できることが、私の近辺に起きている奇跡に直結しているように思われる。

 アインシュタインの考えでは、一般物体は光速度以上になり得ないと仮定はしているが、最近超高速粒子タキオンの存在の可能性が話題となっている。

 タキオンの名はギリシャ語のタキオス(速い)からきている。

 相対性理論では運動速度が光速以下の世界と光速以上の世界とが完全に切り離されている。

 最初から光速以上の速さをもって運動している物質が、存在してもよいのではないかと考えられるようになり、そんなものがあっても相対性理論と矛盾しないことがわかった。

 このような物質粒子をタキオンと名付けたものである。

 タキオンの質量は虚数である。

 速度はいくらでも早くなるが、まだ存在の検証はおこなわれていない仮説粒子である。

 大阪大学工学部工作センター付近で数十回も行った大脇一真君の実験によれば、空中において、一万分の一秒以下の短時間に漢字が四個も紙の上に書かれた。

 また、二本のクレヨンによって、空中においてチューリプの絵が、花は赤色、葉は緑色で描かれることを数百人が目撃している。

 この時間も一万分の一秒以下であり、十万分の一秒以下であるかも知れない。

 またマジックインクによって、段ボールの箱に秒速二〇〇キロメーターの速度で人形の絵が描かれたこともあった。

 エレクトロン一個を光速近くに増速するには、約一トンの推力が必要と考えられるが、重さ約五十グラムのインクを光速の三分の二の速さに加速しようと思えば、物すごいエネルギーが必要であるが、それが現実に眼前にて発生し、記録として残っている。

 これをどのように説明すればよいか。

 これを空中で書いたものは一真君の精神的エネルギーだけだと考えれば、精神的な力が現実のエネルギーとして考えられるのではないだろうか?

 仏像の出現も、そのような精神的なエネルギーの結集のように思われる。

 昭和五十二年一月、天玉尊先生宅において、本日は不思議な現象が起きますといわれ、三十人が集まってそれを見ることにした。

 『皆様、正面を向きなさい』

 と言われたとき、空中に黄金色の光の大きな球が二個発生し、それが圧縮されるように徐々に小さくなり、直径が一メーターぐらいになった時、仏像の形となり、そのままますます小さくなり、ついにそれが大黒天像二つとなり、梁(はり)の上に発生した。

 このことは、空中の炭素、水素等が光速以上の運動を起こし、非常な高温となり、核融合が起きたのではないかと私は考えた。

 私宅には仏像が四体発生した。

 真珠は三十個以上も発生している。

 これは事実である。

 天玉尊先生の偉大なる精神力によって、一般力学、そして相対性理論を超えた新しい科学の糸口を神が示しているのではないだろうか?




精神文明と奇跡
第三刷発行:昭和五七年九月二十日
著者:政木和三
発行者:後藤房子
発行所:日新社
    岡山市尾上二七七〇 電話〇八六二(八四)二一二一
印刷書:山陽印刷株式会社
    岡山市中山下二丁目五-五〇-一〇一

 

 

 

 政木先生とのご縁の始まりは、
令和元年七月一日に他界しました昭和五年生まれの私の実父が小学生時代の頃より電気のイロハを教わり、
(実際に、電気ギター制作等々、様々な電気技術のご教授を、家族ぐるみのご近所付き合いの中で個人的に無償で賜ったそうです)
その後、御晩年には、政木先生の素晴らしいご発明品の集大成のひとつとして
“世のため、人々のため”に御余生をかけ陰徳にご尽力なさいました
超強力 神経波磁力線発生器
(改名機器、インパルス磁力線、そして、Mリング。すべての御販売は㈲政木研究所、㈲ケントにて)
の製造に至るまで、数々のお仕事をお世話頂き、
政木先生がお亡くなりになる最後の最後まで、私も含め家族ぐるみのお付き合いを賜わり、
今も尚、心の底よりとても尊敬し、感謝している恩師・師匠です。

 

 

 政木和三先生の廃刊御著書

 

『精神文明と奇跡』

 

を掲載させていただいています。

 

 

 

 政木先生の御教えである

『目先の欲望を捨て去り、世のため、人々のために尽力せよ!』

との仰せを引き続き継承するため、

今後も少しずつではありますが、

何度も何度も繰り返す、日々の心の学びの礎として、

政木先生の御教えのすべてをこれからも紹介させて頂きますので、

皆様には引き続きのお付き合いの程、

何卒、宜しくお願い申し上げます。

 

深謝

m(__)m

 

 

 

 

 

完全オーダーメイド組み立て一式品

『復刻版 超強力磁力線発生器 試作品』

(特許第3510016号)

物理化学や自然科学の実験用、工業での金属磁化用専用試作機器として

政木和三先生がご発明なされた初期の頃の

元祖アナログ回路式機器を復活させることに成功しました!

ご用命の際は

下記のリンク先、もしくはE-Mailアドレスよりお問い合わせください。

 

令和3年3月に復活! 復刻版超強力磁力線発生器

 

画像の機器は平成10年の薬事法改定により製造販売が打ち切られた

元祖旧式アナログ回路が装着される超強力神経波磁力線発生器(Mリング)

 

 

 

元祖!本家本元!! 

神経波磁力線発生器と復刻版磁力線発生器との内部構造や動作の比較

 

 

提供:株式会社ケネスト

info@knestinc.jp

 

税込¥220,000,-

諸事情にて2024年8月1日より大幅値上げを実施させていただきます。

 

 

≪ご注意事項≫

 

この試作品は一般的な完成型の市販商品ではありません。

完全オーダーメイド方式のみにて

ご依頼者様個人と当方との合意・同意の上で

組み立てセット一式の試作品として特別に製作させていただきます。

そして

ご依頼者様個人によって組み立てられましたこの試作機器は

政木和三先生と北野電機が平成10年まで製作していた

当時のアナログ回路方式の復刻版として

ありのままに復元した内容構造の機器となっています。

しかしながら

現在の日本国憲法を遵守するにあたり

この機器の内容構造は

人体への使用が禁止される対象品となっています。

ゆえに

全てはご依頼者様各自の自己責任において法律をご遵守の上

ご使用・ご活用いただきますようお願い致します。

また

当方はご使用に関する一切の責任を負いませんので

上記の旨をご理解、ご確認いただいた上でお問い合わせくださいますよう

何卒、宜しくお願い申し上げます。

なお

機器への一年間の無償保証はもちろんのこと

その後の機器修理に関しましては従来の元祖旧式機器と同様に

引き続き対応させていただきます。

 

 

 

保江 邦夫 先生 【第2回 バロン保江のエリア55】 2021年

~ 悲運の発明品がついに復活! 復刻版 超強力磁力線発生器!! ~

 

 

 

≪復刻版 超強力磁力線発生器 試作機 の内蔵タイマーについて≫

 

旧式の神経波磁力線発生器の内部部品には最大作動時間60分設定

(通常30分に設定しています)

可能なタイマーが組み込まれていましたが(一部、後期型のMリングは除く)、

今回復活させました復刻版 磁力線発生器には

最大作動時間3時間まで設定可能なタイマーが装着されています。

(出荷時は作動時間を1時間設定にしていますが、

ユーザー様にてご自由に作動時間を最大3時間まで設定していただけます。)

 

画像は元祖 超強力神経波磁力線発生器のタイマー

(こちら赤い針が60分設定になっています)

 

画像は本家本元 超強力復刻版磁力線発生器のタイマー

(こちら赤い針が1時間設定になっています)

 

 

 

最後に

当方は販売等々に一切関わっていませんが

元祖旧式の超強力神経波磁力線発生器(Mリング)より改良が施され

厚生労働省より医療用機器として許認可を受けています

家庭用電気磁気治療器のバイオイーザーをお求めの方は

正規にお取り扱いの有限会社政木研究所様へ

そして

元祖旧式機器のアナログ回路からデジタル回路へと改良が施され

厚生労働省より医療用機器として許認可を受けていない

家庭用健康機器のセルパワーをお求めの方は

製造販売元の株式会社セルパワー様へ

それぞれ直接に

お問い合わせくださいませ。



 

 

 

KNESTinc.