『精神文明と奇跡』
政木和三

 

著書装幀:横尾忠則

 

 

第1章 二十世紀の奇跡

 

 

◎ 心と共に奇跡も向上する

 

 

 

 筆者は子供のときから引っ込み思案でありながら、とても強情であった。

 二十歳を過ぎてからはそれがさらに高じて手におえぬようになり、変人とまで言われた。

 しかし、物ごとには信念をもってやり、その意志は絶対に曲げることがなかった。

 昭和四十八年一月十二日の木曜スペシャル・ショーに出演したときも、テレビ局では、超能力のための放送であったが、私は自分の意志によって動いた物体の運動を、自分の身体に発生した静電気の力であると言いはっていた。

 それからしばらくしてから、ユリ・ゲラーの来日により、スプーン曲げのブームとなった。

 そこで、スプーン曲げを電気的に計測して実証しようとしたのが、私の人間性の変化の原因となった。

 スプーン曲げの第一回放映の昭和四十九年三月七日に、私のインスピレーションによって磁石に銅線をつけた振り子による人間性の測定法が生まれた。

 自分の手の上にこのマグネットをつり下げると、自然に動き出して第一図(下の画像)のように水平方向に振れた。

 他の友人等を計るとほとんど別のパターンがあらわれたので、これで人間性の測定ができると思うようになった。

 しかし、そのころはまだ神とか仏の存在を認めず、宗教不要論を捨てなかった。

 そして昭和五十年に、信州の熊の湯スキー場において見た初夢によって、天玉尊先生との関連ができて、人間性が大いに変わることとなった。

 昭和五十一年七月十一日に、自分のフーチパターンが第二図のようになった。

 すると、八月二十三日に、天玉尊先生の来訪によって自宅において真珠が五個出現した。

 その時は、信ずるのではなく、不思議だとしか思えなかった。

 


 それを十一月二十五日小川宏ショーにてテレビ放映した翌日、先生宅を訪問したところ、私と同じ顔の大黒像が出現した。

 七、八人と話をしていたところ、私の頭の上の台に大黒様が出現し、自分に頂いたものだと思って手に取ってみた。

 掌(たなごころ)に載せた瞬間には顔は白かったが、次の瞬間に口びるが赤く紅に染まり、眉毛が二本徐々に書かれてゆく。

 周辺の人々も眉毛が書かれてゆくと言ってながめていた。

 ほぼ二分間ぐらいで完成した。

 ところが掌の中にある大黒様は未完成のもので、下の台の正面は粗木のままで、削っていないために縦方向に線が残っているし右の耳の付近も仕上がっておらず、左手の指先にもモロモロが残っていた。

 家に持って帰ると、息子が写真に興味を持ち始めるころであったために、大黒様を被写体にして多くを撮影した。

 それから二週間後のある日、食事中に、大黒様がひとりで横向きに方向を変えた。

 『大黒様が動いた』

 といって大騒ぎとなった。

 よく見ると、何だかおかしい。

 どこか変わったように思うので持ちあげてみると、台の裏に書いてあった発生年月日、場所等の文字が削り取られて消えている。

 台の下には削ったと思われるカンナ屑(くず)がある。

 写真を持ってきてくれと呼び、見くらべてみると、左指先が変わり、右の耳が仕上がっている。

 そして、台の前方のキズもなくなり、完全に仕上がった状態となった。

 天玉尊先生が、

 『政木さんは疑い深いので、神がこれでもか、これでもかと、いろんな現象を見せてくれるのですよ』

 といわれた。

 筆者はこの瞬間から信ずることにした。

 科学的には在り得ないことではあるが、自分の眼前ではっきり事実として認められる奇跡が起きている。

 これは事実である。

 事実を否定することはできない。

 そして、そのころから政木フーチパターンは円形となった。(第三図)

 そして、第二の仏像として、手をあげた大黒天像が出現し、次に第三の仏像として竹の子の上にエビス像が出現した。

 そして、昭和五十三年十二月六日には、観世音大菩薩像が出現した。

 天玉尊先生に質問を発した。

 『私はお経もあげません。

 水行も致しません。

 何の行もしないのに何故このように有り難い仏像が出現するのでしょう?』

 と。

 先生は、

 『あなたは発明を数百もしながら、それのほとんどを無償で社会に放出している。

 その無欲の修行を神が喜び、このような不思議なことを発生させています』

 と。

 私は現在まで、インスピレーションによって六百種以上の発明をしたが、特許申請だけをして審査請求は出していない。

 ビメークとかヘルスアップの数種だけは審査請求をしているが、他は提出だけであるから、明細文は全国に公開となり自由に使えるようになっている。

 特許の内、私有するものは一パーセントぐらいでよいと思っている。

 否、思っているのではなく、インスピレーションによっていくらでも発明がで出来るために、そのような状態にひとりでになるものであろう。

 昭和四十九年の秋、近畿化学工業界の雑誌にNTVテレビの記事を書いたことから、日本薬業会の総会で超常現象についての講演をしたとき、テレビで物体が動いたのは静電気の力だと説明したところ、M教授とK教授のふたりが席を立ち、

 『静電気の力だけではそんな現象は起きないですよ。

 念力の影響を考える必要がある』

 との発言によって大きく心に迷いができ、その後、相当期間を思いなやんだものである。

 そして、天玉尊先生との出会いによって、前述のように、信じざるをえない大きな奇跡の続発を体験し、この世の中は物質だけのものではなく、精神面の大きなエネルギーの存在することを知ることになった。

 私の偏屈に近いような強情さも、神秘の力によって自我の矢も粉々に折れ、人間本来のあるべき姿を考えるようになった。




精神文明と奇跡
第三刷発行:昭和五七年九月二十日
著者:政木和三
発行者:後藤房子
発行所:日新社
    岡山市尾上二七七〇 電話〇八六二(八四)二一二一
印刷書:山陽印刷株式会社
    岡山市中山下二丁目五-五〇-一〇一

 

 

 

 政木先生とのご縁の始まりは、
令和元年七月一日に他界しました昭和五年生まれの私の実父が小学生時代の頃より電気のイロハを教わり、
(実際に、電気ギター制作等々、様々な電気技術のご教授を、家族ぐるみのご近所付き合いの中で個人的に無償で賜ったそうです)
その後、御晩年には、政木先生の素晴らしいご発明品の集大成のひとつとして
“世のため、人々のため”に御余生をかけ陰徳にご尽力なさいました
超強力 神経波磁力線発生器
(改名機器、インパルス磁力線、そして、Mリング。すべての御販売は㈲政木研究所、㈲ケントにて)
の製造に至るまで、数々のお仕事をお世話頂き、
政木先生がお亡くなりになる最後の最後まで、私も含め家族ぐるみのお付き合いを賜わり、
今も尚、心の底よりとても尊敬し、感謝している恩師・師匠です。

 

 

 政木和三先生の廃刊御著書

 

『精神文明と奇跡』

 

を掲載させていただいています。

 

 

 

 政木先生の御教えである

『目先の欲望を捨て去り、世のため、人々のために尽力せよ!』

との仰せを引き続き継承するため、

今後も少しずつではありますが、

何度も何度も繰り返す、日々の心の学びの礎として、

政木先生の御教えのすべてをこれからも紹介させて頂きますので、

皆様には引き続きのお付き合いの程、

何卒、宜しくお願い申し上げます。

 

深謝

m(__)m

 

 

 

 

 

完全オーダーメイド組み立て一式品

『復刻版 超強力磁力線発生器 試作品』

(特許第3510016号)

物理化学や自然科学の実験用、工業での金属磁化用専用試作機器として

政木和三先生がご発明なされた初期の頃の

元祖アナログ回路式機器を復活させることに成功しました!

ご用命の際は

下記のリンク先、もしくはE-Mailアドレスよりお問い合わせください。

 

令和3年3月に復活! 復刻版超強力磁力線発生器

 

画像の機器は平成10年の薬事法改定により製造販売が打ち切られた

元祖旧式アナログ回路が装着される超強力神経波磁力線発生器(Mリング)

 

 

 

元祖!本家本元!! 

神経波磁力線発生器と復刻版磁力線発生器との内部構造や動作の比較

 

 

提供:株式会社ケネスト

info@knestinc.jp

 

税込¥220,000,-

諸事情にて2024年8月1日より大幅値上げを実施させていただきます。

 

 

≪ご注意事項≫

 

この試作品は一般的な完成型の市販商品ではありません。

完全オーダーメイド方式のみにて

ご依頼者様個人と当方との合意・同意の上で

組み立てセット一式の試作品として特別に製作させていただきます。

そして

ご依頼者様個人によって組み立てられましたこの試作機器は

政木和三先生と北野電機が平成10年まで製作していた

当時のアナログ回路方式の復刻版として

ありのままに復元した内容構造の機器となっています。

しかしながら

現在の日本国憲法を遵守するにあたり

この機器の内容構造は

人体への使用が禁止される対象品となっています。

ゆえに

全てはご依頼者様各自の自己責任において法律をご遵守の上

ご使用・ご活用いただきますようお願い致します。

また

当方はご使用に関する一切の責任を負いませんので

上記の旨をご理解、ご確認いただいた上でお問い合わせくださいますよう

何卒、宜しくお願い申し上げます。

なお

機器への一年間の無償保証はもちろんのこと

その後の機器修理に関しましては従来の元祖旧式機器と同様に

引き続き対応させていただきます。

 

 

 

保江 邦夫 先生 【第2回 バロン保江のエリア55】 2021年

~ 悲運の発明品がついに復活! 復刻版 超強力磁力線発生器!! ~

 

 

 

≪復刻版 超強力磁力線発生器 試作機 の内蔵タイマーについて≫

 

旧式の神経波磁力線発生器の内部部品には最大作動時間60分設定

(通常30分に設定しています)

可能なタイマーが組み込まれていましたが(一部、後期型のMリングは除く)、

今回復活させました復刻版 磁力線発生器には

最大作動時間3時間まで設定可能なタイマーが装着されています。

(出荷時は作動時間を1時間設定にしていますが、

ユーザー様にてご自由に作動時間を最大3時間まで設定していただけます。)

 

画像は元祖 超強力神経波磁力線発生器のタイマー

(こちら赤い針が60分設定になっています)

 

画像は本家本元 超強力復刻版磁力線発生器のタイマー

(こちら赤い針が1時間設定になっています)

 

 

 

最後に

当方は販売等々に一切関わっていませんが

元祖旧式の超強力神経波磁力線発生器(Mリング)より改良が施され

厚生労働省より医療用機器として許認可を受けています

家庭用電気磁気治療器のバイオイーザーをお求めの方は

正規にお取り扱いの有限会社政木研究所様へ

そして

元祖旧式機器のアナログ回路からデジタル回路へと改良が施され

厚生労働省より医療用機器として許認可を受けていない

家庭用健康機器のセルパワーをお求めの方は

製造販売元の株式会社セルパワー様へ

それぞれ直接に

お問い合わせくださいませ。



 

 

 

KNESTinc.