『私は奇跡を見た』
~ 超能力エネルギーの神秘 ~
政木和三
第六章 奇跡はなぜ起きるのか
第四節 欲心と超能力 ⑤
筆者は、多くの超能力者に接して、共通点を見出した。
それはいかなる偉大な超能力者でも、私欲のあるときは、無能力者であるということである。
百人以上にわたる超能力少年を、測定器を用いて測ったときも、測定器に表われるオッシログラフの動きは、本人の意志とは無関係に、
『もうだめだ自分には出来そうもない』
と思った瞬間にオッシロのペンが動くのである。
スプーン曲げでも、人を驚かせてやろうと思っている間は絶対に曲らない。
NTVの生用スタジオにおいて、S少年のスプーン曲げ現場をビデオに撮ろうと、二昼夜にわたり、テープを廻し続けたが、結局は何も写らなかった。
Yディレクターが、この辺で休憩しましょうと、ビデオテープを止めた瞬間に、スプーンはグニャグニャに曲った。
このように、人を驚かせてやろうとか、テレビで有名になろうとか思う欲望のある間は、絶対に現象は起こらないものである。
空中で文字を書く実験のときにおいても、O少年が、書いて人に見せたいと思っている間に発生せず、何回も全力疾走して、フラフラになって、もう駄目だと思った瞬間に発生する。
O少年の場合には、筆者が常に言う言葉として
『空中で文字を書くのは君ではなく、後にいる仙人の支配霊の力だよ。
君がいくら書こうと思っても、文字は発生しないのだから、背後にいる霊に対して、おぢいちゃん、空中で文字を発生して、皆さんに見せてあげて下さいと、お願いすると思いなさい』
と言っているのだが、この気持ちにO少年がなったとき、チューリップの花が二色で書けたり、漢字が四字も発生したりするのである。
筆者の研究室において、電気抵抗線ひずみ計を用いて、金属等を精神力で曲げる実測を行なったとき、記録用のペーパーをエンドレスにし、いつ現象が起きても記録できるような装置にして、成功した。
手品や奇術のように、人前で
『はい、この通り』
とは、絶対に出来ないものが超能力現象である。
超能力少年少女も、十歳代の後半ともなれば、ほとんど能力を失ってしまう。
常識が発達し、金属は硬いものだと思うようになれば、自分の能力を打消してしまう。
あるいは、金属を曲げて、人をびっくりさせてやろうと思う欲望によっても力は消滅する。
超能力は、自分の力ではなく、別世界の不思議な現象であるから、
『自分の支配霊よ、私の肉体を通じて不思議な力を示し給え。
そして高次元の世界の大きな精神力のあることを、人々に知らせて下さい』
と願う気持ちがあれば、生涯その超能力は続くものと思われる。
多くの超能力者に接してきたS氏も、
『その現象が、本人の意志によって行なわれれば、多くの人々は、それを信じてくれるが、全ての超常現象は偶発的で、人々が注意をそらした瞬間に発生するために、インチキ視する人が多いのだ』
と語っていた。
筆者の椎間板ヘルニヤの治療をしてくれたT氏の場合においても、欲望と超能力の関係を如実に示した。
不思議な力が発生してからの数日間は、実に大きな効果を発揮し、私の場合も、第一回目のわずか数分間の治療で、医者もびっくりするような成果を得た。
そして、二回目も大きな成果を現わした。
ところが、三回目以降は、T氏は、このヘルニヤを治して、自分の力の実証をしたいと思うようになったようだ。
全力を尽くして必ず直し、それを基礎として治療方面に精通しようとしても、その願いは、私欲ではなく、他人の幸福のためのように思われるが、その根底には私欲がはいることとなる。
三回目以降の治療のとき、その瞬間には、大きな効果を生み、全ての痛みも消滅してしまうが、数時間後には、もとのような痛みとなってくる。
しかし、筆者以外の人に対しては、絶大な効果を発揮し、半身不随で歩行困難な人を数分間で歩かせたり、火傷の水泡を数分間で半減させ、頭痛を瞬間に取り去る等の超人的な効果を連発している。
それらの人々に対しては、治るか治らぬかわからぬために、私欲がなく、
『守護霊よ、力を与えたまえ』
との、ひたすらな願いだけであるために、効果が生まれる。
超能力は私欲を持てば消滅してしまうものである。
私は奇跡を見た
初版発行:昭和53(1978)年1月10日
10版発行:昭和59(1984)年3月15日
著者:政木和三
発行者:瓜谷侑広
印刷所:藤印刷 株式会社
発行所:株式会社 たま出版
〒162 東京都新宿区納戸町33
電話 03-269-4367
振替 東京3-94804
0014-0023-4354
1978©
ISBN 4-88481-023-6 C0014 ¥980E
政木先生とのご縁の始まりは、
令和元年七月一日に他界しました昭和五年生まれの私の実父が小学生時代の頃より電気のイロハを教わり、
(実際に、電気ギター制作等々、様々な電気技術のご教授を、家族ぐるみのご近所付き合いの中で個人的に無償で賜ったそうです)
その後、御晩年には、政木先生の素晴らしいご発明品の集大成のひとつとして
“世のため、人々のため”に御余生をかけ陰徳にご尽力なさいました
超強力 神経波磁力線発生器
(改名機器、インパルス磁力線、そして、Mリング。すべての御販売は㈲政木研究所、㈲ケントにて)
の製造に至るまで、数々のお仕事をお世話頂き、
政木先生がお亡くなりになる最後の最後まで、私も含め家族ぐるみのお付き合いを賜わり、
今も尚、心の底よりとても尊敬し、感謝している恩師・師匠です。
政木和三先生の廃刊御著書
~ 超能力エネルギーの神秘 ~
『私は奇跡を見た』
を掲載させていただいています。
政木先生の御教えである
『目先の欲望を捨て去り、世のため、人々のために尽力せよ!』
との仰せを引き続き継承するため、
今後も少しずつではありますが、
何度も何度も繰り返す、日々の心の学びの礎として、
政木先生の御教えのすべてをこれからも紹介させて頂きますので、
皆様には引き続きのお付き合いの程、
何卒、宜しくお願い申し上げます。
深謝
m(__)m
完全オーダーメイド組み立て一式品
『復刻版 超強力磁力線発生器 試作品』
(特許第3510016号)
物理化学や自然科学の実験用、工業での金属磁化用専用試作機器として
政木和三先生がご発明なされた初期の頃の
元祖アナログ回路式機器を復活させることに成功しました!
ご用命の際は
下記のリンク先、もしくはE-Mailアドレスよりお問い合わせください。
令和3年3月に復活! 復刻版超強力磁力線発生器
画像の機器は平成10年の薬事法改定により製造販売が打ち切られた
元祖旧式アナログ回路が装着される超強力神経波磁力線発生器(Mリング)
元祖!本家本元!!
神経波磁力線発生器と復刻版磁力線発生器との内部構造や動作の比較
提供:株式会社ケネスト
info@knestinc.jp
税込¥220,000,-
≪ご注意事項≫
この試作品は一般的な完成型の市販商品ではありません。
完全オーダーメイド方式のみにて
ご依頼者様個人と当方との合意・同意の上で
組み立てセット一式の試作品として特別に製作させていただきます。
そして
ご依頼者様個人によって組み立てられましたこの試作機器は
政木和三先生と北野電機が平成10年まで製作していた
当時のアナログ回路方式の復刻版として
ありのままに復元した内容構造の機器となっています。
しかしながら
現在の日本国憲法を遵守するにあたり
この機器の内容構造は
人体への使用が禁止される対象品となっています。
ゆえに
全てはご依頼者様各自の自己責任において法律をご遵守の上
ご使用・ご活用いただきますようお願い致します。
また
当方はご使用に関する一切の責任を負いませんので
上記の旨をご理解、ご確認いただいた上でお問い合わせくださいますよう
何卒、宜しくお願い申し上げます。
なお
機器への一年間の無償保証はもちろんのこと
その後の機器修理に関しましては従来の元祖旧式機器と同様に
引き続き対応させていただきます。
保江 邦夫 先生 【第2回 バロン保江のエリア55】 2021年
~ 悲運の発明品がついに復活! 復刻版 超強力磁力線発生器!! ~
≪復刻版 超強力磁力線発生器 試作機 の内蔵タイマーについて≫
旧式の神経波磁力線発生器の内部部品には最大作動時間60分設定
(通常30分に設定しています)
可能なタイマーが組み込まれていましたが(一部、後期型のMリングは除く)、
今回復活させました復刻版 磁力線発生器には
最大作動時間3時間まで設定可能なタイマーが装着されています。
(出荷時は作動時間を1時間設定にしていますが、
ユーザー様にてご自由に作動時間を最大3時間まで設定していただけます。)
画像は元祖 超強力神経波磁力線発生器のタイマー
(こちら赤い針が60分設定になっています)
画像は本家本元 超強力復刻版磁力線発生器のタイマー
(こちら赤い針が1時間設定になっています)
最後に
当方は販売等々に一切関わっていませんが
元祖旧式の超強力神経波磁力線発生器(Mリング)より改良が施され
厚生労働省より医療用機器として許認可を受けています
家庭用電気磁気治療器のバイオイーザーをお求めの方は
正規にお取り扱いの有限会社政木研究所様へ
そして
元祖旧式機器のアナログ回路からデジタル回路へと改良が施され
厚生労働省より医療用機器として許認可を受けていない
家庭用健康機器のセルパワーをお求めの方は
製造販売元の株式会社セルパワー様へ
それぞれ直接に
お問い合わせくださいませ。