『私は奇跡を見た』

~ 超能力エネルギーの神秘 ~
政木和三

 

 

 

第六章 奇跡はなぜ起きるのか

 

 

第四節 欲心と超能力 ③

 

 

 

 九月十一日は、伏尾ゴルフクラブのキャプテン杯の決勝日である。

 前週日曜日に何とか予選を通っていたので、痛みもなく、つい出場する気持になった。

 しかし、十八ホールを終ったころには、足が前に進まなくなり、後のハーフを棄権することにした。

 痛みではなく筋力が不足したものである。

 翌朝は、昨日の過労のため、全身が痛み、武田氏に三回目の治療を願った。

 氏は目を閉じ、小さくつぶやいている。

 『守護霊よ、不調和の患部に光を与え、調和させ給えよ』

 そして、前日のような強いバイブレーションが発して、約五分で痛みは消え腰も軽くなった。

 明けて、十二日の朝八時六分のひかりで東京から那須高原へ行った。

 重い荷物を両手に持ち、苦しみながらホテルに着く。

 三時より五時まで神戸製鋼株式会社主催の神熔会の会合で、新製品の開発と、異次元の世界の現象と、最後にゴルフ三〇〇ヤード打法の講演を行ない、翌朝は、五時半に起床し、温泉に数回入り、痛みをやわらげるようにした。

 那須カントリーでの練習場において、力を抜いて打つ自然落下打法の実演を行なった。

 力を抜き、左手一本だけで、プランと打つことによって、二〇〇ヤード飛ぶことを実証し、最後に両手を用いて、自然落下打法で、三〇〇ヤード以上を飛ばすことができた。

 標高千米の雲の中のゴルフ場で、力を抜き、よく飛んだ。

 たとえば六番のミドルホールはショートカットし、二〇メートル右であればワンオンしていたであろう。

 当日はものすごい霧で、三〇メートルから五〇メートル先は全然見えず、キャディーさんの指差す方向に打つのみであった。

 スコアーはあまりよくなかったが、雲上のゴルフで、ベストグロス賞を戴いて帰った。

 上野駅から東京駅まで、神戸製鋼の専務さんが私のキャディーバッグを担いで下さった。

 あまりにも私の歩き方がおかしかったのだろうと思った。

 夜十一時過ぎに、新大阪に着き、家の門をくぐったときは、全身が痛くて横になることさえも苦痛であった。

 翌十五日は、朝からヘルニヤの痛みと、ゴルフと荷物を持った疲れが重なり、首、肩、肘、腰、ヒザ等全てが痛くなり、一度横になれば寝返りを打つことすらできず、起きあがろうとすれば、何かの手助けが必要なくらいであった。

 朝九時前に、武田氏に来てほしいと電話した。

 午後一時に来て、手を首にあててもらう。

 この日の武田氏の手は特に熱く感じ、首筋に強烈なバイブレーションを起こし、背骨にはハンマーでたたくようなショックが与えられた。

 肘とか肩には、先日とは別の運動による刺激が加わり、心地よい振動となった。

 約十分にして、ほとんどの痛みは消失した。

 武田氏に来てもらった瞬間に治ったものの、またその翌日には強行のスケジュールのために、神経痛が再発した。

 六十一歳にとっては、健康な体であっても無理と思われるほどの行事であった。

 私も前日までのスケジュールは、何等かの試練のためのものであると思っており、台湾のゴルフ、サントリーオープン、キャプテン杯そして、那須のゴルフと続いたわけだが、痛みで体力のない最悪のコンディションにおいても、力を抜いて打てば、三〇〇ヤード飛ぶことの実証のためであったと思った。

 この辺でしばらく休養することにした。

 翌九月十六日に病院へ行った。

 種々検査の結果、整形外科部長は、

 『椎間板ヘルニヤの腰の部分は治ったようです。

 残っているのは永年の疲労による神経痛であり、日と共によくなると思います』

 との診断であった。

 九月十七日、朝起きるとき、全ての痛みは去り、平常のように床を離れることができた。

 昨朝までは、まず足の位置を正確に平行にし、体を横にし、手をつくと痛むために、肘を下にして、上体を持ちあげ、左手を補助にして腰から上を立てる。

 それも

 『痛い痛い』

 を連発しながらの運動であった。

 そして何かに寄り添いながら、両足を伸ばしたまま立ち上っていた。

 ヒザを曲げると、筋肉が痙攣をおこし、力が入らなかったものである。

 昨日までの、腕の痛みも、肩の痛みも消え去り、久しぶりに意識せずに立ったり座ったり出来るようになった。

 立てることは、人間にとっては当然の事ではあるが、今朝は無意識に立つことができた。

 ほんとに有難いことである。

 立つことがどんなに有難いかと言う気持を初めて知ることができた。




私は奇跡を見た
初版発行:昭和53(1978)年1月10日
10版発行:昭和59(1984)年3月15日
著者:政木和三
発行者:瓜谷侑広
印刷所:藤印刷 株式会社
発行所:株式会社 たま出版
    〒162 東京都新宿区納戸町33
    電話 03-269-4367
    振替 東京3-94804
0014-0023-4354
1978©
ISBN 4-88481-023-6 C0014 ¥980E

 

 

 

 政木先生とのご縁の始まりは、
令和元年七月一日に他界しました昭和五年生まれの私の実父が小学生時代の頃より電気のイロハを教わり、
(実際に、電気ギター制作等々、様々な電気技術のご教授を、家族ぐるみのご近所付き合いの中で個人的に無償で賜ったそうです)
その後、御晩年には、政木先生の素晴らしいご発明品の集大成のひとつとして
“世のため、人々のため”に御余生をかけ陰徳にご尽力なさいました
超強力 神経波磁力線発生器
(改名機器、インパルス磁力線、そして、Mリング。すべての御販売は㈲政木研究所、㈲ケントにて)
の製造に至るまで、数々のお仕事をお世話頂き、
政木先生がお亡くなりになる最後の最後まで、私も含め家族ぐるみのお付き合いを賜わり、
今も尚、心の底よりとても尊敬し、感謝している恩師・師匠です。

 

 

 政木和三先生の廃刊御著書

 

~ 超能力エネルギーの神秘 ~

『私は奇跡を見た』

 

を掲載させていただいています。

 

 

 

 政木先生の御教えである

『目先の欲望を捨て去り、世のため、人々のために尽力せよ!』

との仰せを引き続き継承するため、

今後も少しずつではありますが、

何度も何度も繰り返す、日々の心の学びの礎として、

政木先生の御教えのすべてをこれからも紹介させて頂きますので、

皆様には引き続きのお付き合いの程、

何卒、宜しくお願い申し上げます。

 

深謝

m(__)m

 

 

 

 

完全オーダーメイド組み立て一式品

『復刻版 超強力磁力線発生器 試作品』

(特許第3510016号)

物理化学や自然科学の実験用、工業での金属磁化用専用試作機器として

政木和三先生がご発明なされた初期の頃の

元祖アナログ回路式機器を復活させることに成功しました!

ご用命の際は

下記のリンク先、もしくはE-Mailアドレスよりお問い合わせください。

 

令和3年3月に復活! 復刻版超強力磁力線発生器

 

画像の機器は平成10年の薬事法改定により製造販売が打ち切られた

元祖旧式アナログ回路が装着される超強力神経波磁力線発生器(Mリング)

 

 

 

元祖!本家本元!! 

神経波磁力線発生器と復刻版磁力線発生器との内部構造や動作の比較

 

 

提供:株式会社ケネスト

info@knestinc.jp

 

税込¥220,000,-

 

 

≪ご注意事項≫

 

この試作品は一般的な完成型の市販商品ではありません。

完全オーダーメイド方式のみにて

ご依頼者様個人と当方との合意・同意の上で

組み立てセット一式の試作品として特別に製作させていただきます。

そして

ご依頼者様個人によって組み立てられましたこの試作機器は

政木和三先生と北野電機が平成10年まで製作していた

当時のアナログ回路方式の復刻版として

ありのままに復元した内容構造の機器となっています。

しかしながら

現在の日本国憲法を遵守するにあたり

この機器の内容構造は

人体への使用が禁止される対象品となっています。

ゆえに

全てはご依頼者様各自の自己責任において法律をご遵守の上

ご使用・ご活用いただきますようお願い致します。

また

当方はご使用に関する一切の責任を負いませんので

上記の旨をご理解、ご確認いただいた上でお問い合わせくださいますよう

何卒、宜しくお願い申し上げます。

なお

機器への一年間の無償保証はもちろんのこと

その後の機器修理に関しましては従来の元祖旧式機器と同様に

引き続き対応させていただきます。

 

 

 

保江 邦夫 先生 【第2回 バロン保江のエリア55】 2021年

~ 悲運の発明品がついに復活! 復刻版 超強力磁力線発生器!! ~

 

 

 

≪復刻版 超強力磁力線発生器 試作機 の内蔵タイマーについて≫

 

旧式の神経波磁力線発生器の内部部品には最大作動時間60分設定

(通常30分に設定しています)

可能なタイマーが組み込まれていましたが(一部、後期型のMリングは除く)、

今回復活させました復刻版 磁力線発生器には

最大作動時間3時間まで設定可能なタイマーが装着されています。

(出荷時は作動時間を1時間設定にしていますが、

ユーザー様にてご自由に作動時間を最大3時間まで設定していただけます。)

 

画像は元祖 超強力神経波磁力線発生器のタイマー

(こちら赤い針が60分設定になっています)

 

画像は本家本元 超強力復刻版磁力線発生器のタイマー

(こちら赤い針が1時間設定になっています)

 

 

 

最後に

当方は販売等々に一切関わっていませんが

元祖旧式の超強力神経波磁力線発生器(Mリング)より改良が施され

厚生労働省より医療用機器として許認可を受けています

家庭用電気磁気治療器のバイオイーザーをお求めの方は

正規にお取り扱いの有限会社政木研究所様へ

そして

元祖旧式機器のアナログ回路からデジタル回路へと改良が施され

厚生労働省より医療用機器として許認可を受けていない

家庭用健康機器のセルパワーをお求めの方は

製造販売元の株式会社セルパワー様へ

それぞれ直接に

お問い合わせくださいませ。



 

 

 

KNESTinc.