『私は奇跡を見た』

~ 超能力エネルギーの神秘 ~
政木和三

 

 

 

第六章 奇跡はなぜ起きるのか

 

 

第四節 欲心と超能力 ②

 

 

 

 そのようなことがあってから、半年後の昭和五十二年九月十日、武田氏が来訪した。

 『二、三日前から不思議なことが起こり、身体に手を近づけると悪い場所で指が止まり、自動的にその場で激しい振動が起こり、数分で痛みが消失します』

 と言うのである。

 『昨日も、母の永年の関節炎の肘に手を近づけた瞬間に、振動が起こり、すぐに治りました』

 と語る。

 それを聞いて、私も

 『ぜひ一度やって下さい』

 と頼んだ。

 実は、私は八月十二日、新幹線コダマで乗客数人の客車内で冷房が効きすぎて、寒かったのを、我慢して四時間も乗っていたために、その翌日から腰が痛くなり、首も廻らなくなってしまったのである。

 病院へ行き、レントゲン写真で調べてもらったところ、椎間板ヘルニヤと診断され、手術をすれば治りますと言われたが、それは考えておきますと辞退して、今日になっていた。

 毎日悪くなっていくようで、腰が痛んでいたが、二か月前からの約束で、一昨日(九月七日)に、千葉の習志野カントリークラブにおける

 『サントリーオープン・ゴルフ』

 に腰痛をおして行った。

 ゴルフだけはなんとかできたものの、休憩のとき、腰をかけることが出来ず、一日中、立ちん坊で過ごした。

 パートナーであった中村寅吉プロが

 『横になれよ』

 と申され、マッサージをして戴いた。

 その時

 『左の腰がやられているな。

 右だったらゴルフもできないだろう』

 と言う。

 そのような状態で、チャリティゴルフは無事に終ったが、翌日からは寝返りも出来ないぐらいだった。

 武田氏は

 『実験的ですが一度やってみます』

 と言いながら、首の後へ手を近づけると、ちょうどレントゲンで悪いと診断された場所で手が止まった。

 瞬間に熱線のように熱いものを感じた。

 次の瞬間に指は物すごい振動を起こしてきた。

 それから、手は下に進み、背骨の真中で、しばらく振動があった。

 さらに手は下に進み、骨盤に最も近い背骨の上に手が止って、前よりもさらに大きな振動が起きた。

 ちょうど小型削岩機を背骨に打ちつけているように、十本の指のドリルが背骨の両側にくい込むかと思われるような力であった。

 四~五分間も続いたとき、ピタリと振動は止まった。

 武田氏は

 『これでおしまいです』

 と一言。

 『あのような大きな力でやっていただき、大変おつかれでしょう』

 と、私が聞くと、

 『私は力をいれておりません。

 ただ手を置いているだけで、自然に振動が起こってくるので、少しも疲れることはありません』

 と言う。

 この言葉を聞いて、私は前に気合術の本で読んだことのある霊道であると直感した。

 霊道とは自分の意志によらず、精神統一することによって、無我の境となったとき、異次元の世界の指令によって、人間の肉体が動かされると同時に、天上界からの光を患部へ注入することができるものである。

 約一か月痛んだヘルニヤが、この数分間の治療によって、ほとんど治ってしまった。

首も左右によく廻り、腰も上体を前に曲げ、両手を床につけても痛まなくなった。

 昨日の夕方と、今日の夕方のこの自分の体の大きな差違は、医学的には考えられない事実であり、何かを示唆するものであると思われる。

 武田氏は

 『首筋の中と腰の中に、もう少し硬く冷たいものが残っていますから、明日、もう一度うかがってやってみます』 

 翌日、同じことを繰り返して、ほとんど痛みは消失し、気持よくなった。




私は奇跡を見た
初版発行:昭和53(1978)年1月10日
10版発行:昭和59(1984)年3月15日
著者:政木和三
発行者:瓜谷侑広
印刷所:藤印刷 株式会社
発行所:株式会社 たま出版
    〒162 東京都新宿区納戸町33
    電話 03-269-4367
    振替 東京3-94804
0014-0023-4354
1978©
ISBN 4-88481-023-6 C0014 ¥980E

 

 

 

 政木先生とのご縁の始まりは、
令和元年七月一日に他界しました昭和五年生まれの私の実父が小学生時代の頃より電気のイロハを教わり、
(実際に、電気ギター制作等々、様々な電気技術のご教授を、家族ぐるみのご近所付き合いの中で個人的に無償で賜ったそうです)
その後、御晩年には、政木先生の素晴らしいご発明品の集大成のひとつとして
“世のため、人々のため”に御余生をかけ陰徳にご尽力なさいました
超強力 神経波磁力線発生器
(改名機器、インパルス磁力線、そして、Mリング。すべての御販売は㈲政木研究所、㈲ケントにて)
の製造に至るまで、数々のお仕事をお世話頂き、
政木先生がお亡くなりになる最後の最後まで、私も含め家族ぐるみのお付き合いを賜わり、
今も尚、心の底よりとても尊敬し、感謝している恩師・師匠です。

 

 

 政木和三先生の廃刊御著書

 

~ 超能力エネルギーの神秘 ~

『私は奇跡を見た』

 

を掲載させていただいています。

 

 

 

 政木先生の御教えである

『目先の欲望を捨て去り、世のため、人々のために尽力せよ!』

との仰せを引き続き継承するため、

今後も少しずつではありますが、

何度も何度も繰り返す、日々の心の学びの礎として、

政木先生の御教えのすべてをこれからも紹介させて頂きますので、

皆様には引き続きのお付き合いの程、

何卒、宜しくお願い申し上げます。

 

深謝

m(__)m

 

 

 

 

 

完全オーダーメイド組み立て一式品

『復刻版 超強力磁力線発生器 試作品』

(特許第3510016号)

物理化学や自然科学の実験用、工業での金属磁化用専用試作機器として

政木和三先生がご発明なされた初期の頃の

元祖アナログ回路式機器を復活させることに成功しました!

ご用命の際は

下記のリンク先、もしくはE-Mailアドレスよりお問い合わせください。

 

令和3年3月に復活! 復刻版超強力磁力線発生器

 

画像の機器は平成10年の薬事法改定により製造販売が打ち切られた

元祖旧式アナログ回路が装着される超強力神経波磁力線発生器(Mリング)

 

 

 

元祖!本家本元!! 

神経波磁力線発生器と復刻版磁力線発生器との内部構造や動作の比較

 

 

提供:株式会社ケネスト

info@knestinc.jp

 

税込¥220,000,-

 

 

≪ご注意事項≫

 

この試作品は一般的な完成型の市販商品ではありません。

完全オーダーメイド方式のみにて

ご依頼者様個人と当方との合意・同意の上で

組み立てセット一式の試作品として特別に製作させていただきます。

そして

ご依頼者様個人によって組み立てられましたこの試作機器は

政木和三先生と北野電機が平成10年まで製作していた

当時のアナログ回路方式の復刻版として

ありのままに復元した内容構造の機器となっています。

しかしながら

現在の日本国憲法を遵守するにあたり

この機器の内容構造は

人体への使用が禁止される対象品となっています。

ゆえに

全てはご依頼者様各自の自己責任において法律をご遵守の上

ご使用・ご活用いただきますようお願い致します。

また

当方はご使用に関する一切の責任を負いませんので

上記の旨をご理解、ご確認いただいた上でお問い合わせくださいますよう

何卒、宜しくお願い申し上げます。

なお

機器への一年間の無償保証はもちろんのこと

その後の機器修理に関しましては従来の元祖旧式機器と同様に

引き続き対応させていただきます。

 

 

 

保江 邦夫 先生 【第2回 バロン保江のエリア55】 2021年

~ 悲運の発明品がついに復活! 復刻版 超強力磁力線発生器!! ~

 

 

 

≪復刻版 超強力磁力線発生器 試作機 の内蔵タイマーについて≫

 

旧式の神経波磁力線発生器の内部部品には最大作動時間60分設定

(通常30分に設定しています)

可能なタイマーが組み込まれていましたが(一部、後期型のMリングは除く)、

今回復活させました復刻版 磁力線発生器には

最大作動時間3時間まで設定可能なタイマーが装着されています。

(出荷時は作動時間を1時間設定にしていますが、

ユーザー様にてご自由に作動時間を最大3時間まで設定していただけます。)

 

画像は元祖 超強力神経波磁力線発生器のタイマー

(こちら赤い針が60分設定になっています)

 

画像は本家本元 超強力復刻版磁力線発生器のタイマー

(こちら赤い針が1時間設定になっています)

 

 

 

最後に

当方は販売等々に一切関わっていませんが

元祖旧式の超強力神経波磁力線発生器(Mリング)より改良が施され

厚生労働省より医療用機器として許認可を受けています

家庭用電気磁気治療器のバイオイーザーをお求めの方は

正規にお取り扱いの有限会社政木研究所様へ

そして

元祖旧式機器のアナログ回路からデジタル回路へと改良が施され

厚生労働省より医療用機器として許認可を受けていない

家庭用健康機器のセルパワーをお求めの方は

製造販売元の株式会社セルパワー様へ

それぞれ直接に

お問い合わせくださいませ。



 

 

 

KNESTinc.