『私は奇跡を見た』
～ 超能力エネルギーの神秘 ～
政木和三
第五章 ひらめきを生かす
第五節 バイオリズムと生命体
人間の肉体的、感情的な変化の周期をバイオリズムと称し、一八九〇年ごろから多くの医学、心理学の専門家によって研究が行なわれてきたが、その理論が確立し、最近では国鉄、私鉄バス会社等の労務管理に利用されている。
バイオリズムの基点は胎児が胎盤との交流を断ち切られ、循環器系統が新しい回路に切り替えられた瞬間から、神経組織、脳組織および筋繊維の細胞の三つの異なったリズムが発生し、生涯それが続くものである。
その三つのリズムを簡便に曲線で示すようにしたものがバイオメートである。
バイオリズムの研究に関しては多くの著書があり、初期にウィーン大学教授ヘルマン・スウォボダ氏が心理学の立場から生命と人間のリズムの研究を行なっていたころ、ベルリンの開業医で後にドイツ科学アカデミー会長になったウイルヘルム・フリーズ医師によって、小児科、婦人科の分野で多くのデータが集められた。
そして筋肉、筋繊維に関係のある身体のリズムは二十三日で、神経組織によって左右される感情のリズムが二十八日であることが明らかになった（一九一〇年）。
さらにアルフレッド・テルチャー工博は一九二〇年にオーストリーインスブルックで多数の大学生、高校生に脳力テストを実施し脳細胞にも周期のあることを発見した。
またペンシルバニア大学のレックスフォード・ハーシーとマイケル・ジョンベネットの両氏も多くのテストによって脳細胞の周期が三十三日であることを知った。
このようにして一八八〇年から約八〇年間に多くの人々の研究によって、生命のリズムとしてバイオリズムの基礎がかためられた。
今日の自己の身体、感情、および知性のバイオリズムを知るには、生まれた日から本日までの日数を、二三、二八、および三三で割りその残り数によって知ることができうるが、うるう年等があって日数の算出が繁雑である。
米国バイオリズム協会のG.Thommen氏等は三種類の数表を用いて各月の第一日目のバイオリズム曲線の位置を算出し、一か月分のバイオリズム曲線をチャートに書くようにしているが、毎月一回の作図が必要であり数表の見誤りによる誤差も発生するようである。
ここにおいても数表も計算も不要で三個の円盤を合わせるだけで一年間のバイオリズムを表示するようにしたものが、バイオメートである。
（現在は様々な企画会社より無償の携帯電話用アプリケーションがダウンロードできるようになっています）
≪政木和三先生と北野電機が共同制作したバイオリズム計≫
写真はバイオメートを示すもので外周の円板は日付板で一月一日から十二月三十一日までが記入してあり、第二の円板は感情曲線を示すもので周期は二十八日となっている。
第三の円板は知性のリズムで脳細胞の周期を表示し、第四の円板は身体の曲線を示すものである。
曲線がゼロ線より上にある場合はプラスであらゆる点で好調とされており、ゼロ線から下にある場合はマイナスで休息期となっているから無理をしてはいけない時期となっている。
曲線がゼロ線と交っている日は特に不安定で要注意日となっている。
女性においては感情曲線の下り側のゼロ点と身体曲線の上り側のゼロ点が重なった日に生理が始まることを筆者がドイツおよびフランスに滞在中に発見した。
その後産婦人科医の協力を得て調査したところ前記の日に生理の始まる婦人は約八五パーセントで、残りの一五パーセントの婦人はスポーツウーマンか、感情のはげしい婦人か女優さん等で、それぞれ定まったリズムの場所から生理が始まることがわかる。
身体曲線がプラス側にあるときは女性の血液はアルカリ性を呈するので、その時期に妊娠すると男子で、バイオリズム曲線がマイナス側にあるときは酸性になるために女子を受胎するもので、その確率は約九七パーセントとなる。
出産予定日がわかればそれから逆算して受胎日の身体のリズムを知ることによって男女の性別判断が可能である。
本年と昨年三月の大学入試の受験生のバイオリズムと体調の関係を調べた。
両年共に受験日に欠席した者は全員が身体曲線か感情曲線のどちらかがゼロまたはマイナスとなっており、風邪をひいたか腹痛のためではないかと思われ欠席者の中には一名も良好なバイオリズムを有するものはなかった。
次に受験してはいるがキョロキョロしたり、あくびをしたり、眠そうにしている者を調べると全部が知性（脳細胞）のリズムがゼロの者であった。
毎年定まった日に入学試験が行なわれているが、その日が自分の悪い日であれば、いかにしてそれを打破するかが大きな課題となるであろう。
昭和四十六年度の警視庁関係の発表によれば、幼児の死亡事故において、加害者か被害者のどちらかが要注意日であったものが九七パーセントにも達している。
このような調査は他の県警においても行なわれている。
大阪大学の職員の中で、最近事故のあった人を数人調べてみると、三重の要注意の人が一名と他は二重の要注意の者であった。
記憶も新しい全日空機と空中接触をした自衛隊機の市川二等空曹は事故当日三重の要注意日であった。
このような日は判断力、記憶力が悪く、身体の反射神経もにぶくなっているためにあのような大事故となったものと思われる。
自動車を運転する人は自分のリズムを知って、悪い日には特に注意して全てを控え目にすれば事故を未然に防ぐことができるものと思われる。
また、人間と人間の交際において、お互いのリズムが合っておればいつまでも仲よくやっていけるものである。
夫婦においては感情のリズムが五〇パーセント合っている場合は、いつまでも新婚の気持が続き、身体のリズムは一〇〇パーセントに近い方がよいことは当然のことである。
熱烈な恋愛結婚をした二人が別れなければならない原因に、身体のリズムが四パーセントしか合っていなかったという実例もある。
結婚後に悲しき運命におちいるより、結婚前にバイオリズムによって、科学的に相性率が何パーセントかを調べることによって幸を開くものである。
今日はついている日だから、今日は全てが裏目に出る日だとか人は言っている。
自分の身体の調子が年中同じであると思っているからそのような言葉がでるものである。
ゴルフのコンペ当日に自分のバイオリズムがわかっていると、それに合せてプレーを行なえば好成績を得るものである。
リズムのよい日は思う存分のプレーをすればよく、特に悪い日は力を半分以下にして、控え目のプレーをすればスコアーはまとまるものである。
その他ギャンブル、ビジネス、勉強等にも応用できる。
特に若者を叱るとき、説教をするときは自分のリズムが特によくないと逆効果となる。
スポーツマンは自分のリズムに合せた練習とスタミナの配分を考えねばならない。
昨年某プロ野球で先発投手をバイオメートで選定したことがあった。
その球団は緒戦に連敗して最下位にあったが、バイオメートによる先発投手の決定後は、七連勝して次に一敗したが後一一連勝を果たした。
私達は自分の身体と精神が好調の時期か否かを知る者は少ないだろう。
自分は常に同レベルにあると思い込んでいるが、大きなリズムに乗っていることを忘れてはならない。
自分をよりよく知り、自分をよりよく制御すべきである。
このバイオメートを一度セットしておけば、一年間の自己の体調がわかり、自動車を運転する人々は、事故を起こし易い日が前もって知らされるために、当日は特に注意すれば、それを未然に防ぐことも可能となる。
商取引、スポーツの試合、ギャンブル等において、自己の判断力が正しいか否かを前もって知ることもできるものである。
特に女性においては、感情曲線の下降方向の零点と、身体曲線の零点の合致している日は、ほとんど生理日となっている。
その割合は、約八五パーセントであり、これらの女性は、女らしい女性である。
その日より七日程早く生理日となる女性は、肉体は女性でありながら、精神は完全な男性であり、仕事をやらしても男性をしのぐ力量を示すものである。
そのような女性を政木フーチパターンで測定すると、生命体は男性を示す。
顔はとてもやさしい美人でも、心は信念を持って、ことを運ぶ男性そのものである。
このような、女性と結婚して、夫婦仲よくやって行くための男性の生命体は、丸い形をもった女性霊でなくてはならない。
さらに七日早くなり、感情曲線の立上りの日が生理となる女性には、スターとか有名になる芸能人等が多い。
私は奇跡を見た
初版発行：昭和53(1978)年1月10日
10版発行：昭和59(1984)年3月15日
著者：政木和三
発行者：瓜谷侑広
印刷所：藤印刷 株式会社
発行所：株式会社 たま出版
〒162 東京都新宿区納戸町33
電話 03-269-4367
振替 東京3-94804
0014-0023-4354
1978©
ISBN 4-88481-023-6 C0014 ¥980E
政木先生とのご縁の始まりは、
令和元年七月一日に他界しました昭和五年生まれの私の実父が小学生時代の頃より電気のイロハを教わり、
（実際に、電気ギター制作等々、様々な電気技術のご教授を、家族ぐるみのご近所付き合いの中で個人的に無償で賜ったそうです）
その後、御晩年には、政木先生の素晴らしいご発明品の集大成のひとつとして
“世のため、人々のため”に御余生をかけ陰徳にご尽力なさいました
超強力 神経波磁力線発生器
（改名機器、インパルス磁力線、そして、Mリング。すべての御販売は㈲政木研究所、㈲ケントにて）
の製造に至るまで、数々のお仕事をお世話頂き、
政木先生がお亡くなりになる最後の最後まで、私も含め家族ぐるみのお付き合いを賜わり、
今も尚、心の底よりとても尊敬し、感謝している恩師・師匠です。
政木和三先生の廃刊御著書
～ 超能力エネルギーの神秘 ～
『私は奇跡を見た』
を掲載させていただいています。
政木先生の御教えである
『目先の欲望を捨て去り、世のため、人々のために尽力せよ！』
との仰せを引き続き継承するため、
今後も少しずつではありますが、
何度も何度も繰り返す、日々の心の学びの礎として、
政木先生の御教えのすべてをこれからも紹介させて頂きますので、
皆様には引き続きのお付き合いの程、
何卒、宜しくお願い申し上げます。
深謝
m(__)m
完全オーダーメイド組み立て一式品
『復刻版 超強力磁力線発生器 試作品』
（特許第3510016号）
物理化学や自然科学の実験用、工業での金属磁化用専用試作機器として
政木和三先生がご発明なされた初期の頃の
元祖アナログ回路式機器を復活させることに成功しました！
ご用命の際は
下記のリンク先、もしくはE-Mailアドレスよりお問い合わせください。
令和3年3月に復活！ 復刻版超強力磁力線発生器
画像の機器は平成10年の薬事法改定により製造販売が打ち切られた
元祖旧式アナログ回路が装着される超強力神経波磁力線発生器（Mリング）
元祖！本家本元！！
神経波磁力線発生器と復刻版磁力線発生器との内部構造や動作の比較
提供：株式会社ケネスト
info@knestinc.jp
税込￥330,000,-
≪ご注意事項≫
この試作品は一般的な完成型の市販商品ではありません。
完全オーダーメイド方式のみにて
ご依頼者様個人と当方との合意・同意の上で
組み立てセット一式の試作品として特別に製作させていただきます。
そして
ご依頼者様個人によって組み立てられましたこの試作機器は
政木和三先生と北野電機が平成10年まで製作していた
当時のアナログ回路方式の復刻版として
ありのままに復元した内容構造の機器となっています。
しかしながら
現在の日本国憲法を遵守するにあたり
この機器の内容構造は
人体への使用が禁止される対象品となっています。
ゆえに
全てはご依頼者様各自の自己責任において法律をご遵守の上
ご使用・ご活用いただきますようお願い致します。
また
当方はご使用に関する一切の責任を負いませんので
上記の旨をご理解、ご確認いただいた上でお問い合わせくださいますよう
何卒、宜しくお願い申し上げます。
なお
機器への一年間の無償保証はもちろんのこと
その後の機器修理に関しましては従来の元祖旧式機器と同様に
引き続き対応させていただきます。
保江 邦夫 先生 【第2回 バロン保江のエリア55】 2021年
～ 悲運の発明品がついに復活！ 復刻版 超強力磁力線発生器！！ ～
≪復刻版 超強力磁力線発生器 試作機 の内蔵タイマーについて≫
旧式の神経波磁力線発生器の内部部品には最大作動時間60分設定
（通常30分に設定しています）
可能なタイマーが組み込まれていましたが（一部、後期型のMリングは除く）、
今回復活させました復刻版 磁力線発生器には
最大作動時間3時間まで設定可能なタイマーが装着されています。
（出荷時は作動時間を1時間設定にしていますが、
ユーザー様にてご自由に作動時間を最大3時間まで設定していただけます。）
画像は元祖 超強力神経波磁力線発生器のタイマー
（こちら赤い針が60分設定になっています）
画像は本家本元 超強力復刻版磁力線発生器のタイマー
（こちら赤い針が1時間設定になっています）
最後に
当方は販売等々に一切関わっていませんが
元祖旧式の超強力神経波磁力線発生器（Mリング）より改良が施され
厚生労働省より医療用機器として許認可を受けています
家庭用電気磁気治療器のバイオイーザーをお求めの方は
正規にお取り扱いの有限会社政木研究所様へ
そして
元祖旧式機器のアナログ回路からデジタル回路へと改良が施され
厚生労働省より医療用機器として許認可を受けていない
家庭用健康機器のセルパワーをお求めの方は
製造販売元の株式会社セルパワー様へ
それぞれ直接に
お問い合わせくださいませ。
