『私は奇跡を見た』
~ 超能力エネルギーの神秘 ~
政木和三
第二章 フーチパターンの不思議
第二節 信州・熊の湯スキー場
毎年の年末、年始を、私は信州は志賀高原にある熊の湯スキー場の国鉄山の家に泊り、スキーを楽しむことにしている。
これはすでに十年以上続いている。
家主の中沢丈治氏の人柄に引かれて、毎年世話になっているのである。
その国鉄山の家も、昨年末に新築され、山の家の面影は全く消え去り、コンクリートの新装ホテルとなった。
支配人、中沢画伯も、七十二歳であり
『本年三月には引退します』
と、感慨深げに語っていた。
中沢氏は、山とスキーと、絵をこよなく愛し、十五年前にこの信州に移り住み、山の家の全てを切り廻しながら、寸暇をさいて絵筆を持ち、スキーをはいて山をかけめぐる毎日である。
作品の主なもの、彼の愛した笠岳が常に絵の中にある。
中沢画伯を政木パターンで測定すると、水平方向に振幅を持つ超能力者となった。
そして、振幅は八センチメートルであった。
一〇センチあれば、子供のときにスプーンを曲げることができるものである。
氏の素人ばなれした絵をみれば、超能力者だとうなづけるものがある。
三年前、長野市で個展を開いたとき、絵は全部売り切れ、追加注文が多く入ったほどだという。
山の家に泊った客にでも、自分が気にいらなければ、よく、どなっていた。
いくらどなられても、また翌年は必ず泊りにやってくるのだ。
その不思議な人間性、そして、一度泊った人は、必ずと言ってもよいほど中沢氏の感化を受ける。
いままで不思議な人だとは思っていたが、政木パターンの表示によって、その根拠が判明したわけである。
そのような話を中沢氏としていると、横から同席していた近所のS氏がけげんそうに
『なぜそんなことがわかるのかね』
と聞く。
政木パターンの説明をしたが、全然信じる気配がない。
『磁石で人間がわかるはずがない。
そんなこと科学的に説明ができないでしょう』
と、全面否定にかかって来た。
そこで、
『ではあなたを計りましょう』
と言い、精神統一をして、磁石振り子をつるした。
磁石が白く光り、動き出した。
縦方向に、一直線に動く。
第七次元のパターン(次節紹介)が出た。
『Sさん、あなたは自我が非常に強く、他人の言うことは全然受け付けない人ですね。
そして、子供の反抗期に親に物すごく反抗して困らせたでしょう』
と私は言った。
『その通りです』
と、S氏は認めた。
『あなたには、一つだけ、超一流になる部分があります』
『その通りです』
『では、次に奥様のことを頭に思って下さい。
何も言わなくても、奥様のことがわかります』
と言って、また私は計り出した。
そこで出たパターンの説明をすると、奥さんについてもその通りだと氏は認めた。
しかしまだ、なぜそんなことがわかるのか、わかるはずがないではないかと言って、信じようとしない。
そこで私は話題を転じてみた。
『熊の湯に、スキーの名人級のTさんという人がおられるそうですが、私は会ったこともありませんが、ご存知ですか』
とたずねた。
『あのTは、私の本家の息子です』
『ではスキーの名人級の人の人間性が知りたいから、頭の中に思って下さい』
私は頼んだ。
例により、精神統一をして、しばらくすると、磁石は白く光り動き出した。
しかし、その動きは平常ではなかった。
精神状態が不安定であることを示しているのだ。
パターンがだんだんと大きくなってゆく、そのまま進めば、精神異常のパターンになる可能性もあった。
私は気持が悪くなり、途中でやめて、言った。
『この人は、今は非常に精神が不安定で、大きな悩みを持っています。
途中で止めましたが、自分の方が気持が悪くなって来ましたよ』
その瞬間、S氏の顔色が変わり、眼は真剣なまなざしとなったのである。
『先般その父が急死し、重大な責任だけがその息子にかかり、息子はするすべもわからず、毎日を迷いつづけているのです。
だからその通りなんです』
その時を境にして、私の言うことを否定する言動がなくなり、何事か考え込んでいたようである。
『明夜は必ず私の家に来て下さい。
そして家の者をみんな計って下さい』
と言って、三メートルの雪の中を帰って行ったのである。
私は奇跡を見た
初版発行:昭和53(1978)年1月10日
10版発行:昭和59(1984)年3月15日
著者:政木和三
発行者:瓜谷侑広
印刷所:藤印刷 株式会社
発行所:株式会社 たま出版
〒162 東京都新宿区納戸町33
電話 03-269-4367
振替 東京3-94804
0014-0023-4354
1978©
ISBN 4-88481-023-6 C0014 ¥980E
政木先生とのご縁の始まりは、
令和元年七月一日に他界しました昭和五年生まれの私の実父が小学生時代の頃より電気のイロハを教わり、
(実際に、電気ギター制作等々、様々な電気技術のご教授を、家族ぐるみのご近所付き合いの中で個人的に無償で賜ったそうです)
その後、御晩年には、政木先生の素晴らしいご発明品の集大成のひとつとして
“世のため、人々のため”に御余生をかけ陰徳にご尽力なさいました
超強力 神経波磁力線発生器
(改名機器、インパルス磁力線、そして、Mリング。すべての御販売は㈲政木研究所、㈲ケントにて)
の製造に至るまで、数々のお仕事をお世話頂き、
政木先生がお亡くなりになる最後の最後まで、私も含め家族ぐるみのお付き合いを賜わり、
今も尚、心の底よりとても尊敬し、感謝している恩師・師匠です。
政木和三先生の廃刊御著書
~ 超能力エネルギーの神秘 ~
『私は奇跡を見た』
を掲載させていただいています。
政木先生の御教えである
『目先の欲望を捨て去り、世のため、人々のために尽力せよ!』
との仰せを引き続き継承するため、
今後も少しずつではありますが、
何度も何度も繰り返す、日々の心の学びの礎として、
政木先生の御教えのすべてをこれからも紹介させて頂きますので、
皆様には引き続きのお付き合いの程、
何卒、宜しくお願い申し上げます。
深謝
m(__)m
完全オーダーメイド組み立て一式品
『復刻版 超強力磁力線発生器 試作品』
(特許第3510016号)
物理化学や自然科学の実験用、工業での金属磁化用専用試作機器として
政木和三先生がご発明なされた初期の頃の
元祖アナログ回路式機器を復活させることに成功しました!
ご用命の際は
下記のリンク先、もしくはE-Mailアドレスよりお問い合わせください。
令和3年3月に復活! 復刻版超強力磁力線発生器
画像の機器は平成10年の薬事法改定により製造販売が打ち切られた
元祖旧式アナログ回路が装着される超強力神経波磁力線発生器(Mリング)
元祖!本家本元!!
神経波磁力線発生器と復刻版磁力線発生器との内部構造や動作の比較
提供:株式会社ケネスト
info@knestinc.jp
税込¥220,000,-
≪ご注意事項≫
この試作品は一般的な完成型の市販商品ではありません。
完全オーダーメイド方式のみにて
ご依頼者様個人と当方との合意・同意の上で
組み立てセット一式の試作品として特別に製作させていただきます。
そして
ご依頼者様個人によって組み立てられましたこの試作機器は
政木和三先生と北野電機が平成10年まで製作していた
当時のアナログ回路方式の復刻版として
ありのままに復元した内容構造の機器となっています。
しかしながら
現在の日本国憲法を遵守するにあたり
この機器の内容構造は
人体への使用が禁止される対象品となっています。
ゆえに
全てはご依頼者様各自の自己責任において法律をご遵守の上
ご使用・ご活用いただきますようお願い致します。
また
当方はご使用に関する一切の責任を負いませんので
上記の旨をご理解、ご確認いただいた上でお問い合わせくださいますよう
何卒、宜しくお願い申し上げます。
なお
機器への一年間の無償保証はもちろんのこと
その後の機器修理に関しましては従来の元祖旧式機器と同様に
引き続き対応させていただきます。
保江 邦夫 先生 【第2回 バロン保江のエリア55】 2021年
~ 悲運の発明品がついに復活! 復刻版 超強力磁力線発生器!! ~
≪復刻版 超強力磁力線発生器 試作機 の内蔵タイマーについて≫
旧式の神経波磁力線発生器の内部部品には最大作動時間60分設定
(通常30分に設定しています)
可能なタイマーが組み込まれていましたが(一部、後期型のMリングは除く)、
今回復活させました復刻版 磁力線発生器には
最大作動時間3時間まで設定可能なタイマーが装着されています。
(出荷時は作動時間を1時間設定にしていますが、
ユーザー様にてご自由に作動時間を最大3時間まで設定していただけます。)
画像は元祖 超強力神経波磁力線発生器のタイマー
(こちら赤い針が60分設定になっています)
画像は本家本元 超強力復刻版磁力線発生器のタイマー
(こちら赤い針が1時間設定になっています)
最後に
当方は販売等々に一切関わっていませんが
元祖旧式の超強力神経波磁力線発生器(Mリング)より改良が施され
厚生労働省より医療用機器として許認可を受けています
家庭用電気磁気治療器のバイオイーザーをお求めの方は
正規にお取り扱いの有限会社政木研究所様へ
そして
元祖旧式機器のアナログ回路からデジタル回路へと改良が施され
厚生労働省より医療用機器として許認可を受けていない
家庭用健康機器のセルパワーをお求めの方は
製造販売元の株式会社セルパワー様へ
それぞれ直接に
お問い合わせくださいませ。