『私は奇跡を見た』
~ 超能力エネルギーの神秘 ~
政木和三
第一章 目の前で起きた奇跡
第六節 私の口から真珠が出る
明くる年の秋、芦屋市の高台にある某氏私邸において、天玉尊先生と筆者等、五人が集まっていたときのことである。
『社長のために真珠が出ますよ』
と、列席者の一人に言ってから数分後、私はゆで卵の一切れを口の中に入れた瞬間に、固いものに歯が触れた。
すぐに取り出してみると、それがなんと真珠であった。
同時に某社長のビールのグラスの中程に一個の真珠が光った。
私の口の中と、社長のグラスとに、二個づつの真珠が発生したわけである。
私にとっては、このときの真珠発生は、すでに十数個目の発生であった。
しかし、何個発生しても、その時の感激は非常に大きいものがある。
この時、私は以前に体験した次のような事件を思い出して、話してみた。
私の家に真珠が発生したことを、某社の技術取締役の知人に、あるとき話したことがあった。
その人は、技術系の大学出身者であるために、科学的に解明できないことは、一切受付けない人であった。
その少し前に、ある一流商事を再建した事で有名な某社長や私など三人が真珠出現を目撃したのだが、この事を、その取締役氏に語ったときも、
『そんなばかなことがあるはずがない』
と言って打消してしまっていた。
後日、私達三人は二時間も討論を続けたが、いつまで経っても平行線をたどるだけであった。
そこにちょうど天玉尊先生が来られたので、
『この二人に一度奇跡を見せてあげて下さい』
と頼んでみた。
また取締役氏にも
『あなたは人の物では信じられないから、自分で街に行って何か買っていらっしゃい。
自分で買ってきたものから真珠が出れば信ずることができるでしょう』
と、つけ加えた。
氏は致し方なく買物に行き、慣れない買い物だったので、何を買ってよいかわからず、アイスクリームを買ってきたと言って、六個持ち帰って来た。
天玉尊先生が、それを指差していった。
『その中を探してみなさい』
氏はその蓋を取り、クリーム中を探した。
しかし何も見当らなかった。
そこで、次のクリームを探してみた。
キラリと光ったものがあった。
私達の目には真珠として写った。
しかし、氏が触った瞬間に水泡となって消えて行った。
天玉尊先生が
『あなたは疑い深い人だから真珠があっても消えてしまうのよ』
と申された。
次に別の人が持って来られた饅頭を開くことになった。
『あなたは疑い深いから、手で触らずに、ナイフで二つに切りなさい』
先生からそう言われた取締役氏は命ぜられるままに、包紙のままの饅頭を二つに切り開いた。
『アッ』
と声がもれた。
真中に真珠が光っている。
あれだけ意気巻いていた氏の顔面がひきつってきた。
天玉尊先生は、次に
『御自分の買ってきたアイスクリームを調べてみなさい』
と言われ、こんどは氏は、クリームの中へ指をつっ込んで探した。
すぐに指先で真珠をつまみあげることができた。
そして氏は頭を深く下げて言った。
『わかりました。
疑って悪うございました』
顔面も蒼白となり、口はけいれんしているようにさえ感じた。
『私の何十年かやって来た科学の思想を、根本的に改めなくてはならぬようになりました。
有難うございました』
と最後に言ったこの人は、技術家独得の信念の強い男性であったために、自我があまりにも強く、世渡りに大きな損をした人であった。
ところが、このことがあった翌日からというもの、出社してから周辺の社員との応対が一変したのである。
すると、全ての人がニコニコとして近づいてくるというのである。
そして世の中の人は、皆こんなによい人たちばかりなのかと始めて感じられたと言っていた。
一個の真珠の発生によって、一人の人間の考え方が根本から修正されたのである。
天玉尊先生は、説教も講話も好まない。
百万弁の説教よりも、こうした一つの奇跡が人心を一変させる大きな力を持っていると考えておられるようだ。
この話しを聞いていた某社長が、今またこうして自分のグラスに真珠の発生を見たわけである。
真珠の発生は私の身近かでは二十数回にもなっていた。
佐渡の島、新潟、そして私の生家では、信心深い母のために六個も発生した。
日本全国では一万個にも達する真珠が発生し、その一万人近い人達は、大きな精神的なショックを受けて、人生観を根本的に新たにさせられたことであろう。
このような人達ばかりの世の中となれば、平和は自然に生まれてくるのではないかと思える。
私は奇跡を見た
初版発行:昭和53(1978)年1月10日
10版発行:昭和59(1984)年3月15日
著者:政木和三
発行者:瓜谷侑広
印刷所:藤印刷 株式会社
発行所:株式会社 たま出版
〒162 東京都新宿区納戸町33
電話 03-269-4367
振替 東京3-94804
0014-0023-4354
1978©
ISBN 4-88481-023-6 C0014 ¥980E
政木先生とのご縁の始まりは、
令和元年七月一日に他界しました昭和五年生まれの私の実父が小学生時代の頃より電気のイロハを教わり、
(実際に、電気ギター制作等々、様々な電気技術のご教授を、家族ぐるみのご近所付き合いの中で個人的に無償で賜ったそうです)
その後、御晩年には、政木先生の素晴らしいご発明品の集大成のひとつとして
“世のため、人々のため”に御余生をかけ陰徳にご尽力なさいました
超強力 神経波磁力線発生器
(改名機器、インパルス磁力線、そして、Mリング。すべての御販売は㈲政木研究所、㈲ケントにて)
の製造に至るまで、数々のお仕事をお世話頂き、
政木先生がお亡くなりになる最後の最後まで、私も含め家族ぐるみのお付き合いを賜わり、
今も尚、心の底よりとても尊敬し、感謝している恩師・師匠です。
政木和三先生の廃刊御著書
~ 超能力エネルギーの神秘 ~
『私は奇跡を見た』
を掲載させていただいています。
政木先生の御教えである
『目先の欲望を捨て去り、世のため、人々のために尽力せよ!』
との仰せを引き続き継承するため、
今後も少しずつではありますが、
何度も何度も繰り返す、日々の心の学びの礎として、
政木先生の御教えのすべてをこれからも紹介させて頂きますので、
皆様には引き続きのお付き合いの程、
何卒、宜しくお願い申し上げます。
深謝
m(__)m
完全オーダーメイド組み立て一式品
『復刻版 超強力磁力線発生器 試作品』
(特許第3510016号)
物理化学や自然科学の実験用、工業での金属磁化用専用試作機器として
政木和三先生がご発明なされた初期の頃の
元祖アナログ回路式機器を復活させることに成功しました!
ご用命の際は
下記のリンク先、もしくはE-Mailアドレスよりお問い合わせください。
令和3年3月に復活! 復刻版超強力磁力線発生器
画像の機器は平成10年の薬事法改定により製造販売が打ち切られた
元祖旧式アナログ回路が装着される超強力神経波磁力線発生器(Mリング)
元祖!本家本元!!
神経波磁力線発生器と復刻版磁力線発生器との内部構造や動作の比較
提供:株式会社ケネスト
info@knestinc.jp
税込¥220,000,-
≪ご注意事項≫
この試作品は一般的な完成型の市販商品ではありません。
完全オーダーメイド方式のみにて
ご依頼者様個人と当方との合意・同意の上で
組み立てセット一式の試作品として特別に製作させていただきます。
そして
ご依頼者様個人によって組み立てられましたこの試作機器は
政木和三先生と北野電機が平成10年まで製作していた
当時のアナログ回路方式の復刻版として
ありのままに復元した内容構造の機器となっています。
しかしながら
現在の日本国憲法を遵守するにあたり
この機器の内容構造は
人体への使用が禁止される対象品となっています。
ゆえに
全てはご依頼者様各自の自己責任において法律をご遵守の上
ご使用・ご活用いただきますようお願い致します。
また
当方はご使用に関する一切の責任を負いませんので
上記の旨をご理解、ご確認いただいた上でお問い合わせくださいますよう
何卒、宜しくお願い申し上げます。
なお
機器への一年間の無償保証はもちろんのこと
その後の機器修理に関しましては従来の元祖旧式機器と同様に
引き続き対応させていただきます。
保江 邦夫 先生 【第2回 バロン保江のエリア55】 2021年
~ 悲運の発明品がついに復活! 復刻版 超強力磁力線発生器!! ~
≪復刻版 超強力磁力線発生器 試作機 の内蔵タイマーについて≫
旧式の神経波磁力線発生器の内部部品には最大作動時間60分設定
(通常30分に設定しています)
可能なタイマーが組み込まれていましたが(一部、後期型のMリングは除く)、
今回復活させました復刻版 磁力線発生器には
最大作動時間3時間まで設定可能なタイマーが装着されています。
(出荷時は作動時間を1時間設定にしていますが、
ユーザー様にてご自由に作動時間を最大3時間まで設定していただけます。)
画像は元祖 超強力神経波磁力線発生器のタイマー
(こちら赤い針が60分設定になっています)
画像は本家本元 超強力復刻版磁力線発生器のタイマー
(こちら赤い針が1時間設定になっています)
最後に
当方は販売等々に一切関わっていませんが
元祖旧式の超強力神経波磁力線発生器(Mリング)より改良が施され
厚生労働省より医療用機器として許認可を受けています
家庭用電気磁気治療器のバイオイーザーをお求めの方は
正規にお取り扱いの有限会社政木研究所様へ
そして
元祖旧式機器のアナログ回路からデジタル回路へと改良が施され
厚生労働省より医療用機器として許認可を受けていない
家庭用健康機器のセルパワーをお求めの方は
製造販売元の株式会社セルパワー様へ
それぞれ直接に
お問い合わせくださいませ。