『私は奇跡を見た』

~ 超能力エネルギーの神秘 ~
政木和三

 

 

 

第一章 目の前で起きた奇跡

 

 

第四節 真珠の発現

 

 

 

 同じ年の十月に、私はフジテレビの小川宏ショーに

 『第七次元から来た博士』

 ということで出演することになった。

 同局の第一スタジオで、朝の十時に本番が始まった。

 最初に浜みえさんが、遠藤周作氏の作品、狐狸庵閑話に出てくる

 『奇妙な女』

 を朗読した。

 実は、これが八次元先生のことなのである。

 それは、周作氏が瀬戸内晴美女史から、

 『あんたが、そんなにぐうたら寝が好きなら、お金が天井から降ってくるような話しを教えましょう』

 と

 『一日三百五十個も真珠を口から出す』

 横浜の日吉に住む、八次元先生を

 『ないしょ』

 に教えてもらい、訪ねた話しである。

 ここで、氏の文のさわりを紹介してみよう。


 『結婚してるんですか、その人』

 『結婚してるわ。

 なぜ?』

 なぜって、あんた。

 こんな女性を女房にもらったら幸せですたい。

 こっちは毎日ぐうたら寝とっても、奥さんが朝から真珠をポコポコ吐きだしてくれるですとたい。

 それを売って暮せば一生働かんでも大丈夫ですたい。

 俺みたいなぐうたらにはモッテコイの女房さまだあ。

 しかし、もう人妻とは残念無念ビンシケン。

 雨の降る日でありましたが、傘さして日吉までノコノコ出かけていった。

 ニャンワンの夢破れた男に雨はふるふる田原(たばる)坂。

 新幹線の横浜駅ちかく、道は右に折れ左に曲り複雑怪奇なり。

 あった、あった。

 この家だ。

 なかなか立派な家である。

 しかしあたり前と言えばあたり前です。

 とに角、毎日真珠を口から出す女性の家だから。

 同じ女性でもあんたの女房とは一寸ちがいますな。

 お宅さんの奥さんのほうが毎日お出しになるのは、米と異なるを続けて書いたものだけだ。

 『ごめんください』

 『はい』

 長い廊下を小走りに姿を見せた若い女中さんに来意をつげると、早速、二階の八畳に案内してくれた。

 部屋の片隅になんと石を重ねて小さな滝をこしらえている。

 我輩、ここに来る途中、菓子屋で餅菓子を箱につめさせておいた。

 もし瀬戸内さんの言葉がまことならば、この餅菓子の一つ一つから海の宝石、真珠が出現するからである。

 ただもしこれが手品のたぐいであっては困るから、こちらはすり代えられないように膝もとに菓子箱をしっかりひきつけておきました。

 跫音がして、ミコ姿の女性と三十歳ぐらいの男性とが姿をみせた。

 この女性が口中から三百五十個の真珠を吐きだすSさんであり、男性のほうは彼女の御主人である。

 一応、襟をただして彼女の話を謹聴する。

 子供の頃から神の声をきいていたという話や、その後のかずかずのふしぎ物語などを耳にしながら、私はしきりに横に坐っている御亭主のほうに眼を走らせた。

 ほんまにこの人は幸福やなあと心の中で羨んでいたのである。

 『真珠だけじゃありませんよ。

 わしの家内が祈るとトックリの中にひとりでに酒が湧いてくるんでね』

 『酒が?』

 『はあ』

 御亭主はうなずいた。

 『五色の酒ですぞ。

 日によって色が変わりますがね』

 『真珠だけでなく、酒までからっぽのトックリから湧きだすというのだから、あんたさんのようなノミスケの男には泣きたいぐらい嬉しい女房じゃないか。

 山内一豊の妻もこの女性の前では糞くらえだ。』

 『のましてください』

 思わずあさましい声をだして

 『その酒を』

 『神酒と言うて下さい。

 神酒と』

 御亭主がポンポンと手をうつと、さきほどの女中さんがその神酒を持ってあらわれる。

 うす桃色の色がついて、少し気味わるかったが、思いきって口にふくむと、あんた、みりんの味がしましてな。

 『しかし何ですなあ。

 経済的なお宅ですな。

 酒屋に行かずとも、こう酒が次から次へと祈りで湧いてくるんだから』

 『それがわしは下戸だからね』

 『下戸か。

 世の中はうまくいかんもんですね。

 でもあんたは御幸福だ、こういう真珠をポロポロ口から吐きだす奥さんをもって』

 『いや。

 そうとも言えませんよ』

 途端に御亭主は情けない顔をして語りはじめた。

 わしはね、浮気一つできませんよ。

 いつだったかも、浅草のキャバレーで女の子と待ち合わせしとりましたら、何も知らん筈のこの女房から電話がかかってきましてね、今、そこで女の人と会おうとしてるのね。

 わたしの眼にそこがありありと見えるのよ。

 何してるんです。

 早く帰ってきなさい。

 『と、えらく叱られました』

 『本当ですか、奥さん』

 『本当です。

 あたしはね、中を見なくてもこの人の財布に幾ら入ってるかもわかるんです』

 一体この夫婦の話は本当なのか。

 二人でしめしあわせて、こんな芝居をしゃべっているのではないか。

 よしよし。

 もし神通力があるならば本当にこの生菓子や口から真珠を出せる筈だ。

 『真珠を毎日口から出されるって聞きましたけど』

 『はア。

 毎日とは限りません。

 あたしが出そうと思っても出せるもんじゃないんでね。

 神さまが出せと命ぜられる時、ひとりでに口から出るんです』

 『口から』

 『はい』

 『ほかからは出ませんか』

 『ほかからって言いますと?』

 『たとえば、お尻から』

 彼女は変な顔をして首をふった。

 無理もない。

 もしお尻から真珠がでれば、これは文字通り、イェロー・パールだからな。

 『徳川夢声さんもちゃんと御覧になったことです。

 瀬戸内さんもお持ち帰りになりましたよ。

 あたしの出した真珠を』

 『その真珠、ただでくださるんですか』

 『もちろん、ただであげますよ。

 それを持っているとお守りになるんですからね。

 交通事故なんかに会っても無事助かった人もいます』

 『はア……』

 真珠をただでくれるのか。

 悪くないな。

 『この菓子箱の餅菓子からも出ますか』

 『出る日と出ない日とがあります』

 『今日はどうでしょう』

 『さあ、わかりません。

 さっきから、話しながら祈禱してましたから、出るかもしれませんよ』

 『今、開いてもいいですか』

 『はい』

 我輩は膝もとに引きつけておいた菓子箱の紐を震える手で解いた。

 断っておくが、この間、この菓子箱には誰も手をつけなかった。

 どこにでも売っているありきたりの餅菓子である。

 両手で割ってみる。

 何もない。

 ほれみろ。

 出る筈がないじゃないか。

 三つ目。

 ダメ。

 四つ目。

 これも何もなし。

 五つ目。

 あっ。

 真珠である。

 黒いあんこのなかに魚の眼玉のような白い真珠がはいりこんでいる。

 『ひゃあ……。

 出たあ』

 


 我輩、思わず溜息をつきました。

 どうしてもわからん。

 理由がわからん。

 『出ましたね』

 その途端、彼女の唇の間から、ポロッ、ポロッと真珠がこぼれだしてきた。

 一つ、一つ。

 唇の間から小さな音をたてて机にころがるのである。

 茫然としてこの女性の憑かれたような顔を見ておった。

 『さわってください。

 濡れてない筈ですよ』

 本当だ。

 真珠は唾でぬれた痕もない。

 『こ、これをくれるんですか』

 『持って帰って下さい』

 机の上には一つ、二つ、三つ……合計、八個の真珠が散乱している。

 それをこちらはあわててポケットにねじこんだ。

 雨の中をふたたび歩きながら、あれこれ思案してみたが、どうも事情がよくわからない。

 何といってもあんな馬鹿げたことがある筈はない。

 何かのトリックがどこかにあると思うのだが、そのトリックが摑めない。

 我輩のポケットには八個の真珠がたしかに存在するのである。

 家に戻って、センベイ布団にくるまりながら、そのトリックをいろいろ糺明したが、わからぬままに日が暮れた。

 これでもね、私は今まで暇つぶしに色々な占師のところにまわったもんです。

 そして占師の言うことは、こう言っちゃ悪いが、あんた、あんまり当てにならんというのが私の結論だ。

 同じ質問を五つ用意して有名な五人の占師をまわったら、みんな言うことがマチマチだったからね。

 ひとつとして合ったもんはない。

 だが、この真珠夫人の場合はちと違う。

 彼女の場合は別に占いをやるわけでなく、祈禱のたぐいらしいが、この真珠を出すところがどうも摑めん。

 どういうトリックを使うのか、未だに解せないので、もしおわかりの方は、恐縮ではあるがお教えを乞う次第である。

 翌日、瀬戸内さんに礼の電話をした。

 『出た?』

 『出ましたよ。

 しかし、出た真珠をただでくれるんですからね。

 私は八つももらったが、あんなことをして、あの人、損をしないのかなあ』

 あんたさん。

 東京にはまだまだ、奇妙きてれつなことが色々ころがってますな。

 バアやキャバレーばかりで遊ぶのが能じゃない。

 それにも退屈した人はこういう奇妙きてれつな人を一人一人、さがして歩くとよい。

 今日の話はこれでおしまい。


 この朗読が終った後、司会の小川宏が、私に、同じ真珠が出た体験を聞き、説明することになる。

 それは、その年の八月二十三日のことである。

 私の家へ来られた、天玉尊先生が、やはり同じ狐狸庵閑話を読んでみなさいといわれ、そのときは、私の長男が読んだ。

 読み終わると同時に、先生は私の前にあったけし饅頭を指差して叫んだ。

 『それを二つに割りなさい』

 私はナイフで命じられるままに切り開いた。

 あっ!

 真珠が見える。

 黒いアンコの中に真珠が白く光っているではないか。

 『もう一つあるはずです』

 と天玉尊先生が言われる。

 探したが、真珠のかけらのようなものが多く見付かったが、真珠は出てこなかった。

 『水で清めなさい』

 ということなので、出た真珠をコップの中の水に入れて清めた。

 『お守りです』

 と申される。

 かたわらで見ていた家内も、自分にも出してほしいと頼んでいた。

 私は、今までに真珠の出ることは話には聞いていたが、自分の手で、自分の前で奇蹟が実現しようとは、夢にも思っていなかった。

 現実に真珠を手にしながら、まだ信ずることが出来ない気持ちである。

 これはほんとだろうか?

 この饅頭は、つい先程、買ってきたばかりのもので、家内が私の前に置いたものだ。

 それからどうして真珠が出たのだろうか。

 考えれば考えるほどわからなくなってしまうのである。

 家内の頼みに対し、天玉尊先生は

 『そのうちに出ますよ』

 と淡々としている。

 食事の仕度ができたからというので、私達は食堂へ行き、テーブルを七人で囲んだ。

 家内がむし器から、茶わんむしを取り出して、皆の前に配ってゆく。

 最後に私の前においたとき、向かい側の先生が、小さいが力強く低い声で

 『エイッ』

 と叫ぶ。

 『その茶わんむしをお皿に移して、探して下さい。

 真珠が出ます』

 長男と家内が二つに分けて探す。

 しばらくして、家内が

 『あった』

 と叫ぶと、感激して泣き出してしまった。

 そして、腰もふらふらとなって座り込んでしまった。

 『先生ありがとうございました。

 ほんとに有難うございました』

 と言っている。

 しばらく皆に、無言の時間が続いた。

 間もなく食卓に、すし屋さんから出前が届けられた。

 すると、また私の前の容器を指差した天玉尊先生が言うではないか。

 『そのはしの二つを調べなさい』

 私が二つを小皿に取り、上に乗っている魚のネタをあげてみる。

 『アッ』

 と、自分でも思わず声が出た。

 二つならんで、真珠が入っているのだ。

 『それは息子さん二人のものです』

 長男と次男のものが出た。

 無言で今まで見ていた次男は、顔面が蒼白となった。

 『よく清めて下さい。

 きれいな水に入れなさい』

 と、また先生が言う。

 グラスの中に水を満たして、四つの真珠を入れると、真珠は互いにより添い、密着した。

 不思議に思って、グラスを強く振っても、四つは離れる気配もなく、くっついたまま流れにふり廻されていた。

 手を入れて別々に分けても、すぐ近づき、ひとかたまりとなるのだ。

 Sさんが

 『先生、故郷の御母堂にも一つ出してあげなさいよ』

 と言うと、

 『もう出ないよ。

 最初から言えばよいのに。

 もうおそいよ』

 と言っておられたが、マスカットを食べようとして口に持ってゆくと、私は

 『アッ』

 と言って、堅い物を取り出した。

 ブドウの中の種と同じ場所に真珠が一つ入っていたのである。

 



 発生した真珠を水で清めて、虫眼鏡で調べてみた。

 それらの真珠の表面は、無数の六角形の集合した多面体であった。

 その球面に光が反射して、青や赤に光り、時には紫色にも光っている。

 『その真珠は生きていますから、三年後には、二倍ぐらいの大きさになりますよ』

 と、先生はこともなげに言った。

 このようにして、私の家に、奇跡によって、五個の真珠がさずかったのである。

 『この世の中は物質的なものばかりでなく、精神面のエネルギーもあるように思われます』

 と、私はテレビショーの最後でも述べた。




私は奇跡を見た
初版発行:昭和53(1978)年1月10日
10版発行:昭和59(1984)年3月15日
著者:政木和三
発行者:瓜谷侑広
印刷所:藤印刷 株式会社
発行所:株式会社 たま出版
    〒162 東京都新宿区納戸町33
    電話 03-269-4367
    振替 東京3-94804
0014-0023-4354
1978©
ISBN 4-88481-023-6 C0014 ¥980E

 

 

 

 政木先生とのご縁の始まりは、
令和元年七月一日に他界しました昭和五年生まれの私の実父が小学生時代の頃より電気のイロハを教わり、
(実際に、電気ギター制作等々、様々な電気技術のご教授を、家族ぐるみのご近所付き合いの中で個人的に無償で賜ったそうです)
その後、御晩年には、政木先生の素晴らしいご発明品の集大成のひとつとして
“世のため、人々のため”に御余生をかけ陰徳にご尽力なさいました
超強力 神経波磁力線発生器
(改名機器、インパルス磁力線、そして、Mリング。すべての御販売は㈲政木研究所、㈲ケントにて)
の製造に至るまで、数々のお仕事をお世話頂き、
政木先生がお亡くなりになる最後の最後まで、私も含め家族ぐるみのお付き合いを賜わり、
今も尚、心の底よりとても尊敬し、感謝している恩師・師匠です。

 

 

 政木和三先生の廃刊御著書

 

~ 超能力エネルギーの神秘 ~

『私は奇跡を見た』

 

を掲載させていただいています。

 

 

 

 政木先生の御教えである

『目先の欲望を捨て去り、世のため、人々のために尽力せよ!』

との仰せを引き続き継承するため、

今後も少しずつではありますが、

何度も何度も繰り返す、日々の心の学びの礎として、

政木先生の御教えのすべてをこれからも紹介させて頂きますので、

皆様には引き続きのお付き合いの程、

何卒、宜しくお願い申し上げます。

 

深謝

m(__)m

 

 

 

 

 

完全オーダーメイド組み立て一式品

『復刻版 超強力磁力線発生器 試作品』

(特許第3510016号)

物理化学や自然科学の実験用、工業での金属磁化用専用試作機器として

政木和三先生がご発明なされた初期の頃の

元祖アナログ回路式機器を復活させることに成功しました!

ご用命の際は

下記のリンク先、もしくはE-Mailアドレスよりお問い合わせください。

 

令和3年3月に復活! 復刻版超強力磁力線発生器

 

画像の機器は平成10年の薬事法改定により製造販売が打ち切られた

元祖旧式アナログ回路が装着される超強力神経波磁力線発生器(Mリング)

 

 

 

元祖!本家本元!! 

神経波磁力線発生器と復刻版磁力線発生器との内部構造や動作の比較

 

 

提供:株式会社ケネスト

info@knestinc.jp

 

税込¥220,000,-

 

 

≪ご注意事項≫

 

この試作品は一般的な完成型の市販商品ではありません。

完全オーダーメイド方式のみにて

ご依頼者様個人と当方との合意・同意の上で

組み立てセット一式の試作品として特別に製作させていただきます。

そして

ご依頼者様個人によって組み立てられましたこの試作機器は

政木和三先生と北野電機が平成10年まで製作していた

当時のアナログ回路方式の復刻版として

ありのままに復元した内容構造の機器となっています。

しかしながら

現在の日本国憲法を遵守するにあたり

この機器の内容構造は

人体への使用が禁止される対象品となっています。

ゆえに

全てはご依頼者様各自の自己責任において法律をご遵守の上

ご使用・ご活用いただきますようお願い致します。

また

当方はご使用に関する一切の責任を負いませんので

上記の旨をご理解、ご確認いただいた上でお問い合わせくださいますよう

何卒、宜しくお願い申し上げます。

なお

機器への一年間の無償保証はもちろんのこと

その後の機器修理に関しましては従来の元祖旧式機器と同様に

引き続き対応させていただきます。

 

 

 

保江 邦夫 先生 【第2回 バロン保江のエリア55】 2021年

~ 悲運の発明品がついに復活! 復刻版 超強力磁力線発生器!! ~

 

 

 

≪復刻版 超強力磁力線発生器 試作機 の内蔵タイマーについて≫

 

旧式の神経波磁力線発生器の内部部品には最大作動時間60分設定

(通常30分に設定しています)

可能なタイマーが組み込まれていましたが(一部、後期型のMリングは除く)、

今回復活させました復刻版 磁力線発生器には

最大作動時間3時間まで設定可能なタイマーが装着されています。

(出荷時は作動時間を1時間設定にしていますが、

ユーザー様にてご自由に作動時間を最大3時間まで設定していただけます。)

 

画像は元祖 超強力神経波磁力線発生器のタイマー

(こちら赤い針が60分設定になっています)

 

画像は本家本元 超強力復刻版磁力線発生器のタイマー

(こちら赤い針が1時間設定になっています)

 

 

 

最後に

当方は販売等々に一切関わっていませんが

元祖旧式の超強力神経波磁力線発生器(Mリング)より改良が施され

厚生労働省より医療用機器として許認可を受けています

家庭用電気磁気治療器のバイオイーザーをお求めの方は

正規にお取り扱いの有限会社政木研究所様へ

そして

元祖旧式機器のアナログ回路からデジタル回路へと改良が施され

厚生労働省より医療用機器として許認可を受けていない

家庭用健康機器のセルパワーをお求めの方は

製造販売元の株式会社セルパワー様へ

それぞれ直接に

お問い合わせくださいませ。



 

 

 

KNESTinc.