『精神文明と奇跡』
政木和三
著書装幀:横尾忠則
第3章 肉体と生命体
◎ 人間は肉体と生命体の複合体である
政木フーチパターンによって、新婚夫婦の花嫁さんを測定すると、結婚式当日は、図1のように理想的な女性のパターンがあらわれた。
この円形の女性は自分を犠牲にしても、夫や子供のためにつくしてゆく最高の良妻賢母型である。
新婚旅行から帰った時には、図2のように体内に男の子の生命体のパターンが発生した。
これは新しい生命体が、体内に宿っていることを示すものである。
そして十月十日(とつきとうか)が過ぎて、出産した子供は玉のような男の子であった。
妊娠したときに発生する生命体は、円形は女性らしき女性か、女性らしき男性であり、楕円形は男らしい男児か、男らしい女児であって、性別ではなくその人間性を表している。
出産したときは、母胎の中にあったときと同じ生命体のパターンであり、そのまま十歳から十三歳ぐらいまでは一つの生命体のままである。(図3)
小学校の終わりから中学時代に、第二の生命体が付着する。
そのパターンは第4図のようになる。この男の子の将来は、包容力を持ち中庸な判断力があり、敵を作ることなく、全(すべ)ての人と仲よくやってゆける管理職に最適な人間となることを約束されている。
人間は第一生命体のみの場合は、ただ男の子または、女の子だけを示し、まだはっきりとした性格を持たないが、第二生命体が付着したときから人格が固定し、個人差がはっきりとできることになる。
この第二生命体の付着によって、その人間の一生が運命づけられてしまうが、それがどのようなカラクリによって定まるのかは、わからない。
本人の気の持ち方、環境、そして友人等によって変わるものらしいが、要は本人の精神状態によって定まるものらしい。
この第一生命体は、生命のあるもの全てが持っているらしく、人間と動物の違いは、第二生命体の有無によるものらしい。
犬や猫等を政木フーチパターンで測定してみると、第一生命体だけを持ち、第二生命体は存在しないことがわかる。
このことが、人間は各々個性の違いが大きいが、一般の動物には大差のない原因かとも思われる。
この第一生命体は、心肺肝脾(ひ)腎(じん)胃腸等、五臓六腑の調和を保つためのものであって、人間が生きるために絶対的に必要な生命体である。
次の第二生命体は、人格、人間性を造るための生命体であって、管理職タイプ、エンジニアタイプ、特技タイプ、そして強情な人等が、この生命体によって決まるものである。
第一生命体は一生これを変えることはできないが、第二生命体は、自分の修行、努力によって、自由に入れ替えることができる。
これは、政木フーチパターンによって測定することによって確かめることが容易である。
また、オーラ(霊光)の見える人によれば、第一生命体は、七つの色彩で観察されるそうであって、PS学会のK医師は、元病院長であったが、普通の診断よりも、オーラによる診察の方が正確であることを知り、病院長を他人に任せ、K医師は精神による治療にふみ切った有徳の師である。
このK医師の言によれば、第一生命体の色によって、その人の病気が瞬間にわかるそうであり、第二生命体は、白色か黄金色に、まぶしいほど明るく輝いているという。
このようにして、政木フーチパターンによって表示される第一生命体と、第二生命体は、オーラによっても識別することができるものである。
このオーラは、練習により、全ての人が見ることができるものであって、自分の手を机の下に入れ、手の平には光が当たり、机の下が暗い状態にして、指先の少し先に眼のピントを合わせて見つめていると、机の下の暗いところで、指先から白いボヤーッとしたモヤのような光が出ていることがわかる。
これは生命体のオーラであって、誰にでも見えるものである。
第一生命体も、第二生命体も無限の時間を生き続けるものらしく、現在の肉体が滅びれば、数百年後に次の肉体を求めて移り住むもので、天玉尊先生の前世供養により、それがはっきりと証拠づけられることである。
もしも、人間が肉体のある間だけが全部であれば、生きている時に善行を積む必要もなく、気ままにしたい放題に一生を送ればよいが、なぜ人は修行をし、社会のためにつくすのだろうか。
肉体は七十年から九十年に滅んでしまっても、未来永劫に残る生命体が、肉体を持つ時間内に積んだ徳によって、次の肉体を持つときに、更に高度な一生を送るための基礎となるためである。
この世で知り合った人々とは、死ぬまで仲よくやってゆくべきである。
この世で関係のあった人は、必ず来世でも何らかの関係を持たなくてはいけない宿命となっている。
切腹した人は、次の世でも同じように割腹自殺をする宿命となっている。
自殺者は、最も深い罪を犯したことになる。
自殺をする人は何回生まれ変わっても、自殺する運命にあるために、生きているとき、その因縁を断ち切らねばならない。
生きているとき、自分の信念によって自殺の誘惑に打ち勝ったとき、来世からは天寿を全うすることになる。
生きているとき、自分さえよければの気持ちで他人を苦しめたとき、来世は必ず、自分が苦しまねばならない人生として生まれてくる。
何回見合いをしてもすべて破談になり、結婚できない娘さんの前世を調べたところ、出家の身でありながら、娘と手をとり合って駆け落ちし、途中で病死した男が、今世において女として生まれ、結婚できない境遇となっている。
世の中で不幸に苦しんでいる人々は、そのほとんどが、前世の自分の行為による報いのための苦行であり、今生において、その償いをしているものと思わねばならない。
ただ、自分の不幸を世の中のせいにしたり、社会をうらんで一生を終われば、また来世も同じように苦しい生活となるだろう。
自分を不幸だと思う人々は、これが自分の前世の償いであると信じ、その苦行に甘んじて修行することによって、前世の因縁を断ち、来世の幸福を待つべきである。
作用と反作用は、物理的な現象だけではなく精神面にも起きるものである。
親子は一世、夫婦は二世
主従は三世で 友は四世以上なり
『ことわざ』
は、人間が何千年もの間に培(つちか)った真理をあらわす教訓である。
筆者も数年前までは、このことわざを封建時代の遺物のように思っていたが、最近になって、天玉尊先生の霊能力によって、人間の輪廻転生の実際を知らされ、それが史実として各地に残っていることを事実によって確かめることができた。
親と子は肉体的には最も深い絆(きずな)によって結ばれているが、生命体的(霊的)には前世の縁は薄いものである。
最近の子供が、父母が勝手に自分を生んだようにいうが、それは大きな間違いであって、実は子供自身の意志によってその夫婦のもとへ生まれ出たものである。
霊界において子供の霊は、地上界を眺めながら、自分の生まれ出るべき両親を探しており、自分の意志に合ったカップルが見付かると、その母体の体内へ生命体として入ってゆく。
フーチパターンによって測定してみると、妊娠した瞬間に、母胎内にもう一つの生命体が検出されることでもわかるものである。
子供の前世を調べると、親とはまったく無関係の他人である場合が多い。
例えば筆者の子供の場合も、山科(京都府)と堺(大阪府)のものであり、前世ではまったく無縁の人であったようである。
他の多数の親子関係も、殆(ほとん)ど全く知らない他人であることがわかる。
血のつながりは最も深くても、親子となった生命体は、今の世が最初であるために一世であるといわれるものらしい。
しかし肉体的なつながりは未来永劫に続いてゆき、新しい知人としての輪を増してゆくものである。
次に夫婦は二世の例として、あるスターの結婚相手は、道を歩いてきた彼を見た瞬間に、傍らにいた友人に私の主人が歩いてきたといって、その人と結婚したこと等もよい例である。
肉体はその意味を知らないが、自分の生命体(守護霊)は、彼の生命体を見た瞬間に、前世で恋人か夫婦であったことを悟ることによって、無意識に未来の夫であることを直感するものである。
別章で例にあげるように、A社長の場合は、その夫人は三千年間に亘(わた)って、妻か恋人かを繰り返している事実がある。
三千年前のチベット国王の王妃であり、二千三百年前と、千三百年前も深い縁にあり、六百五十年前は仁礼(にれ)頼仲と夫婦であった。
そして二百八十年前も、この二人は恋人とか夫婦を何回も何回も繰り返している。
ある医者の夫人は、前世は医者の家に勤め、その主人の医者と恋をして結ばれずに終わったが、今世においては、晴れてその医者と夫婦になって一生懸命に世話をしている。
このようにして、夫婦は前世において深い愛情関係にあったものであり、生まれ出ぬ先から見えぬ縁(えにし)の糸によって結ばれていたものばかりである。
男性はその相手を見出す直感力が少ないが、前世の縁を持つ女性の生命体は、第一印象によって見出すことができるものである。
見合いをしても、偶然の知り合いでも、その第一印象によって、女性は結婚相手を決めることによって定められた人と結ばれることになる。
主従は三世といわれるのは、自分が生きて行くための糧(かて)を与えてくれた人、それが社長、会長、店長あるいは主人である。
この生活の糧を得るためのグループは、何世にわたっても主従は同じ形でくり返されるものであるから、そのグループに属している間は最大の努力をすべきである。
自分の働きによって、そのグループが向上すれば、来世においてはその反作用によって、自分自身が向上した地位となる。
現世の職場において自堕落な行いをしており、グループを不幸にするようなことがあれば、来世は自分自身が不幸な境遇におかれることとなる。
友人の場合も同じように、今世と来世は作用と反作用の理によって、今世の楽は来世の苦となり、今世の苦は来世の楽となって、自分にもどってくるものである。
偶然に車中で会った人、グループで親しくなった人等も、決して偶然で会ったものではなく、前世の因縁によって会ったものであると思い、その刹那(せつな)の出会いを大切にしなくてはならない。
知人、友人は数多くあり、何回生まれ変わってもほぼ同じ年代に生まれ、ほぼ同じ年代に死んでゆく。
感情的に深くなる人もあるが、袖ふれあう程度の低いものもある。
しかし、その短い瞬間も大事にしてゆくべきであろう。
袖ふれあうも他生の縁の言葉の通り、前世の縁によって卒然に知り会ったのだから、会釈ぐらいを交えて別れるべきである。
旅の恥はかき捨てのような言葉もあるが、それと同じことを前世にも来世にもすると思えば、かき捨てには出来ないはずである。
知人、友人は何世にも、つながっておつきあいをしてゆくべき人達であるから、一人一人を大事にすべきである。
精神文明と奇跡
第三刷発行:昭和五七年九月二十日
著者:政木和三
発行者:後藤房子
発行所:日新社
岡山市尾上二七七〇 電話〇八六二(八四)二一二一
印刷書:山陽印刷株式会社
岡山市中山下二丁目五-五〇-一〇一
政木先生とのご縁の始まりは、
令和元年七月一日に他界しました昭和五年生まれの私の実父が小学生時代の頃より電気のイロハを教わり、
(実際に、電気ギター制作等々、様々な電気技術のご教授を、家族ぐるみのご近所付き合いの中で個人的に無償で賜ったそうです)
その後、御晩年には、政木先生の素晴らしいご発明品の集大成のひとつとして
“世のため、人々のため”に御余生をかけ陰徳にご尽力なさいました
超強力 神経波磁力線発生器
(改名機器、インパルス磁力線、そして、Mリング。すべての御販売は㈲政木研究所、㈲ケントにて)
の製造に至るまで、数々のお仕事をお世話頂き、
政木先生がお亡くなりになる最後の最後まで、私も含め家族ぐるみのお付き合いを賜わり、
今も尚、心の底よりとても尊敬し、感謝している恩師・師匠です。
政木和三先生の廃刊御著書
『精神文明と奇跡』
を掲載させていただいています。
政木先生の御教えである
『目先の欲望を捨て去り、世のため、人々のために尽力せよ!』
との仰せを引き続き継承するため、
今後も少しずつではありますが、
何度も何度も繰り返す、日々の心の学びの礎として、
政木先生の御教えのすべてをこれからも紹介させて頂きますので、
皆様には引き続きのお付き合いの程、
何卒、宜しくお願い申し上げます。
深謝
m(__)m
完全オーダーメイド組み立て一式品
『復刻版 超強力磁力線発生器 試作品』
(特許第3510016号)
物理化学や自然科学の実験用、工業での金属磁化用専用試作機器として
政木和三先生がご発明なされた初期の頃の
元祖アナログ回路式機器を復活させることに成功しました!
ご用命の際は
下記のリンク先、もしくはE-Mailアドレスよりお問い合わせください。
令和3年3月に復活! 復刻版超強力磁力線発生器
画像の機器は平成10年の薬事法改定により製造販売が打ち切られた
元祖旧式アナログ回路が装着される超強力神経波磁力線発生器(Mリング)
元祖!本家本元!!
神経波磁力線発生器と復刻版磁力線発生器との内部構造や動作の比較
提供:株式会社ケネスト
info@knestinc.jp
税込¥220,000,-
≪ご注意事項≫
この試作品は一般的な完成型の市販商品ではありません。
完全オーダーメイド方式のみにて
ご依頼者様個人と当方との合意・同意の上で
組み立てセット一式の試作品として特別に製作させていただきます。
そして
ご依頼者様個人によって組み立てられましたこの試作機器は
政木和三先生と北野電機が平成10年まで製作していた
当時のアナログ回路方式の復刻版として
ありのままに復元した内容構造の機器となっています。
しかしながら
現在の日本国憲法を遵守するにあたり
この機器の内容構造は
人体への使用が禁止される対象品となっています。
ゆえに
全てはご依頼者様各自の自己責任において法律をご遵守の上
ご使用・ご活用いただきますようお願い致します。
また
当方はご使用に関する一切の責任を負いませんので
上記の旨をご理解、ご確認いただいた上でお問い合わせくださいますよう
何卒、宜しくお願い申し上げます。
なお
機器への一年間の無償保証はもちろんのこと
その後の機器修理に関しましては従来の元祖旧式機器と同様に
引き続き対応させていただきます。
保江 邦夫 先生 【第2回 バロン保江のエリア55】 2021年
~ 悲運の発明品がついに復活! 復刻版 超強力磁力線発生器!! ~
≪復刻版 超強力磁力線発生器 試作機 の内蔵タイマーについて≫
旧式の神経波磁力線発生器の内部部品には最大作動時間60分設定
(通常30分に設定しています)
可能なタイマーが組み込まれていましたが(一部、後期型のMリングは除く)、
今回復活させました復刻版 磁力線発生器には
最大作動時間3時間まで設定可能なタイマーが装着されています。
(出荷時は作動時間を1時間設定にしていますが、
ユーザー様にてご自由に作動時間を最大3時間まで設定していただけます。)
画像は元祖 超強力神経波磁力線発生器のタイマー
(こちら赤い針が60分設定になっています)
画像は本家本元 超強力復刻版磁力線発生器のタイマー
(こちら赤い針が1時間設定になっています)
最後に
当方は販売等々に一切関わっていませんが
元祖旧式の超強力神経波磁力線発生器(Mリング)より改良が施され
厚生労働省より医療用機器として許認可を受けています
家庭用電気磁気治療器のバイオイーザーをお求めの方は
正規にお取り扱いの有限会社政木研究所様へ
そして
元祖旧式機器のアナログ回路からデジタル回路へと改良が施され
厚生労働省より医療用機器として許認可を受けていない
家庭用健康機器のセルパワーをお求めの方は
製造販売元の株式会社セルパワー様へ
それぞれ直接に
お問い合わせくださいませ。