『私は奇跡を見た』
~ 超能力エネルギーの神秘 ~
政木和三
第六章 奇跡はなぜ起きるのか
第三節 欲を捨てれば希望はかなう
私はゴルフによって、欲を捨てれば大欲が自分のものになることを悟った。
五十五歳を過ぎると、だれでも筋肉が弱り、ゴルフが飛ばなくなってくる。
私も例にもれずよく飛んでいた数年前にくらべて、飛距離は三割近くも少なくなり、どんなに力を入れても、二〇〇ヤードどまりとなった。
そのとき、インスピレーションによって、腕力を使わず、地球の引力によって、自然にクラブヘッドを落下させる自然落下打法を会得した。
早速それを実行した。
ただちに距離は二割以上も伸び、二五〇ヤードとなった。
飛ばそうとする人は振りおろす瞬間に力がはいり、クラブの自然落下を防ぐように、右手はブレーキの働きとなる。
力を入れれば入れるほど、ブレーキが強くなり、飛ばなくなる。
昭和五十一年十月十三日の関西シニアゴルフ選手権の前日、次のようなインスピレーションを感じた。
『右肘を密着したまま打て』
と。
夜八時ごろから、そのような打ち方の可能性を確かめるために、打放し練習場に行き、百球ほど打った。
関西シニアゴルフ選手権試合の当日、スタートのティーグランドの周辺には、関西ゴルフ界の名士が勢揃いして、威圧を感じる雰囲気であった。
私の胸は早鐘のように鳴り、どうしても落ちつけなかった。
しかし、昨日の右肘を密着させよとの指示通りにすることによって、上体がよく廻るバックスイングが、ゆっくりと大きくできた。
右肘が右脇腹に密着しているために、右手には力がはいらない。
自然にボディスイングによって打てる形となった。
ゆっくりとダウンスイングが始まり、よくタメの効いたインパクトとなった。
ボールは、フェアーウェーの真中へ、勢よく飛び出して行った。
役員諸氏の口から
『本日の最高のショットだ』
と言うささやきが聞こえてきた。
今までの私であれば、この雰囲気の中でのショットでは、緊張のあまり、上体の廻らぬ、腕だけのバックスイングで早くなり、振りおろしも、タイミングがバラバラになり、ほとんどミスショットとなったことだろう。
また打つ瞬間にも、ボールの行方を見ようとして、頭があがり、ヘッドがボールにまともに当たらなかったことだろう。
しかし、本日は、右肘が右脇についているために、バックスイングはゆっくりと大きくなり、トップで一旦停止後、完全に近いフォームでインパクトすることができた。
その瞬間、次のインスピレーションが来た。
『汝のゴルフ場は足許一メートル平方である』
私ははっとした。
今までは、ボールをピン傍へ飛ばそうと思うために、手に力がはいり、ボールの行方を見ようとするために、ヘッドアップが起こり、距離も方向もバラバラとなった。
しかし、自分のゴルフ場が一メートル平方だけとなれば、広いゴルフ場はボールのものとなり、自分には無関係の存在となる。
いままでは、目の前の谷を気にして、ボールを谷底へ打ち込んだことも多い、池があれば、それを越そうと力んで、水中へボールを打ち込んだことも再三であった。
汝のゴルフ場は足許一メートル平方だけの広さであれば、何も考えることはいらない。
両足をしっかりと踏み、ボールの前方にスパットを見つけ、そのスパットの上をボールとクラブヘッドが通過すれば、ボールは自然に目標に向かって飛んでゆくことになる。
自分で、ボールをどこへ飛ばそうと言う意識は無用となる。
ボールを意識しないクラブだけの素振りと同じことをすれば、ボールは独り目標に向かって進んでくれることになる。
この二つのインスピレーションを、試合中の最高の座右銘として実行し、考えてもみなかった優勝となった。
これが無欲の大欲であると思った。
昭和五十一年正月、第八次元の天玉尊先生のお宅で、先生が新年のあいさつとして、次のようなことを話された。
『ここにお集りの皆様は、御玉や仏像を戴かれた人々です。
しかし私は、未だに一つの真珠も仏像も戴いてはおりません』
このお話が終わったとき、仏像が出現した。
そして、これはN氏のものであると知らされた。
そのときN氏は、
『一言しゃべらせて下さい』
と立ち上った。
『私は先生のお宅へ九年間も通い続けました。
しかし、私はいつも、恨んでおりました。
他の皆様は次々と御玉や仏像を戴けるのに、私だけ、なぜ何ももらえないのかと、それを数分前まで思い続けておりました。
ただいま、天玉尊先生から、私は何も戴いておりませんと言うお言葉を拝聴し、はっと思い当りました。
この先生でさえも何も戴いておられないのに、私が戴けないのは当然だと悟り、その瞬間にこの仏像が出現したのです。』
『ねたみと欲望が消え去った瞬間に、この仏像を戴きました。
そのおさとしの大きな心が、始めてわかりました。
有難うございました』
と、涙して話された。
私は奇跡を見た
初版発行:昭和53(1978)年1月10日
10版発行:昭和59(1984)年3月15日
著者:政木和三
発行者:瓜谷侑広
印刷所:藤印刷 株式会社
発行所:株式会社 たま出版
〒162 東京都新宿区納戸町33
電話 03-269-4367
振替 東京3-94804
0014-0023-4354
1978©
ISBN 4-88481-023-6 C0014 ¥980E
政木先生とのご縁の始まりは、
令和元年七月一日に他界しました昭和五年生まれの私の実父が小学生時代の頃より電気のイロハを教わり、
(実際に、電気ギター制作等々、様々な電気技術のご教授を、家族ぐるみのご近所付き合いの中で個人的に無償で賜ったそうです)
その後、御晩年には、政木先生の素晴らしいご発明品の集大成のひとつとして
“世のため、人々のため”に御余生をかけ陰徳にご尽力なさいました
超強力 神経波磁力線発生器
(改名機器、インパルス磁力線、そして、Mリング。すべての御販売は㈲政木研究所、㈲ケントにて)
の製造に至るまで、数々のお仕事をお世話頂き、
政木先生がお亡くなりになる最後の最後まで、私も含め家族ぐるみのお付き合いを賜わり、
今も尚、心の底よりとても尊敬し、感謝している恩師・師匠です。
政木和三先生の廃刊御著書
~ 超能力エネルギーの神秘 ~
『私は奇跡を見た』
を掲載させていただいています。
政木先生の御教えである
『目先の欲望を捨て去り、世のため、人々のために尽力せよ!』
との仰せを引き続き継承するため、
今後も少しずつではありますが、
何度も何度も繰り返す、日々の心の学びの礎として、
政木先生の御教えのすべてをこれからも紹介させて頂きますので、
皆様には引き続きのお付き合いの程、
何卒、宜しくお願い申し上げます。
深謝
m(__)m
完全オーダーメイド組み立て一式品
『復刻版 超強力磁力線発生器 試作品』
(特許第3510016号)
物理化学や自然科学の実験用、工業での金属磁化用専用試作機器として
政木和三先生がご発明なされた初期の頃の
元祖アナログ回路式機器を復活させることに成功しました!
ご用命の際は
下記のリンク先、もしくはE-Mailアドレスよりお問い合わせください。
令和3年3月に復活! 復刻版超強力磁力線発生器
画像の機器は平成10年の薬事法改定により製造販売が打ち切られた
元祖旧式アナログ回路が装着される超強力神経波磁力線発生器(Mリング)
元祖!本家本元!!
神経波磁力線発生器と復刻版磁力線発生器との内部構造や動作の比較
提供:株式会社ケネスト
info@knestinc.jp
税込¥330,000,-
≪ご注意事項≫
この試作品は一般的な完成型の市販商品ではありません。
完全オーダーメイド方式のみにて
ご依頼者様個人と当方との合意・同意の上で
組み立てセット一式の試作品として特別に製作させていただきます。
そして
ご依頼者様個人によって組み立てられましたこの試作機器は
政木和三先生と北野電機が平成10年まで製作していた
当時のアナログ回路方式の復刻版として
ありのままに復元した内容構造の機器となっています。
しかしながら
現在の日本国憲法を遵守するにあたり
この機器の内容構造は
人体への使用が禁止される対象品となっています。
ゆえに
全てはご依頼者様各自の自己責任において法律をご遵守の上
ご使用・ご活用いただきますようお願い致します。
また
当方はご使用に関する一切の責任を負いませんので
上記の旨をご理解、ご確認いただいた上でお問い合わせくださいますよう
何卒、宜しくお願い申し上げます。
なお
機器への一年間の無償保証はもちろんのこと
その後の機器修理に関しましては従来の元祖旧式機器と同様に
引き続き対応させていただきます。
保江 邦夫 先生 【第2回 バロン保江のエリア55】 2021年
~ 悲運の発明品がついに復活! 復刻版 超強力磁力線発生器!! ~
≪復刻版 超強力磁力線発生器 試作機 の内蔵タイマーについて≫
旧式の神経波磁力線発生器の内部部品には最大作動時間60分設定
(通常30分に設定しています)
可能なタイマーが組み込まれていましたが(一部、後期型のMリングは除く)、
今回復活させました復刻版 磁力線発生器には
最大作動時間3時間まで設定可能なタイマーが装着されています。
(出荷時は作動時間を1時間設定にしていますが、
ユーザー様にてご自由に作動時間を最大3時間まで設定していただけます。)
画像は元祖 超強力神経波磁力線発生器のタイマー
(こちら赤い針が60分設定になっています)
画像は本家本元 超強力復刻版磁力線発生器のタイマー
(こちら赤い針が1時間設定になっています)
最後に
当方は販売等々に一切関わっていませんが
元祖旧式の超強力神経波磁力線発生器(Mリング)より改良が施され
厚生労働省より医療用機器として許認可を受けています
家庭用電気磁気治療器のバイオイーザーをお求めの方は
正規にお取り扱いの有限会社政木研究所様へ
そして
元祖旧式機器のアナログ回路からデジタル回路へと改良が施され
厚生労働省より医療用機器として許認可を受けていない
家庭用健康機器のセルパワーをお求めの方は
製造販売元の株式会社セルパワー様へ
それぞれ直接に
お問い合わせくださいませ。