『 この世に不可能はない 』
~ The Power of Mu ~
生命体の 無限の力
序章
『私』という人間
◎ 六十歳が無欲で飛ばした三七〇ヤード
このように、私の発明はすべてお金とは無縁のところから生まれている。
後でくわしく述べるが、欲望や雑念を捨て去ると、脳波が下がり、インスピレーションや創造力が生まれ、思いもよらない力が発揮できるのである。
これは、何事においてもそうだ。
たとえばゴルフを考えてみよう。
私は、ゴルフほどやさしいスポーツはないと思っている。
野球やテニスと違い、止まっている球を好きなときに打つのだから、運動神経や反射神経がいらないのである。
ただし、欲望があったら決して上達しない。
これだけは、はっきりしている。
私は五十歳でゴルフを始め、その後、一年半ほどやってハンディキャップ一五になったときにいったん中止し、五年後に再開した。
シングルプレーヤーになったのは五十八歳のときで、翌々年に関西シニアゴルフ選手権(現在は「西日本シニア選手権」に名称変更)で優勝している。
このときは、三七〇ヤードのミドルホールでワンオンに成功し、新聞にも大きく取り上げられた。
また、七十二歳のときに、アマチュアとしては世界で初めてエイジ・シュート(年齢と同じスコアで回ること。ここでは七二ストロークのパープレー)を達成することができた。
ホールインワンは七回も記録している。
最近では一か月半に一回しかコースに出ていないが、この間も七一で回った。
本当にゴルフほど簡単なスポーツはない。
ゴルフを始めたのは、私が顧問をしていたある大会社のゴルフ好きの社長から
『あなたもゴルフをやってみなさいよ。
これから一か月打ちっぱなしで練習すれば、かなり上達するはずです。
一か月後に、ひとつ二人で試合をしましょうよ』
と誘われたのがきっかけである。
私もその気になり、一か月後の試合を約束して早速ゴルフ練習場へ打ちっぱなしに行った。
ところが、コーチを受けたプロの話を聞いていると、力学的にも運動生理学的に考えても全くありえないことをいう。
別のプロに聞いても同じであった。
そんなはずはないと思い、打ちっぱなしをやめて、ゴルフの実験をしてみることにした。
私は、まがりなりにも科学を専門に学んだ人間である。
何でも科学的に考える癖がついており、しかもそれを実験で確かめなければ気がすまない。
そこで、大学の中に実験装置をつくり、ボールがクラブヘッドに当たったときにどういう運動をするか、どういう回転をするかなどを調べてみたのである。
実験の結果、クラブヘッドに当たったときのボールの変形具合、飛び出すときの速度や角度、そのときのボールの回転数や回転で生じる空気抵抗の度合いなどが測定され、そこから結論として、
『振りおろすときに手の力を抜き、ヘッドがボールに当たるときにグリップを止めてクラブを振り子のように振る』
という基本的な打法が導き出された。
筋肉や骨格に無理がかからずに、最大の力が発揮されるという、まさに力学的・人間工学的ゴルフである。
こうして約束の一か月後、私は生まれて初めてコースに出た。
相手の社長は長年ゴルフをやっているベテランだが、私は彼を圧倒した。
初めてコースを回った未熟者にもかかわらず、最初のハーフは四四、後半も同じくらいのスコアで上がることができた。
実験から導き出された打法は、後に私が打ち方の基本と考えるようになった打法と根本で通じるものがある。
私の打ち方の基本とは、何よりもまず
『飛ばしてやろう』
『入れてやろう』
という欲望を捨てることだが、そういう無欲のゴルフに通じる打法を、私は実験から導き出したのである。
もっとも、以前と現在とでは、打ち方にかなり違いが出てきてはいる。
現在の打ち方のほうが、改良が加えられた分だけ進歩していることは、いうまでもない。
最近、大阪でゴルフをする機会があった。
大阪でゴルフをするのは五年半ぶりである。
このとき、不思議なこともあるので、ゴルフ場の風景を見たとたんに、以前の記憶が戻り、私の打ち方までが以前の古い打ち方に戻ってしまったのである。
そのため前半は調子が出ず、ボギーの連続であった。
ところが、お昼に同行の人たちとグラスに二杯ほどビールを飲み、少しポーッとして再びコースに出ると、以前の記憶が消え、打ち方も新しいフォームに変わっている。
調子も回復し、バーディーが四つも続いた。
かつて行ったことのある場所に行って再び同じ風景を見ると、記憶が戻り、神経も以前と同じように作用するようになるものなのかもしれない。
結局、ビールを飲んで過去の記憶が消えたとたんに、現在のフォームが回復したのである。
このとき一緒に回っていたキャディーさんが、以前訪れたときのことを覚えていて私に話しかけてきた。
『あなた、ずいぶん前、ここの二番ホールで、雨が降っていて滑りましたよね。
滑って、そこの階段で頭を打ちましたよね』
そうなのである。
五年半前、この同じゴルフ場の二番ホールで転んで頭を打ち、自分としては意識がないままプレーを続けた。
しかも残りのホールはすべてパープレーであった。
私は頭を打ったまでは覚えているが、それ以降のプレーは全く覚えていない。
それがすべてパープレーであったというのは、意識が回復してから聞いた話である。
ゴルフとは、つまりこういうものだと思う。
ビールを飲んで何も考えなくなる。
あるいは意識不明になって完全に欲望が消える。
そのときにバーディーが四つも続いたり、全ホールをパープレーで終了したりできるのである。
初版印刷:1997年7月20日
初版発行:1997年8月5日
著者:政木和三
発行人:枻川恵一
発行所:㈱サンマーク出版
発売元:㈱サンマーク
印刷:共同印刷㈱
製本:㈱若林製本工場
©Kazumi Masaki. 1997
ISBN4-7631-9192-6 C0030
政木先生とのご縁の始まりは、
令和元年七月一日に他界しました昭和五年生まれの私の実父が小学生時代の頃より電気のイロハを教わり、
(実際に、電気ギター制作等々、様々な電気技術のご教授を、家族ぐるみのご近所付き合いの中で個人的に無償で賜ったそうです)
その後、御晩年には、政木先生の素晴らしいご発明品の集大成のひとつとして
“世のため、人々のため”に御余生をかけ陰徳にご尽力なさいました
超強力 神経波磁力線発生器
(改名機器、インパルス磁力線、そして、Mリング。すべての御販売は㈲政木研究所、㈲ケントにて)
の製造に至るまで、数々のお仕事をお世話頂き、
政木先生がお亡くなりになる最後の最後まで、私も含め家族ぐるみのお付き合いを賜わり、
今も尚、心の底よりとても尊敬し、感謝している恩師・師匠です。
政木和三先生の廃刊御著書
『 この世に不可能はない 』
~ The Power of Mu ~
生命体の 無限の力
を現状のブログデザインに合わせて
再び掲載させて頂きます。
政木先生の御教えである
『目先の欲望を捨て去り、世のため、人々のために尽力せよ!』
との仰せを引き続き継承するため、
今後も少しずつではありますが、
何度も何度も繰り返す、日々の心の学びの礎として、
政木先生の御教えのすべてをこれからも紹介させて頂きますので、
皆様には引き続きのお付き合いの程、
何卒、宜しくお願い申し上げます。
深謝
m(__)m
完全オーダーメイド組み立て一式品
『復刻版 超強力磁力線発生器 試作品』
(特許第3510016号)
物理化学や自然科学の実験用、工業での金属磁化用専用試作機器として
政木和三先生がご発明なされた初期の頃の
元祖アナログ回路式機器を復活させることに成功しました!
ご用命の際は
下記のリンク先、もしくはE-Mailアドレスよりお問い合わせください。
令和3年3月に復活! 復刻版超強力磁力線発生器
画像の機器は平成10年の薬事法改定により製造販売が打ち切られた
元祖旧式アナログ回路が装着される超強力神経波磁力線発生器(Mリング)
元祖!本家本元!!
神経波磁力線発生器と復刻版磁力線発生器との内部構造や動作の比較
提供:株式会社ケネスト
info@knestinc.jp
税込¥330,000,-
≪ご注意事項≫
この試作品は一般的な完成型の市販商品ではありません。
完全オーダーメイド方式のみにて
ご依頼者様個人と当方との合意・同意の上で
組み立てセット一式の試作品として特別に製作させていただきます。
そして
ご依頼者様個人によって組み立てられましたこの試作機器は
政木和三先生と北野電機が平成10年まで製作していた
当時のアナログ回路方式の復刻版として
ありのままに復元した内容構造の機器となっています。
しかしながら
現在の日本国憲法を遵守するにあたり
この機器の内容構造は
人体への使用が禁止される対象品となっています。
ゆえに
全てはご依頼者様各自の自己責任において法律をご遵守の上
ご使用・ご活用いただきますようお願い致します。
また
当方はご使用に関する一切の責任を負いませんので
上記の旨をご理解、ご確認いただいた上でお問い合わせくださいますよう
何卒、宜しくお願い申し上げます。
なお
機器への一年間の無償保証はもちろんのこと
その後の機器修理に関しましては従来の元祖旧式機器と同様に
引き続き対応させていただきます。
保江 邦夫 先生 【第2回 バロン保江のエリア55】 2021年
~ 悲運の発明品がついに復活! 復刻版 超強力磁力線発生器!! ~
≪復刻版 超強力磁力線発生器 試作機 の内蔵タイマーについて≫
旧式の神経波磁力線発生器の内部部品には最大作動時間60分設定
(通常30分に設定しています)
可能なタイマーが組み込まれていましたが(一部、後期型のMリングは除く)、
今回復活させました復刻版 磁力線発生器には
最大作動時間3時間まで設定可能なタイマーが装着されています。
(出荷時は作動時間を1時間設定にしていますが、
ユーザー様にてご自由に作動時間を最大3時間まで設定していただけます。)
画像は元祖 超強力神経波磁力線発生器のタイマー
(こちら赤い針が60分設定になっています)
画像は本家本元 超強力復刻版磁力線発生器のタイマー
(こちら赤い針が1時間設定になっています)
最後に
当方は販売等々に一切関わっていませんが
元祖旧式の超強力神経波磁力線発生器(Mリング)より改良が施され
厚生労働省より医療用機器として許認可を受けています
家庭用電気磁気治療器のバイオイーザーをお求めの方は
正規にお取り扱いの有限会社政木研究所様へ
そして
元祖旧式機器のアナログ回路からデジタル回路へと改良が施され
厚生労働省より医療用機器として許認可を受けていない
家庭用健康機器のセルパワーをお求めの方は
製造販売元の株式会社セルパワー様へ
それぞれ直接に
お問い合わせくださいませ。